2026.07.29
日焼けは48時間が勝負!美容皮膚科医が教える、日焼け後にやるべきこと・NGなこと完全ガイド
海やプール、アウトドアなど、強い紫外線をたっぷり浴びる機会が増える夏。日焼け止めはしていたつもりでも、「うっかり日焼けした!」という経験はありませんか。
日焼けは、肌が黒くなるだけではなく、紫外線によるダメージを受けた”軽いやけど”のような状態。特に日焼け後48時間は、その後のシミやくすみを左右する大切な時間だといわれています。
そこで、クエスク スキンクリニック院長、皮膚科医・佐藤都雅先生に、日焼け後の正しいアフターケアを伺いました。

まず炎症を落ち着かせ、肌のバリア機能を守る
日焼け直後から48時間までの肌状態はどのように変化するのでしょうか?
「日焼け直後は紫外線によって肌細胞がダメージを受け、赤みやほてりがはじまります。24時間ほどで炎症がピークを迎え、その後48時間ほどかけてメラニンをつくるメラノサイトが活性化。この48時間以内に炎症をどれだけ抑えられるかが、将来のシミや光老化を防ぐカギになります」(以下、佐藤先生)
つまり、日焼け後に大切なのは、すぐに美白ケアをはじめることではなく、まず炎症を落ち着かせ、肌のバリア機能を守ることです。
STEP1 日焼けは軽度のやけど。はじめに「冷やす」が最優先
帰宅したら、最初に行いたいのが肌を冷やすこと。熱を持った肌を落ち着かせることで、炎症を最小限に抑えられるそう。「日焼けは軽度のやけどと同じ状態です。濡らした冷たいタオルや、タオルで包んだ保冷剤などを使い、ほてりが引くまでやさしく冷やしてください。この段階では高機能の美容液よりも、『冷やす』『守る』ことを優先に」。
肌が落ち着いたら、低刺激な化粧水でたっぷりとうるおいを補給します。

みずみずしいテクスチャーで角層までうるおいを届ける薬用化粧水。紫外線を浴びたあとの乾燥しやすい肌にも心地よくなじみ、キメを整える
STEP2 敏感肌用の保湿でバリア機能をサポート
日焼け後の肌はバリア機能が低下し、とてもデリケートな状態。刺激の少ないアイテムを選び、摩擦を避けながら保湿することが大切です。「アルコールや香料、レチノールなど刺激の強い成分は避け、セラミドやヒアルロン酸など、肌のバリア機能をサポートする成分がおすすめです。『敏感肌用』『アルコールフリー』などを目安に選ぶとよいでしょう」。また、化粧水だけを何度も重ねるのではなく、水分を逃がさないよう保湿まで行うこともポイント。

肌荒れを防ぎながらセラミドの補給を補い、うるおいを補給する敏感肌向けシートマスク。肌あたりがやわらかなシート素材で、まぶたや小鼻の横などのすき間にもピタッと密着

普段のスキンケアが使えないほど敏感になっている場合は、ワセリンで水分の蒸発を防ぐ方法も。肌表面をうるおいでコーティングして、肌の乾燥を徹底的に守る
STEP3 肌が落ち着き、赤みが引いたら、美白ケアをスタート
日焼け直後は「冷やす」「守る」が基本ですが、赤みやヒリつきが落ち着いてきたら、シミ・くすみを防ぐための美白ケアに切り替え時。「赤みや痛みがある日焼け直後は、美白美容液やビタミンC配合の化粧品が刺激になることがあります。肌が落ち着いてから取り入れるのが、効果的かつ安全です」。
このタイミングでは、美白有効成分を配合した美容液やクリームを取り入れ、紫外線ダメージを受けた肌をしっかりケアしましょう。

角層内の必要な場所まで美容成分を届ける独自の技術、Qusome®処方で、高濃度ピュアビタミンCを肌のすみずみに届け、乾燥、くすみ、毛穴ケアに。美容クリニックのレベルアップ法を再現したケアを自宅で叶える

資生堂独自の美白有効成分4MSKを最高濃度配合。眠っている間にうるおいを閉じ込め、乾燥しやすい肌をしっとりと包み込む薬用クリームマスク

美白有効成分、コウジ酸配合で、角層のすみずみまで潤いと透明感で満たす美容液。肌にすっとなじむ軽やかなつけ心地で、ベタつかない
インナーケアもプラスして、内側からサポート
スキンケアに加え、体の内側から紫外線ダメージにアプローチすることも日焼け後の肌には有効です。「炎症が落ち着いた後は、外側からのケアだけでなく、ビタミンCやトラネキサム酸などを取り入れるインナーケアも、メラニン代謝をサポートする方法のひとつです」。

ビタミンC2000㎎、L-システイン240㎎を配合。しみのもととなるメラニンの過剰な生成を抑制、できてしまった黒色メラニンを無色化する。さらに、ターンオーバーを整え、メラニンの排出を促進する

外出する前のインナーケアとして。フラボノイドを含むシトラス果実・ローズマリー葉エキス 250mg、ビタミンC100㎎、ビタミンD5μgなどを配合
これは避けたい!日焼け後のNGケア
日焼け後の肌はとても敏感な状態なので、間違ったケアで悪化することもあります。「熱いお風呂やスクラブ、ピーリング、強いパッティングなどは炎症を悪化させる原因になります。また、皮がむけてきても無理にはがさず、自然に落ちるのを待ちましょう」。
日焼け後は”攻める”よりも”いたわる”ことを意識して、肌の回復を優先することが大切です。
アフターケアを習慣にして、夏のレジャーを楽しんで!

紫外線を完全に避けることは難しくても、日焼け後の過ごし方は自分で変えられます。ただ、水ぶくれができたり、強い痛みや発熱を伴う場合はセルフケアに頼らず、早めに皮膚科を受診しましょう。正しいアフターケアを習慣にして、夏のレジャーを思いっきり楽しみながら、透明感のある肌をキープしてください。

大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスの美容ライター、エディターとして20年以上のキャリアをもつ。2023年4月より娘と一緒にオーストラリア・メルボルンへ移住、2025年12月帰国。3年間のオーストラリアで暮らした経験で得たナチュラル&オーガニック美容、ヘルスコンシャスなライフスタイルをまとめた本「オーストラリアナチュラル美容案内」を執筆。“暮らすような旅”をこよなく愛し、年に数回は国内外を訪れている。■ウェブサイト: https://www.natsumemadoka.com/
■Instagram: @madoka_natsume
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