【元国際線CA芸人・CRAZY COCO】美容も人間関係も「無理をしない」を大事に
INTERVIEW

2026.01.30

【元国際線CA芸人・CRAZY COCO】美容も人間関係も「無理をしない」を大事に

元外資系キャビンアテンダントのCRAZY COCOさん。現在は、吉本興業所属の芸人さんとして活躍されています。COCOさんは27歳で外資系の航空会社に入社し、これまで訪問した国は約70カ国と、言わば“旅のスペシャリスト”。

今回、「kirei note AWARD」のtravel部門の審査員を務めるCOCOさんにCAを目指した理由や、機内に持ち込むと便利なグッズなど、旅にまつわるお話を聞きました。また、いつも明るいCOCOさん流、前向きな気持ちで過ごせる秘訣も…!

CAという職業よりも、会社自体に魅かれて猛勉強

――CAからお笑い芸人という異色のキャリアを持つCOCOさんですが、最初は商社にお勤めだったとか。そこからCAを志した理由を聞かせてください。

きっかけは留学中に仲良くなった友人の一言です。その友人はすでに外資系航空会社のCAとして働いていました。その友人に「COCOちゃん、今の仕事楽しい? なんか留学中のCOCOちゃんのほうが生き生きとしていたよ」と言われました。私があまりにも楽しくなさそうにしていたからかもしれません。自分でも、今の仕事、あんまおもろないな…と思っていました。するとその友人が、「近々、CAの中途採用の試験があるから受けてみたら? きっとCOCOちゃんに合うと思うよ」と言ってくれたんです。

――では、もともとCAを目指していたわけではないんですね?

はい、まったくです。CAになるなんて考えたことすらありませんでした。

友人に聞いて初めてその航空会社の存在を知ったくらいです。でも、私のことを理解してくれている友人がCAに向いていると言ってくれているんだから…受けてみようと思い、中途採用試験を受けました。

――結果はどうでしたか?

落ちました(笑)。落ちるんかいっ! って自分にツッコミを入れたくらいです。

でも、試験の時に受験者全員で会社のイメージビデオのようなものを見て、「この会社に絶対に入りたい」と強く思ったんです。目標ができたのでそこからは商社の仕事が終わってからCAの専門学校で勉強し、再挑戦しました。合格を手にした時は、めっちゃ嬉しかったです。

――CAになる前から旅行は好きでしたか?

大好きでした。だからCAになっていろんな国へ行けることは楽しくて仕方なかったです。フライトがなければ行くことはなかったような国にたくさん行くことができました。

COCOさんがオススメする旅先は…?

――これまでの旅先で印象深い国はどちらですか?

たくさんありますが、アフリカのタンザニア連合共和国のザンジバル島です。アフリカ東海岸のインド洋上にある人気のリゾート地で、ドバイからタンザニアまで直行便に乗って、そこからさらにプロペラ機を乗り継いで行きます。「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの生誕の地として有名です。

――聞き慣れないザンジバル島ですが、COCOさんのオススメなら興味があります。

アフリカと聞くとそれぞれイメージがあると思いますが、ザンジバル島は本格的なリゾート地です。なによりも食事が最高でした。特にシーフードがとっても美味しかったです。私が旅した時は友人たちとヴィラを一棟借りて滞在しましたが、そこにはシェフがいて、今日はパンケーキ、今日はオムレツと朝から美味しい食事を準備してくれました。とにかく日本人の口に合うんです。

――リゾート地ということなので海もキレイそうです。

めちゃくちゃキレイですよ。他のリゾート地と違うところはビーチにマサイ族がいることかもしれません。ザンジバル島はマサイ族の出稼ぎ地らしく、私もこの地で初めてマサイ族に会いました。とにかく楽しい島です。旅行を考えている方は旅先の候補に入れてください。

旅へ持って行くと便利なグッズ3選

――ザンジバル島が上級編とすると、中級編でオススメの場所はありますか?

タイですね。仕事で何度も行きました。実はクルー同志で月に数回だけフライト先を交換できるんです。私はタイが大好きなのでよく代わってもらっていました。何度行っても本当に魅力的な国です。美容関係だと韓国が有名ですが、タイも安くて質がいいと思います。私も当時、CA御用達のお店で眉毛アートをしてもらいました。

――「CAさん御用達」と聞くと行ってみたくなります。食事面はどうですか?

もちろんタイ料理も美味しいので大好きです。現地でお料理教室に行ったこともあります。パッタイやグリーンカレーを教えてもらったり、現地でしか買えない調味料を買ったり。CA時代は本当にいろんな経験をしました。ムエタイを習っている友人もいました(笑)。

――CAというお仕事柄、長時間のフライトは慣れていると思います。COCOさんが旅に必ず持って行くオススメのグッズを教えてもらえますか?

まず機内は乾燥するので絶対に「ミスト」は必需品です。RMKの機内に持ち込めるサイズのものを気になるところにシュッと吹きかけます。KIEHL’Sの保湿クリームを使うこともあります。あとは「スリッパ」。機内やホテルでやっぱり靴を脱ぎたくなりますよね。「タンブラー」も必ず持っていきます。理由は、海外のホテルの室内にあるコップ類を信用していないので(笑)。CA時代もマイタンブラーを持っているお客さんが結構いました。私も今は、タンブラーを必ずバッグに入れて持ち歩いています。

「私はギバー。テイカーには渡さへん!」

――SNSを拝見していると、美容もお好きなことが伺えます。美容においてこだわりやポリシーを教えてください。

無理をしすぎないということですね。例えばコンプレックスがあるからといって、いろいろ試しすぎないということです。また、ナチュラルさに欠ける美容はやらないと決めているんです。いろんな美容法がありますが、メスを入れることはやっぱり怖いですし、一度やってしまったら歯止めがきかないかも、という心配もあります。だから目下、メイクを工夫しています。

――例えばどんな工夫をされていますか?

涙袋がぷっくりしているのが憧れなのでラメをのせたり、メイク技術で自分のコンプレックスをカバーするようにしたりしています。メイク用品も「これオススメやで!」とSNSを見てくれている方たちに紹介しています。

――COCOさんのYouTube「心にビタミンC、足りとんけ?」でもさまざまな情報を発信してくれていますが、SNSなどで発信をする際に気をつけていることはありますか?

機内での過ごし方や、オススメのメイク用品の情報はなんぼでも発信しまっせ! と思っていますが、個人で感じ方が違うことについては控えています。例えば、私は2025年の6月に卵子凍結をしました。その時に「どこの病院にかかりましたか?」と多くの方に聞かれましたが、病院名など具体的なことはお話ししていません。私がうまくいったからといって皆さんもうまくいくとは限りませんから。

――先ほどCAの学校に通っていたとお話しされていましたが、そういう具体的なお名前も聞かれるのではないでしょうか。

聞かれます。経験者の話を聞きたい気持ちはわかります。でもその学校に行ったからといって全員がCAになれるわけではありません。自分の大事なことを決定する際はやっぱり自分で調べたほうがいいと思います。「私はギバー(与える側)。テイカー(奪う側)には渡さへん」というスタンスを守っています。

――明るくて健康的なCOCOさんに憧れる女性が多い中、COCOさん自身は心の健康をどんな風に保たれていますか?

自分の中で大事にしていることが2つあります。まず1つ目は、疲れる人とは会わないこと。学生時代は友だちと何時間一緒にいても楽しく過ごせましたが、大人になってから知り合った人もそうとは限りません。気が合わないと感じた人とは、お互いのためにならないので会わないようにしています。

――なるほど。無理をして人付き合いはしないということですね。

大人になって人との距離感や付き合い方はだいぶ変わりました。

そして2つ目は睡眠時間を削る仕事はしないということも決めています。芸能界に身を置いているので月に1,2回は数時間しか眠れないような仕事が入る時もあります。でも、基本的には睡眠時間を大事にしているので無理はしないと決めています。これからも細く長く健康的に過ごしていきたいと思っているので、とにかく無理はしません。

――1日どれくらい睡眠時間を取っていますか?

7時間は寝たいです。メンタルを健康的に保つためには適度な運動や食事、そして睡眠が基本の「き」だと思います。今日の自分の過ごし方が将来の自分に関係してくると思うので毎日意識して過ごしています。

常にご機嫌な人は“キレイな人”

――意志が弱いと落ち込んでいる人にアドバイスを求められたらどんな風に答えます?

意思が弱くても全然いいと思います。私も「明日は8時に起きて絶対にジムに行く」って決めても、いざ朝を迎えたらなかなか布団の中から出られないことはあります。でも、「やらなあかん時はやる!」というけじめが大事だと思います。朝からジムに行こうと思ったのに行けなかった時は夜はスープだけにする。撮影で一日中フルメイクだったのに、化粧を落とさずに寝てしまった次の日はすっぴんで過ごすなど。意思が弱くてできなかったことがあったとしても、それを取り戻す瞬間を作ってみたらいいと思います。そしてそれができたら自分で自分を褒める瞬間も大事だと思います。

――最後に、COCOさんの考える“キレイな人”とはどんな人ですか?

男女問わずご機嫌な人はキレイだと思います。

例えばタレントのアンミカさん。いつお会いしても常に一定のテンションで明るくて優しい方です。もちろん、外見もキレイです。聞くと旦那さんと夜一緒に走ったり、エレベーターの中ではスクワットをしたりしているそう。外見をキレイに保つために、見えないところで努力されているんだと思います。

――外見の輝きは内面に、その逆もあり得るということですね。

自己肯定感を高めるために自分ができたことはしっかり褒めるなど、ご機嫌なことが続けば人相にも出ると思います。外見だけを頑張ればいいわけではなく、美味しいものを食べる、しっかり寝る、ちゃんと動く、を意識すれば自己肯定感に変化が出てくると思います。そうしたら自然と笑顔が増えると思います。だから、「あの人いつもご機嫌でいいよね」と思われる人は、男女問わずキレイな人だと思います。私も毎日ご機嫌でいられるよう努力していきたいです。

Profile
CRAZY COCO
1986年生まれ。大阪府出身。27歳で商社から外資系CAへ。2021年の夏に新型コロナウイルスに感染し、入院。そのときに「明日、生きていられるかなんて誰にも分からない。だったら、やりたいことをやろう」とお笑い芸人への転身を決める。「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」では準決勝に進出し、話題になる。2022年3月から吉本興業に所属。YouTube「CRAZYCOCOチャンネル」は現在、登録者数 36.3万人と大人気。ヨシモトブックスより初の自叙伝『元CA芸人 CRAZY COCOの夢へのフライト直行便』が発売中。

<衣装>
シャツドレス ¥264,000(RequaL≡ )
ニット ¥242,000(Motohiro Tanji)
リング : イヤーカフとして使用 ¥12,000(gemma alus/ALUS)
イヤリング ¥28,600(CÉCILE ET JEANNE)
お問い合わせ:
RequaL≡ :ESTEEM PRESS info@esteem.jp
Motohiro Tanji :ESTEEM PRESS info@esteem.jp
gemma alus:en.gemmaalus.com
CÉCILE ET JEANNE:info@cecileetjeanne.jp

ヘアメイク/Mio(SIGNO)
スタイリスト/YOSHI MIYAMASU(SIGNO)
撮影/Paloma Benito
取材・文/安田ナナ

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