2026.07.03
【比留川游】体質にあった食事法と、スキンケア。40歳を迎え、さらに輝く美容法とは?
いつもの日常より少しだけラグジュアリーな空間で、キレイノートが今、お話を聞きたい方をゲストに迎える連載。第4回は、今年で40歳を迎えた比留川游さんです。
カメラの前で凛とした、でも時には柔らかな表情も覗かせてくれた比留川さんに普段の美容のこと、心に残った旅のことについてお聞きしました。
一日一食が省エネタイプの私には合っている

――キレイノートにご登場いただくのは約4年ぶりです。以前は電気バリブラシを使ってマッサージしているとおっしゃっていましたが、現在お気に入りの美容アイテムはありますか?
最近は以前とは違う会社の電気バリブラシを使っています。あとは温熱機能で肌を引き上げるようなケアができるものや、クリーニング機能が付いた美顔器も使っているので、当時よりアイテムは増えましたね。
――現在、肌悩みはありますか?
40歳になってからシミとシワが気になります。それをどう対処しようかな、と。シミはセルフケアだけでは難しい部分もあると思うので、クリニックで相談してみようかなと思っています。シワは美容液オイルを使ったり、保湿をしっかりしたり、アイクリームを塗ったりして対処しています。
――前回お話をうかがった時は、お食事は夜の一食のみとおっしゃっていました。それは現在も続けてらっしゃるのでしょうか?
続けています。やはり体質に合っているみたいで、体調はいいです。ご飯を食べるとすぐ眠くなってしまうんです。撮影がある日もコンディションを見ながら食事のタイミングを調整しています。胃を休められるので、そのほうが肌の調子もいい気がします。

――お食事に関して、毎日一食ということ以外に気にされていることはありますか?
食事の内容は少し気にしています。タンパク質や食物繊維、炭水化物、ビタミンCを摂るようにしています。でも、それぐらいですね。
――一日に一食なのも無理してではなく、自分の身体に合うから、ということですよね。
そうですね。そのほうが身体が本当に軽いです。人間が一番体力を使うのは食事の消化だということを最近知りました。私はもともと省エネタイプなんだと思います。だから自然と今のスタイルに落ち着いたのかもしれません。無理している感覚もないですし、私には合っている気がします。
――ちょっと変な質問ですが…お腹が鳴ってしまうことはないんですか?
さっきもすごく鳴っていました。お着替えをしている時からグーグー鳴っていて。そういう時は、コーヒーを飲むことが多いですね。コーヒーが大好きなので、お腹が空いた時も食事がしたいというより、コーヒーが飲みたくなることのほうが多い気がします。
――空腹にコーヒーを飲むと胃が痛くなることはないですか?
撮影現場や仕事の時は用意していただいたものしかないので難しいですが、できる限り豆乳や牛乳で薄めて飲むようにしています。家ではデカフェを飲んだり、アメリカーノのように薄めにして淹れたりすると、あまり刺激がないので大丈夫です。

――そのほか、体型維持のために行っていることはありますか?
家でストレッチと筋トレをしています。ジムはあまり得意ではないので通っていません。そういう話をすると、ジムに行かないとトレーニングができないと思われることもあるのですが、私の場合は自宅で続けるほうが性に合っているみたいです。ジムに通ったり、トレーナーさんと予定を合わせたりするほうが、かえって負担になってしまう気がします。
――ちなみに、ご自宅でのトレーニングはどんなことをされているんですか?
ダンベルとゴムを使った筋トレと、ストレッチを30分ほどしています。お風呂から上がった後、寝る前に行うのが習慣です。決まった筋トレとストレッチのメニューがあって、それを毎日続けています。その時々で気になる部分があればメニューを少し増やしたりしながら、自分なりに調整しています。
どういう生活をしていきたいかを考えることが多くなった

――2月には40歳を迎えられました。心境の変化はありましたか?
今までは「これから何をしよう?」「次は何に挑戦しよう?」というふうに、常に変化や新しいことを求める気持ちが強かったんです。でも最近は、これから先どんな暮らしをしていきたいかを考えることのほうが増えた気がします。
――何かに触発されてとかではなく、自然とそういう考えに?
人生を80年だと考えると、ちょうど半分くらいなんだなと思って。その残りの時間をどうやって楽しく過ごしていくかを考えた時に、健康のことだったり、将来に向けた準備だったり、趣味を増やすことだったり、そういうことを考えるようになりました。まだ半分あると思うと、意外と長いなと思っています。
――具体的にはじめたことはありますか?
今までより健康に気を遣うようになったのはありますね。あとは、両親と過ごす時間が増えました。実家が横浜なので、以前よりよく帰るようになって、一緒に温泉へ行ったりしています。

――年齢を重ねることにネガティブなイメージを抱いてらっしゃる方も多いかと思います。そういう方にどんな言葉をかけますか?
私としては、今までの40年間も十分楽しんできたので、これからもその延長線上にいられたらいいなという気持ちです。人生って楽しむことを忘れると大変だと思うので、日々の中で小さな楽しみを増やしながら過ごしていきたいですね。
――そう思えること自体が素敵だなと思うのですが、何かきっかけがあったのでしょうか? それとも、もともと?
うちの父は結構楽観的な人で、何があってもいつも「今日楽しかった?」と聞くんです。楽しむことを大切にする人なので、その影響は大きい気がします。
――素敵なお父様ですね。
でも、父は本当におしゃべりでずっと話しているんですよ。母もよく話すので、実家に帰るとかなり賑やかです。私はその横でずっと赤べこみたいに「うんうん」「へえ〜」と相槌を打っています。
――横浜出身とのことで、横浜でおすすめの場所を教えてください。
地元に「桐の家」というとんかつ屋さんがあるんですけど、本当に美味しいんです。いつもはヒレカツを頼むことが多いんですが、この間初めてイカフライを食べたら、それがすごく美味しくて。とんかつ屋さんでイカフライをおすすめするのもどうかなと思うんですけど、もし行かれることがあったらぜひ食べてみてほしいです。
ベリーショートが自分のキャラクターに合っている

――ショートカットが本当に素敵です。今回ショートカットにされたきっかけは何かあったのでしょうか?
今回、雑誌で特集を組んでいただくことになって、その際にどんなテーマにするかという話になったんです。最近はずっとショートボブだったので、久しぶりにベリーショートにしてみようかなと思って。そんな流れで切ることになりました。
――切ってみていかがですか?
すごくスッキリしています。やはりこの長さが一番楽ですね。自分のキャラクターに合っているなと思います。


――先ほど40歳で人生半分というお話ありましたが、今後の展望、やってみたいことはありますか?
自分の家を建てたいし、海外で暮らしてみたいし、猫も飼いたいです。あとは、いつか起業もしてみたいですね。最近、周りで自分の会社を立ち上げる友人が増えていて、その姿を見ているとすごく楽しそうだなと思うんです。自分で何かを形にしていく働き方にも興味があって、いつか挑戦してみたいなと思っています。
――やってみたいことがたくさんですね。
家づくりはすごく楽しそうだなと思うんです。建築も大好きなので、建築に関わる仕事も面白そうだなと思ったりして。そうなると資格が必要なのかなとか、大学に行ったほうがいいのかなとか、いろいろ考えています。
旅はいつでも行きたい

――旅についてもお聞かせください。これまで印象に残っている旅先について教えてください。
新潟の山奥にある温泉に行ったことがあるんですが、そこが本当に素敵でした。携帯も通じなくて、明かりもアルコールランプだけ。川沿いの山荘で、目の前に温泉があって、川を眺めながら湯船に浸かれるんです。
ひとつはぬるめのお湯で、隣には熱めの湯船があるので交互浴もできます。私は一日トータルで6〜7時間くらい温泉に入っていました。山荘の方に聞いたら、一日中入っている方もいらっしゃるそうなんです。それでも泉質のおかげなのか、肌がふやけないんですよね。入るたびに身体が軽くなっていくような感覚がありました。
お食事も、近くで採れた山菜やお魚を使ったお料理ばかりで、とても美味しかったです。滞在中にすっかり影響を受けてしまって、家に帰ってから山菜を買ってきて真似して作ってみたりもしました。でも素材も違いますし、腕も追いつかなくて、すぐに普段の食事に戻ってしまったんですけど(笑)。それくらい印象に残る、本当に素敵な宿でした。

――比留川さんにとってラグジュアリーな旅の条件とは。
古い建物も好きですし、歴史のある建物に泊まるのも好きです。モダンな空間に好きなアーティストさんの絵が飾られているようなお部屋にも惹かれます。普段東京で暮らしている部屋とはまったく違う空間で過ごせることが、自分の中では結構大事かもしれません。
――どういうタイミングで旅行をしたいと思われますか?
本当はいつでも行きたいんです。でも、やはり疲れている時や気分転換したい時に行きたくなりますね。
――今好きなだけ時間を使えるとしたら、どこに行って何をしたいですか?
ヨーロッパを何カ国か巡ってみたいです。現地の美味しいものを食べて、ワインを楽しんで、どこかの島に立ち寄って、ビーチでのんびり過ごす。そんな旅を2週間くらいしてみたいですね。

――宿泊施設を選ぶ際は何か重要視されてることはありますか?
旅館で食事が付いている場合は、自分の好みに合いそうかどうかを事前に調べます。宿で食事をしない場合は、お部屋の雰囲気や、温泉が好きなので泉質や温泉の種類を見て決めることが多いです。
海外だと、まずはお部屋ですね。お部屋の雰囲気はもちろん、アクセスの良さも重視します。買い物を楽しみたい時は中心部が便利ですし、郊外や自然の多い場所なら、建物が素敵だったり、プールが付いていたりする宿を選ぶことが多いです。
――旅先に絶対持って行くものはありますか?
海外に行く時は、筋膜ローラーが欠かせません。長時間のフライトの時は機内にも持ち込んでいます。それがあるだけで身体がすごく楽なんです。太ももの下に挟んだり、背中や肩に当てたりするだけでも気持ちよくて。ホテルに着いて疲れたなと思った時は、それを使ってストレッチをしています。
あとは化粧品も持って行きますが、基本的に荷物は少ないほうです。一泊なら下着だけ持って行くこともあります。寝る時用の靴下は持って行くことが多いですね。冷え性なので、身体が冷えて体調を崩さないように気をつけています。

Profile
比留川游
神奈川生まれ。10代の頃からモデルとしての活動をスタートし、現在もファッション誌やビューティ誌を中心に第一線で活躍している。
<衣装協力>
ロングシャツ ¥88,000、パンツ ¥66,000、スカーフ ※参考商品
すべてカナコ サカイ(info@kanakosakai.com)
ピアス ¥96,800 アグメス(コンクリート/info@concret3.com)
ベルト、シューズ 全てスタイリスト私物
ヘアメイク/菊地美香子
スタイリスト/福島あいか
撮影/須田卓馬
取材・文/ふくだりょうこ
撮影協力/OMO7横浜 by 星野リゾート
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