2022.02.15
ピラティスのお話
佐藤めぐみのセルフケアノート
女優の佐藤めぐみさんに、趣味であるコーヒーやピラティスなどについて語っていただく「佐藤めぐみのセルフケアノート」。2回目となる今回は、長年取り組んでいらっしゃるピラティスについて。今この瞬間から取り入れられる“小技”も教えていただきました!
profile
女優
佐藤めぐみ
1984年東京生まれ。2001年、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS)でデビュー。その後はドラマ「花より男子」(TBS)、連続テレビ小説「ちりとてちん」(NHK)、「砂時計」(TBS)など話題作に多数出演。2019年には「旅するドイツ語」(NHK)で旅人を務めた。その後も舞台・CM・ドラマなど幅広く活躍中。
Mind
ピラティスのお話
こんにちは! 佐藤めぐみです。今回もお邪魔します!
2022年がスタートして少し経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 私は30代の厄年をやっと抜けることができ、すっきりした気分でいます。
…と書きたいところでしたが、先日交差点で派手に転倒(笑)。パンツが破けるほどの転び方をしました。小学生のような膝の擦り剥け方。久しぶりの負傷です。
これでやっと厄が落ちたことを願います。
さてさて。
今回はピラティスについて。私はマットピラティスの資格を持っております。なぜ私がここまでハマったかというと、最初はひたすらに美容のためでした。仕事柄、自分の体型を維持しなければならず、加圧トレーニング、キックボクシング、あるゆる種類のヨガや整体など色んなことを試していた時期がありました。
それにしてもお金がかかる、気合いが必要、やらないと罪悪感がある…など、なかなか続けるのは大変でした。
私は食べることが大好きなため、運動はマストです。
続けられる運動を模索する中で、とあるプライベートレッスンの一部に組み込まれていたのがピラティスでした。最初は地味で、小難しいという印象でした。
ですがだんだんと細かいところまで意識がいくようになったり、キツ過ぎないけど効果があるなぁ、なにより気持ちがいいなぁ! と思うようになりました。その時先生に言われたのが、『ピラティスが必要ない人はいない』という言葉です。
ピラティスは、リハビリを目的として作られたドイツ生まれのメソッドです。いかに身体をニュートラルに戻すか、効率良く動かすか。すべての運動のベース作りになるのがピラティスなんです。
すべての人が自分の身体を大切に守るための運動であり、心も身体もしなやかに過ごすことができるもの。私はピラティスと、おばあちゃんになるまで付き合いたいなと思いました。
人の身体の年齢は背骨のしなやかさで決まるそうで、背骨が硬いと筋肉が正しい位置につかなかったり、身体の隅々に意識が届かなかったりして、身体は衰えます。
背骨を正しく動かすことはアンチエイジングにもなるのです。
背骨を意識するのはなかなか難しいので、普段からできるピラティスの第一歩をシェアしますね!
ピラティスを人に教えていた時に気づいた、誰でも当てはまることは首が前に出ていることでした。
なので、気づいたときには二重顎になるくらい首を引くと、それが背骨の正常な位置です。今はスマホやパソコンなどどうしても首が前に落ちてしまいます。
気づいたときには二重顎!(にするくらいの気持ちで!(笑))
あとは、尿を我慢する時に使う筋肉。我慢しようとすると下腹の奥の方が締まると思います。気づいたらキュッと締めてあげてください。
自然と重心も引き上がります。これも簡単にできますよね!
ピラティスの意識を持つだけで、体重が5キロ落ちるという人もいました(レッスンを受けたことのある人ですが)。骨が正常な位置に戻り、無駄なものが削ぎ落とされるのです。
まだまだあげたらキリがなくなってしまうので(笑)、機会があれば是非ピラティスを体験してもらいたいなと個人的には思います!
身体がしなやかに上向きになると、気持ちも柔軟になります。心も身体も調和した人になりたいですよね。
思い立ったらすぐに目標が立てられて、すぐに始められるのが運動。小さな目標を達成していくことで自信につながります。
少しずつでも、自分の好きなところ自分でつくることができます。
大人は擦り減ることが多いけれど、自分の好きなところは、自分でつくればいい!
年齢のせいで自分を諦めないでください!(自分にも言い聞かせてます。 )
好きな自分で、毎日しなやかにマイペースに過ごしたいですね!
ではまた!