2020.12.02
東京のパワースポット・神田明神でご利益大な和カフェを発見
御茶ノ水 EDDOCO CAFÉ MASUMASU
神社やお寺は、少し慌ただしい日常から離れたいなと思っている方におすすめのスポット。
しかし今や神社は参拝をするだけの場所ではないのを皆さんはご存じですか?
今回は『神社×カフェ』という斬新な組み合わせで話題のEDDOCO CAFÉ MASUMASU(えどっこカフェますます)をご紹介します。
伝統と先進が共存する空間
日本最大の学生の街として知られる東京・御茶ノ水。
御茶ノ水駅から徒歩5分、神田明神という神社があります。
商売繁晶の神様「恵比寿様」・縁結びの神様「大黒様」・除災厄除の神様「将門様」の3つの神様が祀られ、都内屈指のパワースポットとして日々参拝者が絶えません。
境内にある4階建ての神田明神文化交流館「EDOCCO」はガラス張りで先鋭的な印象の建物。旧と新が共存する稀代な空間です。
神札授与所・カフェ・土産物店・伝統文化体験ができるスタジオなどが入り、文化発信や憩いの場として親しまれているそう。
美味しく食べてご利益をいただく
1階にあるのが『EDOCCO CAFÉ MASUMASU(えどっこカフェますます)』。
“神社と参拝者とのご縁をつなぐお店にしたい”という想いが込められているそう。
店名は、日本古来から量る道具として使われている「枡」と「益々」をかけて、益々商売繁盛、益々縁結びを願ってつけられたのだとか。
昼はランチメニューや和スイーツ、夜はおでんと日本酒が楽しめます。
店内は木のぬくもりが優しく、肩の力が抜けくつろぎを感じる空間です。
ランチメニューは「勝」「神社」「枡」「縁結び」「合格」等といった語呂合わせで縁起の良い名前ばかり。どれをいただいてもご利益がありそう。
今回私が注文したのは
「ポーク神社(生姜焼きプレート)」1,000円(税抜)
名物スイーツ「枡パフェ」880円(税抜)
「お抹茶(ホット)」550円(税抜)。
ポーク神社はたっぷりのおろし生姜が入ったこだわりの逸品。ご飯は白米と雑穀米から選ぶことができます。
豚肉には身近な食品の中で最も多くのビタミンB1を含み、生姜と合わせることにより新陳代謝が活発化し疲労回復効果も増すと言われています。
肉厚な豚肉・生姜・雑穀米で栄養をしっかり摂って、疲れた身体に力が漲るよう。
枡パフェには、抹茶アイス・自家製白玉・柚子ソース・甘納豆・オリジナルの抹茶マスカルポーネが溢れんばかり。カリッと香ばしい米でつくられた「ぶぶあられ」が時々顔を出し、スプーンを入れる場所によって食感が異なりワクワクします!
とろっとした口溶けのパフェと、ほろ苦い抹茶は思わず笑みがこぼれる抜群の相性。ぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。
私たちに馴染み深い抹茶は、ポリフェノール“茶カテキン”が豊富に含まれ高い抗酸化作用があり、アンチエイジングが期待できる隠れた日本のスーパーフードだそう。
美味しく食べて身体も健康に美しくなれるなんて、贅沢ですよね!
声援をもらってパワーチャージ
カフェに併設された土産物店にはクスッと笑ってしまうユニークなお土産物を発見。
その名も「神社声援」300円(税込)。なんとジンジャエールと読みます!すりおろし生姜を使っており白濁色で本格的。心願成就のお祓いをすませ、神田明神様からの声援をいただくことができるありがたいものです。生姜焼きのタレにも神社声援が使用されているんだとか。
優しい甘さの中にピリッとした爽やかな濃厚生姜で、寒い季節もお腹からぽかぽかして幸せな気分になりますよ。
少し疲れたなと感じたら、ふらっと都会の喧騒から離れて、ご利益と美味しい食事でほっと一息ついてみては。
ドイツ在住の元CA。システムエンジニアを経て客室乗務員となり、退職後2023年より家族とドイツに住む。学生時代に台湾留学でマスターした中国語と英語に加え、現在はドイツ語の資格取得に挑戦中。異文化交流と新しい体験を求めて、世界中を旅するグルメ探究者。旅先で味わった料理を自宅で再現するのが趣味。ドイツを中心にヨーロッパでの暮らしと旅情報をお届けしていきます。
Instagram:@wakana_log/@wakana_log_germany
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