2026.02.26
【アーティスト・NOA】これまでと真逆の役に戸惑いながらも“オス感”を意識した役に挑戦
アーティストのNOAさんが単独初主演を務めるドラマ「救い、巣喰われ」(MBSドラマ特区枠)が2月12日よりスタートしました。
NOAさんが演じるのは、ミステリアスで危険な人気俳優・宝生千秋。ジェットコースター系のラブ・サスペンスストーリーが放送直後から話題となっています。同作品のエンディング主題歌『Say Yes』は、NOAさんが作詞・作曲。
アーティストとしても活動するNOAさんに単独初主演への思いや、楽曲制作について、また、NOAさんがこれから挑戦したいことについても伺いました。
初めての単独主演にプレッシャーはなく、むしろ全身で楽しんでいる


――スタートした「救い、巣喰われ」でNOAさんが演じる千秋はこれまで演じてきた役とは大きく違いますね。撮影に入るまで緊張はしましたか?
これまで演じてきた役とはかなり違うので原作を熟読したり、自分と重なるポイントを探したり、声のトーンや雰囲気を意識しました。撮影が始まる前から少し緊張はしていましたが、どんな風に演じようかワクワクする気持ちもあったので、早く撮影が始まってほしかったです。
――今作はドラマ単独初主演です。俳優としてもキャリアを重ねてきている中、プレッシャーは感じていますか?
初めての単独主演ということでこれまでの作品とは違う姿勢で向き合っています。漠然とした責任感のようなものは感じていますが、プレッシャーはないです。逆に千秋という役だからこそできることを探して、全身で千秋を楽しんでいます。
原作ファンの方がたくさんいらっしゃると聞いているので、その方たちがドラマを観た時に違和感の ないよう、愛を持って演じたいという気持ちもあります。

――役どころは元アイドルグループのセンターで女性を弄ぶ悪癖がある人気俳優とのことですが、ミステリアスな表情からピュアな一面まで千秋を演じることはなかなか難しそうです。共感できるポイントはありましたか?
僕は普段、アーティストとしても活動をしています。ライブ時はファンの皆さんからたくさんの声援をいただいています。スポットライトが当たっていない時や一人で曲作りに向き合っている時など、千秋と同じように孤独を感じることもあります。千秋にもオンとオフみたいなものがあるような気がするので、そこは共感できますね。
原作を読んで、「さすがにこれはやばいぞ」と思う部分もありますが(笑)、千秋のことは嫌いにはなれない、むしろかわいそうだなと感じています。
――NOAさん自身が孤独や悩みに向き合う時はどんなことをしていますか?
僕は孤独を感じる瞬間をあえて楽しんでいます。あとは友だちとご飯に行ったり、自分の悩みを相談したり、一旦その物事から離れて無になる時間を設け、気持ちを整理することもあります。
主人公・千秋に影響され、“オス感”を意識

――千秋という役を通して、NOAさんのどんな一面をファンの方に見てもらいたいですか?
千秋は“オス感”が強い人物だと思います。僕の今までの役はそこまでオス感がなかったと思うので、オス感をしっかり出せるように頑張っています。ぜひその面に注目してもらいたいですね。
――そのオス感を出すために何か参考にしてる方や作品はありますか?
日本の俳優さんでいえば、木村拓哉さんですね。佇まいから声のトーンまですべてがかっこいいなと感じています。韓国の俳優さんはソン・ガンさんの演技を参考にしている部分があります。ちょっと余裕のあるソン・ガンさんの雰囲気が、僕の考えている千秋と重なる部分があります。
――エンディング主題歌『Say Yes』(Capitol Records / ユニバーサル ミュージック)は今作のために書下ろしたと聞いています。歌詞が千秋の心情そのものと感じました。
きっと千秋が書いたらこんな歌詞やメロディーになるだろうなと思いながら作りました。
タイトルの『Say Yes』には、「Yesって言ってよ」、という弱気な気持ちではなく、「Yesとしか言わせない」という強気な意味を込めています。でもその裏には、千秋の孤独や心の中で思っていることを表現したので歌詞に注目してもらいたいです。
自分にとって刺激的な街は、「ニューヨーク」

――NOAさんは海外で過ごす機会が多いと思いますが、これまでに訪れた場所で印象的だったところを教えてください。
ニューヨークですね。去年行ったばかりですが、最近になってまた行きたいなという欲が湧いてきています。
――ニューヨークを題材にした楽曲、『Fell in love in NYC』は前回のツアーでも披露されていました。本当にニューヨークがお好きなんですね。
デビューして楽曲のコラボで初めてニューヨークに行きましたが、今の歳になってから行くとニューヨークってこんなに楽しい街なんだと改めて感じています。僕にとっては刺激しかない街で、自分に合っています。去年は2回ほどプライベートで行きましたが、もう行きたい、住みたいとさえ思っています。


――まだ行ったことがない土地で行きたいところはどこでしょうか?
今の時期は寒いので、国内であれば沖縄に行きたいです。暖かい土地でのんびりしたいな…。
海外であればロンドンです。映画で見たイメージしかないですが、雰囲気に憧れます。でも、ロンドンは今の時期は寒いですね(笑)。行くなら思いっきり真冬に行って、クリスマスマーケットを堪能するのもいいかもしれません。
――NOAさんは日本語、英語、韓国語の3ヵ国語を操るトリリンガルですが、どんな風にして言語を習得したのでしょうか?
英語は子どもの頃にプリスクールに通っていたのでその時に習得しました。夏の間はアメリカのサマースクールにも行っていたので、自然と身についていきましたね。韓国語は12歳の時にYGエンターテインメントの練習生になったので、韓国に渡ってから学びました。語学はその土地に飛び込んで学ぶのが習得の近道だと思います。
将来はアーティストとしてワールドツアー、役者としては海外作品に挑戦したい

――媒体名にちなんで“キレイな人”と聞いて、NOAさんはどんな人を思い浮かべますか?
僕の考えるキレイな人は、だらしなくない人ですね。洋服をキレイに着こなせていたり、仕草や言葉遣いがきちんとしていたり、姿勢がキレイな人を目の前にすると「キレイだな」と感じます。
――NOAさんご自身もだらしなくない人を意識されているところはありますか?
僕自身も普段からだらしなくないよう心掛けています。昨年末、時間をかけて思いきった断捨離をしました。部屋がキレイになって気持ちがスッキリしたので、そこからは丁寧な暮らしを意識しています。

――最後の質問です。NOAさんは言語が堪能なので世界へ出るハードルは他の方よりも低いのではと思いますが、今後、挑戦したいことはありますか?
アーティストとしてデビューして6年目に入りました。今年の1月にスタートしたホールツアー『NOA HALL TOUR 2026 “REFLECTiON”』を終えたばかりです。これからも国内のツアーを積極的に行いながら、いつかはワールドツアーをやりたいと強く思っています。役者としては、英語や韓国語のお芝居にも挑戦してみたいので、海外の作品も視野に入れていきたいです。

Profile
NOA
2000年生まれ。東京都出身。作曲、作詞、ダンスの振付まで手掛けるトリリンガル(日本語・英語・韓国語)ソロアーティスト。12歳の時に韓国の美容院でスカウトされ、韓国大手事務所YGエンターテインメントの日本人初の練習生として韓国で生活し、2018年に帰国。2020年1月より本格的に音楽活動開始。2021年ユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。国内外のアーティストとも積極的にコラボし、ジャンルに囚われない幅広い楽曲を制作。2022年にはTBS系火曜10時ドラマ「君の花になる」劇中のボーイズグループ「8LOOM」のメンバーに抜擢され、俳優としても活躍している。
■ドラマ特区『救い、巣喰われ』作品情報
MBS 2026 年2月12日より毎週木曜 深夜00:59~
tvk、チバテレ、テレ玉、とちテレ、群馬テレビでも放送中
主演:NOA
共演:阪⼝珠美 阿久根温世(ICEx)
田中幸太朗 青島心 上原あまね 鈴木秀脩 /
遊井亮子 坪倉由幸 若月佑美
監督:酒⾒アキモリ 佃 直樹 塚⽥芽来
脚本:遠⼭絵梨⾹
制作プロダクション:メディアプルポ
製作:『救い、巣喰われ』製作委員会・MBS
エンディング主題歌︓NOA 『Say Yes』 (Capitol Records / ユニバーサル ミュージック)
ドラマ特区 『救い、巣喰われ』公式HP:https://www.mbs.jp/sukusuku
撮影/渡会春加
取材・文/安田ナナ
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