2026.01.12
人口73人の和歌山の町!ゆずとお母さんの料理で心も身体も温まる贅沢な温活旅
和歌山県の古座川町平井地区をご存知でしょうか? 大自然と人との繋がりを感じられる、豊かな時間が流れる場所です。ゆずの栽培が盛んで「ゆずの里」と呼ばれ、なんと人口は約73人。私は都内に住んでいるため、最初、人口を聞いた時は「本当に?」と驚きでした。
そんな都会とは異なる環境の町に贅沢な温活リトリート旅が叶うプログラムが登場したとのことで、実際に訪れて体験してきました。この地域の方と触れ合える時間にもなり、心も身体も温まるここでしか味わえない温活旅をレポートします。
「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」が企画するプログラム


このプログラムは和歌山県の串本町にあるホテル「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」オリジナルの体験プログラム「結びビト」で体験できるものです。まだあまり知られていない美しい地域に根付く伝統や文化、地元の人々との触れ合いなどを楽しんでもらいたいという思いから企画されたそう。

メルキュール和歌山串本リゾート&スパには、お近くの方は電車や車でも向かえますが、遠方から訪れる場合は、先ずは飛行機で南紀白浜空港へ。そこからリムジンバスで串本駅に向かい、その後、ホテルの送迎バスでホテルに行けます。私は空港でレンタカーを借りて、約1時間半のドライブでホテルに向かいました。
今回のリトリートプログラム(1名6,000円・税込)が受けられる「古座川ゆず平井の里」にはホテルから車で50分です。

土地の96%が森林という自然豊かな地。ドライブ途中の道も山道で野生の猿に出くわすサプライズも。山々に囲まれた立地、湧き出る清流や朝夕の気温差など、さまざまな自然条件が、爽やかで香り高いゆずを育ててくれるそうです。
地域活性化の現状や想いを知れる貴重な機会にも

出迎えてくださったのは地域の活性化を目指し、ゆずの栽培や加工事業を精力的に行う「古座川ゆず平井の里」代表理事の倉岡 有美さん。

ここでは地元のお母さんと触れ合う、ゆずを使った食や温活のウェルネス体験ができます。
お話を伺うと、「ここでしかできないこと、ここにしかない地域資源を生かして、過疎化が進む地域を元気にしたい」「多くの人にこの地域について知ってもらい、訪れて欲しい」「このゆずの栽培が途切れることなく代々、紡がれていって欲しい」という熱い想いがあり、日本の地方の現状を知れるとともに、取り組みの素晴らしさが心に響き、このような活性化の活動にも興味が湧きました。
地元のゆずを使用した贅沢な温活リトリートがスタート


古座川ゆず平井の里は昔の学校の図書館をリノベーションしていて、まるで古民家カフェのような温もりのある素敵な空間。ここで今回の温活リトリートプログラムがスタートしました。

まず、いただいたのは、この地域で採れたゆずの皮と果糖のみで作られたゆず茶。甘すぎず本当に美味しいです。人気の品で都内の一部スーパーでも購入可能だそう。


そして、ほっと一息ついた後にゆずとよもぎを使ったハンドバス(もしくはフットバス)で身体を温めます。桶も可愛くてほっこりします。




よもぎもこの地域で栽培して乾燥させたもの。地元産のゆずからできたエッセンシャルオイルと、黒潮の恵みを活かし海水を薪だけで炊き上げた「塩屋の天塩」も加わって、身体の芯から温まります。
丸ごとゆずが浮かんでいて、いつまでも浸かっていたい贅沢なバス。ゆずとよもぎの香りもふわっと漂い、ポカポカすると同時に心もほどけていくのを感じました。
自宅でも作れる本格的なスパイスを使った温活カレーづくり




続いてこの地域で採れたゆずを使ってブレンドしたオリジナルスパイスカレー作りを体験。調理は倉岡さんや地元のお母さんたちから教わります。
カレーは小麦粉やバターを使わず、新鮮な野菜とチキンをメインにした身体に優しいレシピです。この料理に使用するオリジナルスパイス「カレーパウダー」は和歌山県在住のスパイスコーディネーターマスターが調合している本格的なものです。


新陳代謝を高め、血流を良くする働きがあるといわれるチリペッパー(唐辛子)、血の巡りを良くし発汗作用もある温活にぴったりなシナモンなど、ゆずの他に13種類のスパイスが配合されていて、身体の芯から温めてくれます。
また、このオリジナルスパイスを含め、ゆずを使ったスパイスが6種類、販売されているのですが、このプログラムではお好みの2つをお土産に持って帰れるのでご自宅でも温活に活用できます。

調理後は自分たちで作ったスパイスカレーや地元のお母さんたちが作るお料理をいただきます。郷土料理の「ならあえ」は根菜類がたっぷり。血行を促進するビタミン類が豊富に含まれ、温活にもぴったりです。


温野菜にはここのゆずを使ったドレッシングやソースをつけていただきました。それが、あまりにも美味しくて思わず、販売しているドレッシングやポン酢などいろいろな調味料をお買い上げ。

スパイスカレーは玉ねぎなどの野菜の甘みやスパイスの辛み、香りが口の中で広がる奥深い本格的な美味しさ。食べている時もじんわり温かくなってきます。レシピも教わり、スパイスも持ち帰れるので自宅でも作れるのも嬉しいですよね。
何よりプログラムを通して地元の方と触れ合え、お話を聞けるのも楽しかったです。身体だけではなく、心も温まる、ここでしか味わえない贅沢な温活体験となりました。心からリフレッシュでき、これこそ、リトリートだなと感じました。
オールインクルーシブの「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」

プログラム体験後は車で約50分ほど移動してホテル「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」へ。途中には国の天然記念物「一枚岩」などもあるので、立ち寄るのがおすすめ。


このホテルはオールインクルーシブプランもあり、夕食・朝食・ラウンジのドリンクやおつまみが含まれていて、ゆっくりおこもり滞在するのにもピッタリです。私もチェックインからチェックアウトまで一度も外に出ずに食やホテルから見渡す絶景、温泉をゆっくり堪能してきました。


今回宿泊したお部屋は36平米と広々とした「クラシックツイン オーシャンビュー」。大きな窓から見える太平洋のビューが最高です。また、天気がいい日は朝日も見えるので早起きもしてみてください。

ホテルが高台に位置しているため、ラウンジやガーデンプールから眺めるパノラマビューが本当に美しいです。特に夕暮れ時がおすすめ。




ラウンジではドリンクやおつまみが飲み食べ放題。時間帯で少し内容が変わり、カフェやジュースだけではなく、お酒もあるので宿泊者に大人気です。


夕食は種類豊富なビュッフェスタイル。和歌山や地元料理、和洋中の料理が並び、どれを食べようか迷ってしまい、1泊では胃袋が足りません。




おすすめは串本名物 サンマ寿司、お刺身、お寿司、特製のローストビーフなど。柔らかいお肉のしゃぶしゃぶやチーズ盛り放題のハンバーガーはその場で作ってくれます。


さらには自分で作る和歌山ラーメンも人気です。


ビールなどのお酒や焼きたてクッキーシュークリームなどのデザートもあり、飲みながら最初から最後まで楽しめるパーフェクトな内容です。このホテルへのリピーターが多いのも納得。



朝食は和洋の料理が並ぶビュッフェスタイル。こちらも種類が豊富で海鮮など朝から豪華です。和歌山の郷土料理、鰹のお茶漬けや海鮮丼を絶景とともにいただきます。


朝にもラーメンがあったので手作りラーメンで〆てきました。このホテルは料理の種類が豊富でどれも美味しいのでファミリーやカップルなどそれぞれの好みに合わせて選べるのも魅力的だと感じました。

滞在中にぜひ堪能したいのが露天温泉風呂。太平洋・橋杭岩を見渡す抜群のロケーションです。夜は星空、朝は絶景を見渡しながら湯浴みを満喫できます。湯上がりに浴衣でゆっくりくつろげる温泉ラウンジにはアイスキャンディーやお茶が用意されていてサービスも充実しています。
知られざる和歌山の魅力に触れる
ホテルでの食や絶景、温泉に癒やされ、「古座川ゆず平井の里」の温活リトリートプログラムでは自分では訪れることがなかったであろう町の魅力や人の温かさを知れて心も身体もほっこりしました。
このような体験は貴重で地方を知れると共に、良い経験になること間違いなしです。いつもとは違う旅を求めて、また贅沢な温活を求めて、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。人との繋がりは旅をさらに豊に彩ってくれるはず。

制服をきたOLからフリーランスのライターに転身する。バックパッカーなどで世界を放浪。世界周遊、50カ国以上を訪れる。Traveling is Livingをテーマに人生と一緒で1人旅では自分の感性で進むことで、出会うべくところに行き、出会うべく人に出会う楽しさを知る。落ち込んだ時も旅に救われる経験をする。そんな経験を元に「言葉を紡ぐ旅人」として心を整える旅を推奨。タイ好きでタイ観光庁から推薦を受けASEAN観光への貢献に対して感謝状を授与。日本代表として世界のインフルエンサーが集まる海外の会議などにも参加。神社家系で、世界中のパワースポットも訪れている。音楽を愛しフェス好き、DJもする。
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