2026.04.04
コスタリカの楽園・タマリンドでしたい、心ときめく5つの体験
どれだけ旅をしていても、世界にはまだまだ「知られざる楽園」が存在していることに驚かされます。
今回紹介するのは、コスタリカの太平洋沿岸に位置するタマリンド。グアナカステ州のニコヤ半島に位置するこのビーチタウンは、日本人にとってはまだ名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、一度訪れるとその魅力に心掴まれること間違いありません。
この隠れ家的なビーチタウンで、私がおすすめする体験を5つ紹介します。
タマリンドってどんな町?

タマリンドは、コスタリカの太平洋沿岸を代表する、サーフィンとサンセットの楽園。コスタリカに根づく「Pura Vida(プラ・ビダ)」—シンプルに今を楽しみ、自然とともに生きる生き方—を、体感できるスポットです。
かつては静かな漁村だったこの場所が、今では「サーファーに大人気の活気あるリゾート」として進化。国内外からサーファーや旅人たちが集まる人気スポットになりました。
サーフィン初心者から上級者まで楽しめる波のビーチや、カタマランボートから眺めるサンセット、カヤックやボートトリップが楽しめるマングローブなど、豊かな自然に好奇心が尽きません。
地元の人からはちょっと皮肉を込めて「外国人(Gringo)が多いタマリンド」=「タマグリンゴ(Tamagringo)」とあだ名がつくほど、外国人(特にサーファーやバックパッカー)に愛されている地でもあります。
1. 「Pico Bistro Tamarindo」で潮風を感じながらブランチ

「Pico Bistro Tamarindo」は、在タマリンドのホテルスタッフにおすすめされた、オーシャンフロントのカフェレストラン。
コーヒーが美味しいと聞いて訪れましたが、同店はそれ以外にも魅力がたっぷり。ロケーション、にこやかにサーヴしてくれるスタッフ、料理の味などどれも満足度が高く、私にとってもおすすめの一軒に!
席はエアコンの効いた室内と、オンザビーチのテラスから選べます。まだ比較的涼しい午前中なら、ぜひテラス席に。大きな木の下で、波の音を聞きながら気持ちのいいブランチ時間を過ごすことができます。

今回は、コスタリカ式朝食とコーヒーでブランチ。
コスタリカ式の朝食は、ガジョ・ピント(黒豆ご飯)に揚げたバナナ、卵、サワークリームなどと一緒にプレートでいただくのが定番です。店や家庭によって違いはあるものの、ガジョ・ピントとバナナは特に外せないメニュー。
ご飯があっても、トルティーヤやパンがついてくるのが、中南米らしいですね。


コーヒーは焙煎師兼バリスタのスタッフさんがいることからもわかる通り、本格的な一杯を楽しむことができます。
もちろんコスタリカ産の豆を使っており、豆乳とオーツミルクも選べます。通常のミルクを頼むと、ラクトースフリーのミルクを使った少し甘みを感じる一杯が提供されました。
タマリンドの一日を、気持ちよくスタートさせるのにぴったりの一軒です。
>>Pico Bistro Tamarindo
2. ローカルに愛される食堂「ソーダ」でランチ

洗練された飲食店だけでなく、もちろん地元の人々が通う「SODA(ソーダ)」と呼ばれる小さな食堂もあります。
中心地から少し離れると、観光客でも入りやすいソーダが何軒かありますが、なかでもおすすめは「Soda Buffet El Estero」です。



右:外の席にも一部、屋根あり
料理は魚、ビーフ、チキン、ポーク、野菜からメインを選んだら、あとはサラダ、豆料理の種類、デリなどの一品を選んで好みのプレートを仕上げていきます。
一番人気は魚だそうですが、この日は売り切れ。チキンを中心におかずを選んで、彩りの美しいコスタリカらしい一皿ができあがりました!

また知っている日本語を披露してくれた陽気なオーナーさんは、食へのこだわりもしっかり。
普段は小食の私ですが、大盛りの一皿をペロリと完食。それを伝えると「味付けは主に塩とニンニクのみと最低限、余計なものが一切入ってないからね」と、教えてくれました。食材が新鮮なのはもちろん、シンプルな味付けも特徴です。
お客さんが次から次へと訪れ、地元の人から愛されているのが伝わる一軒でした。
3. 夕暮れをビーチで過ごす

タマリンドの夕陽は、コスタリカ旅行のハイライトのひとつ。
まずは太平洋に面した三日月形のタマリンド ビーチ。視界を遮るものがなく、地平線までクリアなパノラマが特徴で、岩場や岬がドラマチックに夕暮れ時を演出してくれます。
サーファーや家族連れがビーチチェアでドリンク片手に待機。近くのバーでハッピーアワーやファイヤーダンスも楽しめます。足で砂に触れ、波音を聞きながら過ごしてみてはいかがでしょうか。
また海の上から夕陽を眺める、カタマランボートクルーズも人気です。


右:迫力たっぷりのファイヤーショー!
さらにプライベート感がグッと増し、ローカルや在タマリンドの外国人からも愛されるランゴスタ ビーチもおすすめ。混雑を避けたい人にとってまさにPura Vidaをゆったり味わえるスポットです。
4. マングローブはボートで!「Enrique’s Estuary Tours」に参加

もしタマリンドに数日しか滞在できず、ひとつだけツアーに参加するとしたら、マングローブボートツアーをおすすめします。
複数のツアー会社から催行されていますが、いずれも自然に詳しいナチュラルガイドや、長年の経験を持つ地元ガイドが案内してくれるので、タマリンドの自然環境を知るいい機会になります。


ちなみに今回参加したEnrique’s Estuary Toursのエンリケさんは、この道約36年の大ベテラン!
マングローブジャングルのなかでも細い川を選んですいすいと進んでいくのは、この辺りを熟知したエンリケさんだからこそ。とても頼もしく感じました。


右:ガイドがサッとカットして出してくれるパイナップル。フレッシュで甘い!
もちろん動物を見つけるのもお手の物で、ゲストが気づいていなくてもボートを止め「サルだよ、小さなワニだよ、見える?」と見せてくれました。


右:木の上を軽やかに移動するホエザル
町の中心からすぐのところに、これほど雄大な自然が広がっているとは! タマリンドの魅力をまたひとつ体験することができました。
5. 可愛いお土産は買い過ぎ注意!?
サーフタウンであり、ナマケモノやイグアナなどの動物が暮らすタマリンドでは、サーフデザインや動物モチーフから、ローカル作家の一点ものまでお土産の種類が豊富で、買い物も楽しみのひとつに!
町中にはたくさんのギフトショップがありますが、なかでも「Bonita Tierra」と「Buena Nena」は外せません。どちらもタマリンドに暮らすアーティストの作品を積極的に取り扱う、センスの光るお店です。


店名のBonita Tierraは、スペイン語で「美しい地球」という意味。
笑顔がキュートなジジさんの一押しは、地元作家のセラミックブランド「Noble Cerámica」です。コスタリカの純粋な粘土を使った、唯一無二の手作りマグカップは大切な人や自分用のギフトにぴったり。
こんなマグカップで朝のコーヒーを飲むことができたら…想像するだけで、Pura Vidaな気分になります。


右:ほかにも気になるアイテムが目白押し!
そして、ビーチタウンらしいBOHO(ボーホー)テイストなアイテムが詰まった、Buena Nena。
オーナーさんがデザインするタマリンド発のハンドメイドバッグブランド「Dolores Bags」の商品が幅広く揃う一軒です。布の使い方が独特なバッグやポーチは、選ぶ楽しみがありますね。
バッグ以外にも、ユニークなファッションやジュエリーなどの小物が豊富で、まるでおしゃれなファッションブティックのようです。


右:ここで揃えたファッションで、タマリンドのストリートを歩いてみたい
番外編:サーフィンとマーケット探訪

サーフィンのメッカでもあるタマリンド。町中からビーチの上まで、体験のチャンスに溢れています。地元のサーファーに混ざって、サーフィンデビューしてみては!?
またタマリンドではマーケット探訪も外せません。土曜に「Tama Market」、木曜の夜に「Tamarindo Moonlight Market」が開催されています。
特に土曜のマーケットは大規模で、地元クリエイターから買い物をする人たちまで誰もが楽しそう! 活気のある雰囲気を味わえます。


*****
タマリンドでしたいことを、5つ紹介しました。
時間が許せば、すべて体験してもらいたいほど! タマリンドの有り余る魅力を、きっと体感してもらえると思います。そんな体験を重ねるうち、現地の人のように「Pura Vida」が口癖になっているかもしれませんよ。
※情報は取材時(2026年2月)のものです

暮らすように旅する、自然派ライター。世界一周を含む4年の旅の後、オーストラリアに移住し、約7年暮らす。2023年、東南アジア中心のノマド暮らしを経て、2025年よりフリーダイビングをしつつ、世界二週目中。ライターとしては旅行誌の広告制作を経て、雑誌広告や編集ページを執筆。そして現在は主にwebメディアで、旅はもちろん自然に沿った生き方を実践し、地球と体に優しい生き方のヒントを発信しています。
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