2026.06.13
都会で叶えるウェルビーイングな滞在。日本初上陸「1 Hotel Tokyo」宿泊記
2026年3月、東京・赤坂に誕生した「1 Hotel Tokyo(ワンホテルトウキョウ)」は、都心にいながら自然の気配にそっと包まれるようなホテルです。
都市にいながら自然に没入できる、天空のサンクチュアリ
米国発サステナブルラグジュアリーホテルとして日本に初上陸した1 Hotel Tokyoは、「赤坂トラストタワー」の38〜43階に位置。東京タワーや都心の景色を望む開放感がありながら、館内には苔や石、木のぬくもりを感じる意匠が散りばめられているのが特徴です。

インテリアを手掛けたのは、世界的な建築・デザインスタジオ「CRÈME(クレム)」。コンセプトは”スカイラインに浮かぶ隠れ家”です。
エントランスのグリーンウォールからはじまり、木の幹を登るように上層階へ向かう演出や、38階ロビーに広がる樹冠をイメージした空間など、ホテル全体で自然のストーリーを表現。気流や雲をモチーフにした意匠、大谷石を用いた壁面など、東京の風景や歴史に着想を得たデザインも印象的です。

館内の随所に配された豊かな植栽とダイナミックな眺望が調和し、都心にいながら自然との一体感を味わえる空間。都市でささくれがちな気持ちを穏やかにゆるめるような空気感が心地よい、忙しい毎日の合間にこそ訪れたくなるホテルです。
ミニマリズムと現代の快適さが融合した、タワービューの客室
ホテルは全21室を有し、3室のペントハウスを含む24室のスイートが備わっています。客室には、プリザーブドモスや再生パレットを使用したバイオフィリックアート、日本の職人によるインテリア、厳選された植栽が配され、一部の客室からは皇居外苑や東京のスカイラインの絶景が楽しめます。
今回宿泊した客室「タワー・キング」は、約37㎡のゆとりある空間。窓の向こうには東京タワーが見え、景色の美しさに心がほどける一方で、室内は木の質感を生かしたやさしい設えで、心を落ち着けながら休める安心感もあります。

セパレートのシャワー&バスタブ、濾過された水の蛇口など、快適さとサステナブルな工夫が自然に共存しているのも印象的でした。


心身の再生を促すホリスティックな「バンフォード」のスパ
チェックイン後すぐに訪れたのは、38階の「bamford WELLNESS SPA(バンフォード ウェルネス スパ)」。オーガニックでサステナブルなライフスタイルの第一人者として知られるキャロル・バンフォードとのパートナーシップにより誕生したウェルネス空間です。

心と身体の調和を重視したホリスティックな考え方を軸に、一人ひとりの状態に寄り添うフェイシャルやボディトリートメントが提供されています。施術には、指圧やリフレクソロジー、ツボ刺激、アシストストレッチ、ヨガの呼吸法などを取り入れ、古来から受け継がれてきた知恵と現代のセラピーを融合。
今回の滞在で体験した「1 Hotel Tokyo エクスペリエンス 120」は、フットリチュアル、ディープマッサージ、アウェイクニングフェイシャルを組み合わせた120分のトリートメント。
フットバスや竹の刺激で足元からゆっくり緊張をほどき、ボディを深くゆるめた後、フェイシャルへと移行する、まさに心身のリセットにふさわしいコース。顔まわりまでふっと軽くなり、肌も気持ちも素直な状態に戻っていくよう!

深いリラクゼーションへと導かれながら、心身のバランスがすこやかに変化したのを感じました。


清々しく整う! 1 Hotel Tokyoのウェルネスを体感
翌朝は、スパエリアのハマムルームと屋内プールを利用。ハマムルームは温かな蒸気に包まれるウェットサウナで、肌に潤いを与えながら、身体をじんわり温める効果が見込めます。

ハマムルームの後に訪れた38階のプールは、自然素材とやわらかな光、都市の眺望が調和する静かな空間。呼吸を整え、巡りを促すための場所という表現がしっくりくる雰囲気。

この日、私は朝のやわらかな光を感じながら、無心で泳ぐことができ、心も身体もスッキリできました。

フレンチ・リヴィエラの軽やかさに日本の感性を重ねたレストラン「NiNi」
ディナーと朝食をいただいたのはオールデイダイニングの「NiNi(ニニ)」。

「NiNi」(日本語の「二、二」に由来)は、“二つの海岸、二つの文化”をテーマに、南仏リヴィエラのくつろいだエレガンスと日本の洗練を融合させています。

メニューは、プロヴァンスのハーブ、オリーブオイル、新鮮な魚介、柑橘類を主役に、日本の四季と精緻な技術を通じて再解釈されたもの。
ディナーは趣向を凝らしたアラカルトメニューから、おすすめのメニューを中心にいただきました。
まずは香ばしく焼き上げた自家製フォカッチャからスタートし、市場直送の鮮魚を使ったカルパッチョ グリーンオリーブのタプナードとスモークトマトのヴィネグレット添えを堪能。

その後、シンプルだからこそ素材の良さが際立つスパゲッティ・ア・ラ・トマトや、ジョスパーグリルで旨みを引き出した肉料理を味わいました。


締めくくりには、サステナブルなコーヒー素材を取り入れたチョコレートバー仕立てのシグネチャーデザートを。素材の個性や季節感を大切にした一皿一皿は見た目にも美しく、高層階からの夜景とともに特別なディナータイムとなりました。

朝食で印象に残ったのは、「ニニ・オムレツ」。ふんわりとした卵に、コンテチーズのコク、フレッシュハーブの香り、クレームフレッシュのやさしい酸味が重なり、朝の身体に無理なくなじむ美味しさでした。ハーブポークソーセージとナチュラルスモークベーコンが添えられ、満足感はありながらも重たすぎない絶妙なバランス。


都市の利便性や洗練された空気感を楽しみながらも、ふと深呼吸したくなるような緑と静けさに包まれる1 Hotel Tokyo。
忙しい毎日から少し離れて心と身体を整えたい時や、美容やウェルネスを意識したホテルステイを楽しみたい時に、ぜひ訪れてみてほしい一軒です。都会の中心にいることを忘れてしまうような心地よさの中で、自分をいたわる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■1 Hotel Tokyo
住所:東京都港区赤坂2ー17−22
公式HP:https://www.1hotels.com/ja/tokyo

ビューティ・スパ&トラベルライター/Yuki Link Pte.Ltd.代表(シンガポール法人)大学卒業後、女性誌・書籍・ウェブなどで取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、美容イベントMC、美容セミナー・ライター講座の講師など、美&旅を軸に15年以上活動中。アメリカN.Yなどへの留学経験があり、コロナ禍前の数年間は毎月、飛行機・ホテル・観光などのトラベル取材で国内外を巡ってきたジェットセッター。“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材も多く行う。■Coffret web:https://coffretweb.net/
■Instagram:@yukiishihara1112
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