美しい肌のカギは“美肌菌”!注目のスキンケア「LINK+U」の秘密を大調査!
BEAUTY

2025.12.04

美しい肌のカギは“美肌菌”!注目のスキンケア「LINK+U」の秘密を大調査!

肌の不調スパイラルは、“美肌菌不足”が原因だった!? 

「ちゃんとスキンケアしているのに肌の調子がイマイチ」、「季節の変わり目になると肌が揺らぎやすい」──そんなお悩みはありませんか。その原因、もしかしたら「美肌菌」のバランスが崩れているのかもしれません。

美肌菌とは、肌に存在する菌(皮膚常在菌)の中で、肌を健やかに保つ働きをする菌のことです。お腹の腸内細菌と同じように、肌にも多様な菌がいて、そのバランスが肌の状態に影響します。代表的なのは、善玉菌として知られる「表皮ブドウ球菌」、悪玉菌と呼ばれる「黄色ブドウ球菌」、そして善玉にも悪玉にもなりうる日和見菌の「アクネ菌」。この3つのバランスが、美しい肌のカギを握っています。

美肌菌は、肌の潤いを生み出してバリア機能を支えたり、コラーゲン生成をサポートしたり、お肌に嬉しい効果がたくさん! 最近の研究により、菌のバランスが整っているほど、肌の老化が遅れるというエビデンスもあるんです。

逆に、肌トラブルが続く時は、美肌菌の量も種類も足りていない、いわば“美肌菌レス”の状態になっていることがあります。こうなると肌を守る力が弱まり、季節の変わり目や、ちょっとした刺激でもゆらぎがちな肌に傾いてしまいます。

そこで注目したいのが、美肌菌の代表ともいえる表皮ブドウ球菌をしっかり育ててあげること。肌の表面を美肌菌でみっちりと満たすことができれば、悪玉菌が増えにくくなり、日和見菌が悪玉化しづらい、安定した肌環境へと近づいていきます。

そのためには、美肌菌が心地よく過ごせる“すみか”を整えることが大切。毎日のスキンケアで美肌菌が育ちやすい環境をつくってあげると、どんな時も揺らぎにくく、調子のいい肌を根本からキープできます。

美肌への近道は、美肌菌を育てて守り、健やかな肌環境を整えてくれるスキンケアアイテムを投入すること。

今年デビューしたスキンケアブランドLINK+U(リンク)もそんなスキンケアブランドの1つです。

LINK+Uを手がけるのは、1943年創業の御木本製薬のグループ会社であるLINK。御木本製薬は、60年以上化粧品の開発に携わってきた老舗メーカーです。名前だけ聞くとピンとこない方もいるかもしれませんが、あの真珠で有名な“ミキモト”のグループ会社と聞けば、一気にイメージが湧くはず。

真珠や海藻、植物など、1000種類以上の自然素材を80年研究してきた実績は圧巻で、その過程で取得した特許は200件以上。大学との共同研究で細胞レベルの肌研究を進めるなど、知見はまさにハイベルです。

そんな企業が、自社で独自成分の開発から処方・製造までを一貫して手がけたのがLINK+U。期待が高まります!

どんなこだわりが詰まっているのか? 今回はその秘密を知るべく、誕生の舞台となった御木本製薬の研究室と工場へお邪魔しました。

三重県伊勢市の豊かな自然が育んだ、サステナブルビューティの本拠地へ

御木本製薬の本社があるのは、伊勢神宮のお膝元。降り立った瞬間、東京とは明らかに違う空気感! 思わず深呼吸したくなるような、不思議な清らかさに包まれます。「こんな場所で作られるスキンケアって、絶対にいいはず…」と、早くも期待が高まります。

まず、最初にお話をしてくださったのは、研究部の大森文人さん。LINK+U誕生のきっかけを伺うと、意外な素材の名前が出てきました。

それはなんと、海苔! おにぎりに巻かれている、あの海苔です。

しかしその海苔も、近年の温暖化などの環境変化によって品質が安定しづらくなり、商品にならない“色落ち海苔”が増えているのだそう。このままでは廃棄される海苔が増えてしまう――そんな現状に研究者の目が留まりました。詳しく調べ始めたところ、海苔には驚くような美容効果が眠っていることがわかってきたのです。

海苔には、肌のうるおいを高めてくれる「スサビノリGG(ガラクトシルグリセロール)」という成分が含まれており、しかも驚くことに、品質が低いとされる“色落ち海苔”ほど、この成分がたっぷり含まれているのだとか。

研究を重ねる中で、スサビノリGGは皮膚常在菌のバランスを整え、皮膚バリア機能の強化や炎症の抑制にも繋がる可能性があることがわかってきました。

こうして書くと数行のシンプルな話に感じてしまいますが、実はこの独自成分が形になるまでにかかった時間は長く、なんと9年! 海苔という身近な素材から、保湿成分として抽出し、安定的に化粧品に配合できる形へと導くまでには、想像を超える試行錯誤が積み重ねられていたのです。

もしかするとそのまま廃棄されていたかもしれない素材に、あらためて価値を見出したという点も、今の時代にとてもフィットしています。

環境への負荷を減らしながら、新しい保湿成分として活用していく――まさにサステナブルな発想から生まれた成分だと思います。

研究員の情熱と努力の賜物!研究開発棟の見学へ

続いて向かったのは、こうした素晴らしい研究成果が生まれる現場、研究開発棟。

新素材実験室や化学分析室、安定性評価室などさまざまな研究室があり、実験の工程を間近で見せていただいたり、さらにはウン千万円クラスの大型機器が並ぶ部屋まで案内していただきました。まるで美容科学の秘密基地に入り込んだような感覚で、どこを見てもワクワクが止まりません。

そして驚いたのが、実はこの会社、世界中の研究者が最先端の美容科学を競い合う“コスメのオリンピック”とも呼ばれる IFSCC(国際化粧品技術者連盟)で、研究成果を発表しているということ。

IFSCCといえば、化粧品の研究者にとってはまさに世界最高峰。そこに自社の技術で挑むという事実に、ただただ感嘆してしまいます。

日本のコスメは技術力が高いと言われていますが、こうして実際に研究の現場を目の当たりにすると、言葉以上の説得力があります。普段、当たり前のように使っているスキンケアの裏側には、想像もつかないほどの情熱と知恵がぎゅっと詰まっているんですね。

化粧品というと、どうしても成分名ばかりに注目しがちですが、実は“どんな処方で作られているか”が使い心地や効果を大きく左右します。

原料をただ混ぜれば完成するわけではなく、配合量がほんの少し違うだけで分離してしまったり、テクスチャーや浸透感が変わってしまったりと、処方の世界は想像以上に繊細です。

御木本製薬は、その繊細さに早くから向き合い、30年以上にわたってナノ化技術の研究を続けてきた会社。日本で初めて超高圧乳化装置を導入したのも同社で、“肌に(*1)しっかり届く処方”を追求してきました。

とはいえ、高価な装置を導入すれば誰でもできるという単純な話ではありません。0.01%位の微妙なバランスを調整する繊細な処方設計が必要で、安定させるには熟練の技術と経験が求められます。

こちらの写真に写っている、ほのかな透明なブルーと白っぽい液体。実はどちらも中身は同じ、植物由来オイルをオリジナル処方で乳化したものです。

しかし、超高圧乳化技術でナノ化すると、こんなにも見た目が変わるんです。左側の透明なブルーが、ナノ化されたもの。

手に取ってみると、テクスチャーもまったくの別物。

粒子がぐっと小さくなることで、まろやかにのび広がり、肌のすみずみ(*1)にまでスッと届くような感触になります。この理想的な使用感を引き出すために、相当な試行錯誤を繰り返したのだとか。

同じ処方でも、工程が違えばここまで変わる。その事実を目で見て、手で触れて、改めて技術の奥深さを実感しました。

まさかの医薬品工場レベル!息をのむほどクリーンな工場へ潜入

研究棟でLINK+Uの“頭脳”ともいえる技術や成分の背景に触れたあとは、いよいよ実際に製品がつくられている工場へ。

まずは専用の防塵服着替え、粘着ローラーで細かなホコリを取り除き、仕上げにエアシャワーで全身をまるごとクリーンに。「ここまで徹底するんだ…」と思わず感嘆してしまうほどの入念さです。

正直、防塵服は動きにくいし、少し息苦しい(笑)。それでも、にこやかに作業を続けるスタッフの方々の姿を見ると、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。製品ラベルからでは読み取れない、安心・安全なものづくりの本質が、この時点ですでに伝わってくるようでした。

工場内に入ると、さらに驚きが広がります。

チリひとつ見当たらないほどピカピカで、どこを見ても完璧に整えられた、安心・安全・清潔な空間。温度や空気圧まで細かく管理され、外部からの異物の混入を許さない仕組みが徹底されています。

その清浄度は、なんと医薬品工場レベル。肌に触れるものをつくる場所としてのこだわりが一歩先をいく環境で、思わず背筋が伸びるほどでした。

水の純度にこだわった“超純水”とは?

製品に使われている水にも、LINK+Uならではのこだわりがあります。

LINK+Uが採用しているのは、 “超純水”。不純物を極限まで取り除いたとてもピュアな水で、医療や遺伝子研究で使われています。

どれほど純度が高いかというと、なんと半導体の洗浄にも使われるほど! 微細なゴミすら許されない世界で使われる水というだけあって、そのクリアさは別格です。

さらにこの超純水は、“ハングリーウォーター”とも呼ばれるほど溶かし込む力が強いのだとか。余計なものが一切ないぶん、美容成分をしっかり溶かし込み、肌へスムーズに届けるサポート役として活躍してくれそうです。

驚いたのは、この超純水を自社工場内で製造しているということ。

週に1回、約3時間かけて殺菌処理を行い、配管の洗浄まで徹底。こうした丁寧な工程を積み重ねながら、常に高い品質の水を維持しているとのことでした。独自技術を生かした先端の製造設備にも思わず見入ってしまいます。

何気なく使っているスキンケアの裏側に、これほど細やかなこだわりが詰まっていると思うと、製品への信頼がさらに深まりますよね。

工場では、製造工程だけでなく、細かな仕上げの作業も丁寧そのもの。例えば、製品のラベル貼り。機械で一気に貼るイメージがありましたが、なんと1枚ずつ、スタッフの手で丁寧に貼られているんです。

LINK+Uは、こうした研究の積み重ねと誠実さから生まれたスキンケアブランドです。キメを整え、うるおいに満ちた透明感のある肌へ導くことを目指し、肌を丁寧に整えるための処方が組み上げられています。

ひとつの成分が誕生するまでには、想像以上の時間と実験が必要です。独自成分の開発に9年、ナノ化技術の追求に30年以上…そのどれもが簡単にできたことではなく、気の遠くなるような試行錯誤の上に成り立っています。

実際に現場を見て、研究者の方々の言葉に触れてみると、その積み重ねが製品の中に確かに息づいていることを実感しました。

LINK+Uのラインナップ紹介

LINK+Uは、クレンジングオイル、洗顔料、化粧液、乳液の4ステップ。どのアイテムにもナノ化技術が惜しみなく使われており、それぞれの役割に合わせて粒子サイズが細かくコントロールされています。

共通成分として配合されているのは、独自成分の「スサビノリGG」を含む複数の美容成分を組み合わせたシナジーフローコンプレックス(*2)、そして超純水”。ブランドの世界観を象徴する成分ばかりです。

■ナチュラルクリア クレンジングオイル

クレンジングオイル=乾燥、と思っている方にこそ使ってほしい1本。

メイクをすばやく浮かせてくれるのに、乾燥するどころか洗い上がりはしっとりやわらか。お風呂上がりに慌てて保湿しなくても、いつまでも触っていたくなるほどふわふわの肌に。ダブル洗顔不要なのも忙しい毎日にうれしいポイントです。

■ストレッチ フォーミングウォッシュ

個人的にいちばん衝撃を受けたのが、この洗顔料。

最近はワンプッシュで出てくる泡タイプがラクチンすぎて、正直、自分で泡立てる洗顔は、“ちょっと面倒だな”と思って避けていたのですが、これは全然違いました。

泡立てた瞬間から「え、なにこの泡…」と感動するほど、もっちり濃密。クリーミーで、肌の上をすべらせるだけで気持ちいい極上の泡なんです。

まるでエステティシャンのハンドケアを受けているような心地よさで、一度使ったら手放せないほど。洗顔の時間が楽しみになるほどの洗顔料に、久しぶりに出合えました。

■ハイドロ ナノエッセンスローション(化粧液)

ナノ化技術のすごさを最も実感できるのが、このとろみ化粧液。

とろみ系のアイテムは、“浸透しにくさ”が苦手で避けがちでしたが、これは別物。肌にのせた瞬間、スッと溶け込む(*1)ようになじんでいきます。

ぐいぐい吸い込まれる(*1)感じがやみつきで、つい何度も重ねづけしたくなるほど。美肌菌を意識しながら、毛穴や乾燥によるくすみまでケアできる“美容液級の化粧液”なので、忙しい人でも手を抜かずに丁寧なケアをした気持ちになれます。

■モイストプランプ エマルション(乳液)

ベタつきが苦手な方にもおすすめしたい、心地いいテクスチャーの乳液。

しっとり潤うのに、仕上がりは軽やか。肌がふわっと持ち上がるようなハリ感があって、メイク前でも重くならないところがかなり優秀です。

人気のバクチオール(*3)入りで、エイジングケア(*4)を始めたい人にも頼もしい存在。化粧液と乳液の2ステップでケアが完了するところも、忙しい朝には本当にありがたいです。

ファンデとの相性もよく、私が試した限り、“モロモロ”が出なかったのも高ポイント。

これから乾燥が本格化する季節、「なんだか最近、肌の調子が安定しない…」「スキンケアが効いている感じがしない…」とお悩みの人にこそ手に取ってほしいシリーズです。

肌をしっかり整えてくれる感覚があって、気持ちまで前向きにしてくれるような心地いい天然精油の香りにも癒やされます。

毎日つけるものだからこそ、肌にも心にもやさしいものを選びたい。そして何より“美肌菌が喜んでる気がする!”という謎の自信が湧いてくるのもおもしろいところ(笑)。

ゆらぎやすい季節でも、「あれ、意外といけるじゃん、私の肌」と思いたい人に、ぜひ味方につけてほしいスキンケアです。

(*1)……角層
(*2)……スサビノリ ガラクトシル グリセロール、褐藻エキス、アカモクエキス、グリセリルグルコシド、グルコシルヘスペリジン、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液(すべて保湿成分)
(*3)……整肌成分
(*4)……年齢に応じたうるおいケアのこと

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