2026.04.12
都内にいながら“北欧の森”へ。豊島園 庭の湯の女性用サウナが「息苦しくない」サウナとしてリニューアルオープン
サウナブームといわれるようになってから、たくさんのサウナ施設がオープンしてきました。
しかし、残念ながら、まだまだ女性向けのサウナに注力をしている施設は少なく、ミストサウナのみが常設、もしくは男性用浴室のみサウナありという施設も少なくありません。
そんな中、都内屈指の歴史あるサウナ「豊島園 庭の湯」の女性用サウナエリアがリニューアルオープンしました。実際に足を運んでみると、サウナの良さがわからないという女性にとっても心地よさを感じられるこだわりが豊富。
早速生まれ変わったサウナエリアの様子をレポートします。
女性サウナー50人以上の声を反映
豊島園 庭の湯は、サウナ特化型施設とは異なり、温泉、岩盤浴、食事、スパ、リラクゼーションなどを複合的に楽しめる強みを活かした温浴施設。都内の中で数少ない、男女一緒に楽しめる屋外フィンランドサウナも人気を集めています。
そんな庭の湯では、すでに男女一緒に入れる屋外のフィンランドサウナや男性サウナのリニューアルは完了済み。
この度、女性サウナー50人以上にヒアリングを実施し、「熱すぎる・苦しい」というネガティブなイメージを持っている、サウナを利用しない女性も楽しめるような空間、「我慢」ではなく「心地よさ」を感じられるサウナ空間を実現したと言います。
そのコンセプトは「白樺の庭で、都市にいながら“北欧の森”と出会う」。
サウナに対する先入観を払拭する女性のためのサウナとは、いったいどんなサウナなのか体験してきました。
息苦しさのない、長時間くつろげるサウナ

サウナが苦手だと話す友人たちは、口を揃えて「息苦しい」「我慢するのがしんどい」と言います。
しかし、今回リニューアルされたサウナの最大の特長は、息苦しさのない長時間くつろげるサウナ室であるということ。
少しマニアックな話になってしまいますが、酸欠感を感じさせない低気密性の設計かつ、強制換気機能のあるサウナストーブにより、従来のサウナが持つ息苦しさを軽減させたのだと言います。

木材にもこだわりが。檜に似たウェスタンレッドシダーを豊富に使用することで、アロマを使わずとも深みと甘さのある香りが体の中を満たしてくれます。
さらに天井部分には星空をイメージした照明が瞬き、北欧の夜を思わせるゆったりとした雰囲気が印象的。熱い空間の中、ぱっと顔を上げた時に広がる星空のようなライティングは日常の疲れから解放してくれることでしょう。
休憩スペースに広がる白樺の森は、生きた植物に癒やされる

サウナを上がった後は、水風呂に入り、ベンチで休憩する内気浴を行なうのが定番。そんな冷水浴と内気浴のスペースは、明るい「白樺の森」をイメージ。本物の白樺の柱と生きた植栽を配置して作られています。

また、休憩中にほかの利用者の視線が気になるという女性特有の心理的ハードルに配慮し、視線を適度に遮るような設計もポイント。街づくりや森づくりのプロ「そら植物園」が担当したとのことで、生きた森の中にいるような没入感と、自然の中で心身ともに癒される解放感を途切れさせない空間を実現させたと語ります。

水風呂は湖畔をイメージし、白樺と森の空に青空と湖が広がる風景を演出。まるで本場フィンランドの静かな湖に身を委ねているような、水風呂で心地よさを体験できます。
さらに女性に嬉しいポイントでいうと、サウナ室を出た後や冷水浴後に寒さを感じやすいと言う意見を取り入れ、大判のバスタオルも貸し出し。「どうしても水風呂や休憩タイムが苦手で…」という方も安心して入れそうです。
リニューアルした部分以外もクセになる
ちなみにリニューアル以前から、庭の湯を重宝している筆者としては、改めてリニューアルした部分以外の魅力もお伝えさせていただきたい。

まず、推したいのは青が美しいテルマリウムサウナ。ヨーロッパ調の雰囲気のサウナは、温められた床、壁、椅子からじんわりと熱が伝えられ、快適な発汗が促されます。
古代ローマ風呂そのものの蒸気浴もポイント。普通のサウナよりは、少し低めの温度設定なので、まずはこちらから入ってみるのもおすすめです。

都内の女性用浴室にはまだまだ数少ない桶シャワーも設置。
最初はちょっぴり緊張するかもしれませんが、サウナ上がりに頭から水をかぶると言う体験は一度体験したらクセになること間違いなし。
庭の湯に行った際は、ぜひとも試してみてほしい。

また、天然温泉 露天風呂も必見。
地下1445mから汲み上げた温泉(含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉)には、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、鉄イオンなど、海と大地のミネラルが凝縮されており、入浴後は、温泉成分である塩分が肌の表面を包むように覆い、その膜が汗の蒸発を防いで体温を逃さないので、保温効果が続き身体が温まります。
露天風呂から見える庭の季節の彩りを楽しみながら、ゆったりとお湯に浸かってみるのもおすすめです。

脱衣所にはリファのドライヤーとコテ、雪肌精のスキンケアアイテムも設置。大事な予定がある前に行くとしても、ばっちり準備ができちゃいます。
このように女性には嬉しいポイントが満載な豊島園 庭の湯。まずは、ぜひとも1日ゆったりできる日に羽を伸ばしに行ってみてほしい。
■豊島園 庭の湯
所在地:東京都練馬区向山3-25-1
営業時間:10:00〜23:00
休館日:なし
入館料:一般 平日 2600円/土日 3300円/特定日 3400円
ナイトスパ(18時以降) 平日 1800円/土日 2400円/特定日 2500円

ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・お笑い・恋愛番組・ガールズムービー・サッカー…とにかくエンタメ好き!サウナと旅で体を癒しながら、マイメロディに囲まれた自宅でテレビとラジオ漬けの毎日を送っている。
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