2026.03.23
【ホテル椿山荘東京】メインダイニング「イル・テアトロ」新章へ。新エグゼクティブシェフ就任と春のコース
都心にありながら、まるで森の中にいるかのような静けさに包まれる「ホテル椿山荘東京」。四季折々に表情を変える日本庭園とともに、特別な時間を過ごせる場所として多くの人に愛されています。

そんな、ホテル椿山荘東京のメインダイニングであるイタリア料理レストラン「イル・テアトロ」に、この春、新たなエグゼクティブシェフが就任しました。
2026年3月より厨房を率いるのは、イタリア出身のフォルコリン・アルベルト氏。伝統を大切にしながらも、新しい感性を取り入れた料理でイル・テアトロの新たな章が始まります。
【ホテル椿山荘東京】メインダイニング「イル・テアトロ」とは
店名はイタリア語で“劇場”を意味し、その名の通り、料理という舞台の一幕一幕を楽しむような時間を演出する場所です。クラシックなインテリアにベネツィアングラスのシャンデリアが輝く店内は、特別な時間を過ごすのにふさわしい優雅な空間です。

大きな窓の向こうに広がるのは、約700年の歴史を持つ庭園。四季折々の景色を眺めながら、本格的なイタリア料理とワインをゆったり味わうことができます。
イル・テアトロは2001年、ミラノの名門ホテルのメインダイニングの名を継承して誕生しました。日本におけるホテルイタリアンの先駆けとして歩みを重ね、2027年には開業25周年という節目を迎えます。その節目を見据え、新たに迎えられたのがフォルコリン・アルベルトシェフです。
若きエグゼクティブシェフが率いる新体制
フォルコリン・アルベルトシェフは、イタリア・ヴェネト州トレヴィーゾ出身。祖母の料理に囲まれて育った幼少期の経験を原点に、イタリア各地のレストランで研鑽を積み、その後オーストラリアへ渡りキャリアを重ねてきました。

2009年に初来日し、「フォーシーズンズホテル椿山荘東京(現・ホテル椿山荘東京)」で経験を積んだ後、一度海外でキャリアを重ね、再び日本へ。2022年よりイル・テアトロのスーシェフを務め、2026年3月、エグゼクティブシェフに就任しました。現在40歳という若さでホテルのメインダイニングを率いる存在は、ホテルレストランの世界では比較的珍しい存在。若きシェフの感性とエネルギーが、新しい「イル・テアトロ」を形づくっていきます。

アルベルトシェフの料理を語るうえで欠かせないキーワードが、「酸味」です。ビネガーや柑橘を巧みに取り入れ、料理の味わいに奥行きを生み出すのが特徴。そこにハーブの香りや食材の彩りを重ねることで、見た目にも美しい一皿へと仕上げます。イタリアの伝統をベースに、日本の四季の食材を取り入れる。そのバランス感覚こそが、アルベルトシェフの料理の魅力です。
彩り豊かな料理とシグネチャーリゾット
アルベルトシェフの料理を象徴する一皿が、「ビーツと手長海老のリゾット」です。鮮やかな深紅のビーツが印象的なリゾットは、テーブルに運ばれた瞬間に目を引く華やかな一皿。ビーツの自然な甘みに、フランボワーズビネガーの酸味を繊細に重ねることで、奥行きのある味わいを生み出しています。

リゾットにはイタリア産カルナローリ米を使用。手長海老の旨味とともに、ストラッチャテッラチーズのクリーミーさが加わり、酸味とコクの絶妙なバランスを楽しめます。

料理はどれも彩り豊かで、ハーブの香りや食材の色合いが印象的。視覚的にも美しく、まさに“劇場”の舞台のように一皿一皿が表現されています。


コースのスタートでは、タプナードのディップやオリーブオイル、バルサミコとともにパンを楽しむことができます。シンプルながら、素材の味わいを引き立てるイタリアらしい一皿です。


またワインには、アルベルトシェフの故郷であるヴェネト州のワインも用意されており、料理とのペアリングも楽しみのひとつです。
春の新コース「新緑の森」
アルベルトシェフによる新コース「新緑の森 Bosco di il Verde Fresco」は、2026年4月13日(月)より提供開始予定。

蛸のジェノベーゼやラパンのパスタ、眼張のアクアパッツァ風料理など、春の食材を取り入れた料理が並びます。メインには和牛フィレまたは鴨胸肉を用意し、季節の食材とともに楽しめるコース構成となっています。

デザートはメロンとカモミール。食事の余韻をやさしく包み込む爽やかな一皿です。庭園の新緑を眺めながら味わうイタリア料理は、季節の移ろいを感じる贅沢な時間。料理と景色が響き合う体験こそ、イル・テアトロの魅力といえるでしょう。
なお朝食は平日のみ、宿泊者以外でも利用が可能。庭園の景色を眺めながら過ごす朝の時間もまた、このレストランならではの楽しみ方です。
25周年へ向けて、新たな歩み
イル・テアトロはこれまで多くのゲストに特別な食の時間を届けてきました。今回の新体制は、その伝統を受け継ぎながら未来へ進むための大きな節目です。本場イタリアの感性と、日本庭園の四季が織りなす食体験。アルベルトシェフの料理は、イル・テアトロに新しい魅力をもたらしてくれることでしょう。
2027年の開業25周年へ向け、進化を続けるイル・テアトロ。料理という舞台で紡がれる新たな物語に、これからも注目が集まりそうです。
庭園の情景を持ち帰る、季節限定スイーツも必見!
レストランだけでなく季節限定のスイーツも注目を集めています。なかでも、この春登場しているのが、庭園の名物演出「東京雲海」をイメージしたスイーツ「東京雲海クッキーサンド~春のいちごmix~」。


桜咲く庭園と幻想的な「東京雲海」の景色をモチーフにしたクッキーサンドです。いちごの甘さと酸味を楽しめるバタークリームをサンドしていて、いちごの爽やかな風味が広がり、春らしい味わいが印象的。洋酒を使用していないため、お子様も一緒に楽しめるやさしい味わいなのも嬉しいポイント。バター&レーズンと、いちごの2種類が詰め合わせになっており、ホテルの思い出を持ち帰るお土産としても人気を集めています。庭園散策やレストランでの食事とともに、季節限定スイーツもぜひチェックしてみてください。
■【ホテル椿山荘東京】イル・テアトロ
所在地:東京都文京区関口2-10-8
アクセス:東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」1a出口より徒歩約10分
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週5フルタイム会社員×週末トラベルクリエイター(旅・食・ホテル)
大学卒業後、大手金融機関で6年間勤務し、その後IT企業に転職。平日は会社員として働きながら、週末や有給を活用して全国・海外のホテルステイやグルメを楽しむライフスタイルを発信中。ライターとしての執筆活動に加え、商品撮影、動画制作なども手がけ、ホテルや観光業界を中心にコンテンツ制作を行う。仕事も旅も全力で楽しむスタイルで、“働きながら旅を楽しむ”リアルな体験をシェア!
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