2025.11.18
【フランス】2泊5日で心を満たす、“私らしい”弾丸パリ旅
短い休みをリフレッシュで満たす、大人のショートステイに選んだのは学生時代ぶり2回目となるフランス・パリ。前回はルーヴル美術館やモン・サン・ミシェルなどを巡る“王道旅”でしたが、今回は2泊5日の弾丸スケジュール。限られた時間の中で、「今の自分が心からときめくもの」だけを詰め込んだ、自分らしさを取り戻す旅が始まります。

【Day1】到着から“好き”に身をゆだねる時間へ
■旅の拠点はパリらしいクラシカルなホテルで

滞在の拠点に選んだのは、地下鉄ローム駅から徒歩約4分の「ホテル アストリア アストテル」。凱旋門へも徒歩圏内で、周辺にはカフェやレストランも多く観光にも便利な立地です。館内はパリらしいクラシカルさに、カラフルな色づかいと遊び心が加わったデザイン。滞在中は自然と気分も明るくなりました。


宿泊者向けの無料ミニバーやロビーのスナックサービスもあり、観光の合間のリラックスタイムにぴったり。快適さと機能性を兼ね備えた、パリ滞在の頼れる拠点に。海外のホテルにはパジャマがないことも多いので、今回は「tu-hacci」のナイトブラワンピースを持参。着心地がよく嵩張らないのも魅力の一つ。
ラクシアスリープ ナイトブラワンピース
長袖マキシ丈 無地/花柄 7,980 円(税込・編集部調べ)
■旅のスタートに選んだのは、シャンゼリゼ通りのカフェ
ホテルに荷物を置いて散歩がてら向かったのは、シャンゼリゼ通りにある「Cafe George V(カフェ・ジョルジュ・サンク)」。


クロックムッシュとカフェラテをいただきながら、少しずつ身体を現地時間に馴染ませていきます。この街の空気を五感で吸い込んで、気持ちがふわっと軽くなっていくのを感じました。
■夕方から夜にかけてはセーヌ川お散歩&エッフェル塔のフラッシュを
腹ごなしにセーヌ川をお散歩していると、気分はすでにパリジェンヌ。ふと見上げれば、エッフェル塔のシャンパンフラッシュも楽しむことができて大満足。



■ホテル近くのビストロで、ローカルな優しさにふれる
初日の夜は、ホテル近くにある家庭料理レストラン「A l’Affiche」へ。観光地の華やかさとはまた違う、“暮らすように味わうパリ”を感じに来ました。


地元の人たちが普段づかいする家庭的なレストランでいただく地元のワインや飾らない料理はどれも絶品。何よりも店主の温かさが伝わる「日常の中にあるパリの美しさ」に出会えた心ほどける夜でした。
【Day2】美と味覚を満たす、感性のメインディッシュ
2日目は、少しゆっくりめに身支度をしてコンコルド広場をお散歩。道中にお土産などもウォッチしながらお目当ての場所へ向かいます。
■永遠の憧れを叶える午後。リッツ・パリで過ごすアフタヌーンティー


今回のパリ旅でどうしても訪れたかったのが、「オテル・リッツ・パリ」。1898年創業、シャネルやヘミングウェイなど多くの著名人に愛された名門ホテルで、ヴァンドーム広場に面したその佇まいは、まるで夢の中にいるかのよう。


館内の赤を基調にした「サロン・プルースト」にて。マドレーヌ、フィナンシェ、ケーキなど、クラシックな焼き菓子がティースタンドに丁寧に並びます。シャンパンや紅茶と共にゆったりと楽しむひと時は、時間が止まったような贅沢さです。人気のアフタヌーンティーなので、パリ行きが決まったら是非とも早めに予約をすることを推奨します。
特筆すべきは、食べきれなかったお菓子を専用のボックスとショッパーで持ち帰れること。ホテルに戻ってからも美味しい余韻に浸ることができます。
※価格やサービスは変動する場合があります
■パリで味わう“美味しいもの探し。”心躍るバターとショコラの世界


アフタヌーンティーの後に向かったのは、パリ7区にある百貨店「ボン・マルシェ百貨店」。目的は「Échiré(エシレ)」と「Beurre Bordier(ボルディエ)」のバター探し。フレーバーの豊富さ、価格、鮮度、どれを取っても本場ならではの魅力がたっぷり。真空にしてくれるサービスもあるので持ち帰りにも安心です。
■宝石のようなチョコレートたち
その後はショコラティエ巡りへ。大本命「パトリック ロジェ」と「ベルナシオン」。大好きなショコラティエで自宅用のお土産を購入しました。日本で買うよりもお得に購入できるのも有難い。



その他にも「シリル・リニャック」や「ジャド・ジュナン」、「パトリック・ロジェ」など、気になるチョコレート屋巡りも醍醐味。ショーケースに並ぶチョコはまるで芸術作品のように美しく、ひと粒に込められた技術とセンスに魅了され感性が磨かれるような体験になりました。
【Day3】歴史建築で始まる朝の余韻



最終日の朝は、18世紀建築の「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ」に併設された「カフェ・ラペルーズ」へ。格式ある外観とモダンなインテリアが融合した店内は、静かで凛とした空気が漂います。クロワッサン、卵料理、フルーツなどがバランスよく並んだプレートは、見た目も味も繊細で上品。ふと視線を上げるたびに、美しい空間に心が澄みわたりました。
【番外編】持って行ってよかった美容アイテム
ヨーロッパの乾燥対策とリラックスタイムのおともに、今回の旅で大活躍した“持って行ってよかったアイテム”をご紹介。短い滞在だからこそ、旅の疲れを癒やし、リフレッシュ感をサポートしてくれる美容&リラックスグッズが鍵になりました。


右:オルフェス フェイスマスク(1枚) 220円(税込)
機内やホテルの乾燥対策に1本あると安心の保湿ミスト。メイクの上から使えるので、フライト中や滞在中の保湿に本当に重宝しました。肌のごわつきや疲れが気になった夜に活躍する1枚ずつ個包装のフェイスパックも必需品。シャンプーやトリートメントのパウチも持って行くと安心です。
好きなものだけで満たす旅が、心を整えてくれる
2泊5日という短い時間でも、ぎゅっと濃密な思い出が心に残ったパリ旅。ホテルからの景色、上質なティータイム、フランスの家庭料理、繊細なショコラなど「美しいもの」や「おいしいもの」を味わうことで、自然と呼吸が深くなり、心が整っていく感覚がありました。


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今回利用したホテルと航空券がセットになったお得なツアーは「NEWT」でも多数用意されています。不定期にキャンペーンやクーポンもあるので、思わぬ掘り出し物に出会えることも。短期でも濃密な旅を考えているなら、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
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時間がなくても、自分の“好き”に正直な旅は人生を豊かにしてくれる。この記事が、そんな気づきを与えてくれるショートトリップのヒントになりますように。
週5フルタイム会社員×週末トラベルクリエイター(旅・食・ホテル)
大学卒業後、大手金融機関で6年間勤務し、その後IT企業に転職。平日は会社員として働きながら、週末や有給を活用して全国・海外のホテルステイやグルメを楽しむライフスタイルを発信中。ライターとしての執筆活動に加え、商品撮影、動画制作なども手がけ、ホテルや観光業界を中心にコンテンツ制作を行う。仕事も旅も全力で楽しむスタイルで、“働きながら旅を楽しむ”リアルな体験をシェア!
Instagram:@yumicua X:@yumicua_tokyo
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