ベタベタの季節に「トマト」トマトと梅のそうめんカッペリーニ | キレイノート

KIREI NOTE

10/SERIAL STORY

2021.05.27

ベタベタの季節に「トマト」トマトと梅のそうめんカッペリーニ

仕事を休むほどではないけど、体がだるい、気持ちがスッキリしない、“なんとなくの不調”ってありますよね。
それ実は、季節や気候の変化が影響しているのかも。「季節の症状の改善には季節の食材が効果的」という東洋医学の知恵に基づき、旬をおいしくとり入れた献立=食養膳をお届けします。カラダとココロをセルフメンテナンスしていきましょう!

6月前期のカラダとココロ

梅雨めいて湿気が高くなり、汗をかきやすくなってくる季節。汗のベタベタや匂いが気になり始める頃です。汗の最も大切な役割は、体温のコントロール。運動量が増えたとき、体温が上がりすぎないように熱を外に逃がすために発汗します。人間にとって正常な働きですが、そこに不快感が伴う場合も。必要以上に汗をかきすぎる多汗症と、匂いが気になる臭汗症(腋臭症など)があります。
漢方では、湿気を含んだ熱が体にこもると、分泌物や排泄物がベトベトして匂いが強くなると考えられています。むし暑く、じめじめと汗をかきやすいこの時期は、適度に水分補給して、体にこもった熱を薄めて排出することも大切です。

汗の匂いが気になる方は、運動や入浴などで発汗の機会を増やして代謝機能を上げることを意識しましょう。汗腺に汚れが溜まるのを防ぎ、汗の匂いが軽減されます。また、冷たいものの摂りすぎや冷房のあたりすぎは、自然の発汗を抑制し、汗腺を詰まりやすくするので、あたたかいものを摂ることも忘れずに。その際、辛いものや味の濃いものなどは汗のにおいを強くするため、なるべく避けてください。
汗を上手にかいて代謝機能を上げ、汗腺をつまらないようにしておくことが、これからの季節に冷え性を起こさないことにもつながります。

この季節になるべく避けたいこと

辛いものなど熱になるもの、冷える食べもの、 冷房や冷たいもので体を冷やしすぎること

ベタベタの季節にトマト

リコピンやβカロテン、ビタミンCなど、さまざまな栄養成分をたっぷりと含むトマトは、東洋医学で「解暑(かいしょ)」と呼ばれる作用があり、脱水を潤して、咽の渇きを止めます。まさに、むし暑い時期にこもった熱をとり除き、水分補給にぴったりの夏野菜。ベタベタとした匂いの強い汗を軽減する効果も期待できるといわれているので、汗が気になる方は積極的に摂りましょう。旬の時期はさまざまな種類が出まわるので、食べ比べてみるのも楽しいですね。

トマトを使った主食

トマトと梅のそうめんカッペリーニ

材料(2人分)

  • トマト 大1個
  • オリーブオイル 大さじ
  • 塩 少々
  • 梅干し 1個
  • 生姜すりおろし 少々
  • はちみつ 小さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1
  • プチトマト 6個
  • 塩 少々
  • オリーブオイル 小さじ1
  • そうめん 4束
  • 大葉 適量

露地もののトマトが出まわりだす季節、そしてむし暑い入梅の候。フレッシュなトマトと梅干しの酸味を合わせた、さっぱりと冷たい麺のレシピは、極細パスタ「カッペリーニ」の代わりに「そうめん」を使用。熱を通したトマトを使うことでコクがアップ、生のトマトも合わせて味わいの変化が楽しめます。梅干し、生姜、大葉をとり入れるので、トマトを生で摂っても胃腸を冷やしすぎず、代謝を下げません。汗の匂いが気になる方のために、にんにくは抜きました。

1 下準備

トマトはヘタを除いてざく切りに。プチトマトは半分にカットして、塩とオリーブオイルを加えてマリネしておく

2 トマトを炒める

フライパンにオリーブオイルを熱して、トマトを炒める。塩を加えてトマトの水気がしっかり出たら、火を切り粗熱を取る

3 ソースづくり

炒めたトマトをミキサーに入れ、種を除いた梅干し、生姜すりおろし、はちみつ、オリーブオイルを加えてなめらかになるまでまわす。味を見ながら塩で調整

ひと手間の理由

ミキサー以外にハンドブレンダーでもOK。なければ、フォークなどでトマトをつぶして、ほかの具材と混ぜ合わせてください。そうめんとあえるので、しっかりと味つけしておきましょう

4 そうめんを茹でる

そうめんを茹でて冷水でしめる。水気が残っていると味がぼやけるので、しっかりとしぼる

5 仕上げ

トマトソースとそうめんをあえて、皿に盛る。マリネしたプチトマトとちぎった大葉をのせて、香りづけにオリーブオイルをかけて、できあがり

「環境問題」と聞くと遠い話のような気がしますが、食べているものがどのように作られているのか、ゴミがどのように処理されているかを考えることが世界の環境につながります。自分が変わると世界が変わるのです。

(献立担当) 鈴木聖子 Seiko Suzuki

料理研究家。大学で栄養学を習得し、卒業後は飲食店のスタッフトレーニングや商品開発の仕事に従事。その後オーストラリアへ渡り、レストランで働きながら食文化を学ぶ。帰国後はクッキングスクールに10年間勤務。2013年から「3さいからはじめる料理教室 KISSAKO」を主宰。季節の食材を使う料理レッスンのほか、企業向けのレシピ開発、ケータリング、加工食品販売なども手掛ける。頭の中は常においしいもののことでいっぱいな二児の母。

料理教室・料理研究家KISSAKO / instagram / facebook

唐辛子やにんにく、もち米などは皮膚の炎症をひどくし、化膿させる働きがあります。脂っぽいものやこってり甘いものは血液の流れを悪くし、うっ血させる作用があるので、日焼けや皮膚の炎症があるときには注意が必要です。

(カラダとココロ担当) 飛奈光重 Mitsue Tobina

漢方家。大学の薬学部在学中、医療ミスで祖母を亡くした経験から東洋医学と漢方の道へ。卒業後は漢方専門薬局に勤務し、数多くの漢方相談を受けることで臨床経験を積む。2019年「漢方専門 横浜梅桜堂薬局」を開業。婦人病、皮膚病、目の病気の研究に特に力を入れている。漢方歴25年、薬剤師と国際中医師の資格を持つ。
横浜梅桜堂薬局

編集・文/依知川亜希子 撮影/黒澤義教

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