2021.04.21
一度知ったらやみつき!簡単、手作り発酵調味料の世界をご紹介
東京 神楽坂発酵美人堂
一度食べたらやみつき。腸活にも良い発酵調味調の魅力
腸を健やかにし、免疫力を高めることで、ここ最近さらなる注目を集めているのが「発酵食品」。積極的に摂りたいと思いつつ、身近にある食品で思いつくのはお味噌や納豆、ヨーグルト、甘酒くらいで、それ以上バリエーションが見つからない、という人が多いのではないでしょうか。そこで、オススメなのが麹を使った発酵調味料。今回、発酵調味料のスペシャリストでもある発酵料理研究家の清水紫織先生の教室で、発酵調味料のレッスンを受けつつ、その魅力と美味しさを体感してきました。
清水先生のお教室、「神楽坂発酵美人堂」は、もともと花街があった神楽坂の裏路地にひっそりとたたずむ、情緒漂う古民家。先生も、その季節折々の着物で出迎えてくれます。
お教室には先生が開発し、作られた発酵調味料がズラリ。発酵柚子胡椒や発酵トマトケチャップ、発酵豆板醤など、「これも発酵でつくれるの?」と驚くものもたくさん!すべて、試食させていただきましたが、どれも美味しくて参加者からは歓声の声が上がったほど。
混ぜるだけ。驚くほど簡単に出来上がり!
今回受けたレッスンで作ったのは、発酵カレールー、甘酒コチュジャン、玉ねぎ醤。すべて、材料を混ぜて家で常温に1週間置いておけば出来上がりという手軽さ!(現在、新規の方のレッスンは受けてつけていませんが、材料込みの動画レッスン「手作り発酵調味料キット」8000円(税込)をネットでお申込みいただけます。)
玉ねぎ醤は、まるでコンソメのような味。スープの出汁として、オイルと合わせてドレッシングにするなど用途は多岐にわたります。
コチュジャンも、簡単に出来て感動!白菜などの野菜に和えるだけで、即席キムチに。
発酵調味料を使った料理を試食
今回作った発酵調味料を使った、先生のオリジナル料理を試食。発酵チキンカレー、カリフラワーとサバ缶のサブジ、簡単キムチ、塩麴ライタ、スパイス卵と、全6品。どれも驚くほど簡単なのに、味わい深くて感動するほどの美味しさ。私も、まずは自宅でカレーを作ってみましたが、短時間でできるのに、お店で手間暇かけて作ったような出来上がり。こんなに美味しくて、美と健康にいいなんて嬉しすぎる!
食後に、オリジナル商品の「美人甘酒ジンジャー&シナモン」をオーツミルクで割ったドリンクもいただきました。カラダを温めるスパイスのほか、ヒト型セラミド配合で、しっとり美肌に導いてくれます。優しい甘さで、クセになる美味しさ!
作った調味料は、袋に入れてお持ち帰り。日持ちはものにより冷蔵保存で4か月~。保存しておくことで熟成されてどんどん美味しくなっていくそう。野菜やお豆腐にかけたり、納豆に混ぜたり…、使い方は自由自在でどんな料理も美味しく変身させてくれる発酵調味料。一度魅力を知ったら、一生使い続けたくなるはずです!
美容・恋愛ライター、美食レシピ研究家。女性誌を中心にライターとして約20年活動。恋愛、美容、食、健康、結婚、出産など女性のライフスタイルに寄り添ったコラム執筆ほかセミナーを随時開催しています。料理家としても活動しておりアンチエイジングを目的とした料理を中心にレシピつきレストラン「Mitsue’s Kitchen」をオープン。
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