SERIAL STORY

2021.03.23

ツヤ肌orマット肌? ベースで差をつける 美肌メイク術

プロのヘアメイクさんからいつもと同じになりがちな大人女子メイクに新提案!簡単なプロセスと、仕上がりが大きく変わるテクニックを教わります。

教えてくれるのはこの人!

ヘアメイクアップアーティスト

佐藤美香

女優、タレントのヘアメイクをはじめ、広告、雑誌、メイクセミナー等、様々な分野で活躍中。キレイノートでは森絵梨佳さんのヘアメイクを担当。

今月の新提案

ツヤ肌orマット肌?
ベースで差をつける 美肌メイク術

マスク生活を余儀なくされたことに加え、最近では花粉や紫外線など季節特有のお悩みで肌がゆらぎやすくなっている方も多いのでは。
安定しない肌状態でメイクをするときに、要となるのが基本のスキンケア。
いつものスキンケアを少し工夫するだけで仕上がりはがらっと変わります。
スキンケアの次にご紹介するベースメイクの作り方では、ワンポイントで持ちが良くなる“もっちりツヤ肌”と、メイク崩れが気になるこれからの時期にオススメな“ふんわりマット肌”をご紹介します。
それぞれのベースに合わせたポイントメイクも取り入れて、美肌引き立つメイクを楽しんでみては。

基本のスキンケア

肌温度を上げてしっかり保湿する
ことがキレイなベース作りへの近道

メイクの仕上がりに差をつけるのがメイク前のスキンケア。たっぷりと保湿をして、内側から潤い溢れるきめ細かな肌に整えることが大切です。簡単にできる4つのプロセスをいつものスキンケアに取り入れてみて。

BASIC SKINCARE

メイク前はまず体を温めることから始めましょう。スチーマー、ホットタオル、温かい飲み物などで体温を上げるとメイクののりが良くなりますよ。

化粧水はコットンの角までひたひたに含ませるのがポイント。コットンを使うとムラなくケアでき古い角質も優しくオフできます。

先程使ったコットンを2枚に割いて気になるところにのせて1分パック。肌荒れや乾燥など、お肌の気になるところを中心にのせてくださいね。

スキンケアは首までおこなってしっかり保湿。手に余ったものでついでに手の甲もケアしましょう。最後に日焼け止めを塗ることも忘れずに。

ベースメイクへ入る前の基本のスキンケアで肌を整えたら、自身のなりたい肌を下のTYPE01・02から選んで取り入れてみて下さいね。

BASE MAKE TYPE

#01

もっちりツヤ肌

層を重ねて仕上がりと持ちをアップ
思わず触れたくなるような肌へ

気になるところはきちんとカバーしつつも素肌感を残すのがツヤ肌メイクのポイント。普段なんとなくやってしまいがちなメイクプロセスも、下地のおき方やファンデーションの塗り方ひとつで、思わず触れたくなるような透明感溢れる肌へと仕上げることができます。ベースに合わせて、ポイントメイクにはパールやラメが入ったアイテムをプラスすると統一感のある仕上がりに。

HOW TO MAKE UP

ツヤ肌に仕上げたいときは保湿力の高い化粧下地を選びましょう。両頬・額・あごにのせ、顔の中心は濃くフェイスラインは薄くなるように塗布することで自然な立体感がつくれます。

クッションファンデーションをブラシで薄くのばしていき、足りないなと思ったらもう一度重ねて調整しましょう。厚い一層より薄い二層の方が崩れにくく、崩れてしまったとしても目立ちにくくなります。

にっこり笑って高くなったところに練りチークをオン。指のはらを使ってスタンプをおすようにポンポンとのせましょう。範囲は狭めにすると失敗しにくいですよ。

パウダーはフェイスラインをメインにのせることでツヤが際立ちます。小鼻など崩れが気になる場合はパフを折った角で細かくカバ―しておくと◎

統一ある仕上がりに!
もっちりツヤ肌ポイントメイク

アイシャドウにはキラキラ輝くシルバーラメを黒目の上にオン。光が当たることできらめきを増しツヤ肌が引き立つグロッシーな目元に。

目の下アイシャドウには赤みのあるピンクをのせてミステリアスな雰囲気に。目の上のアイシャドウとのコントラストを楽しんで。

パール感のあるピンクリップを唇の中央からのせていきます。そうすることで中心に光が集まり立体感で潤いのある口元に。

 

BASE MAKE TYPE

#02

ふんわりマット肌

気になるところは下地でカバー
乾燥知らずの上質肌へ

マット肌で気をつけたいのがカバーしすぎて厚塗りになってしまうこと。下地の段階で気になるところをカバーしてあげれば、余分にファンデーションを塗らずに潤いを残したままふんわりマットな肌へと仕上げることができます。ベースに合わせた暖かい季節に似合うカラーメイクもおすすめ。

HOW TO MAKE UP

マット肌に仕上げたいときは毛穴カバー下地を選びましょう。軽く肌を引いて伸ばすと毛穴が見えやすくなるので、そこを優しいタッチで埋めていきます。

パウダリーファンデーションをスポンジに取り、顔の中心にトントン置くようにのせていきます。フェイスラインはスポンジの何もついていない面を使ってなじませましょう。中心は多めに、外側は少なめにのせるのが自然に仕上げるコツ。

パウダーチークをチークブラシでふわっと広めにのせていきます。一度で仕上げようとせず2・3回重ねて色を調節してくださいね。

ハイライトをつけるブラシはチークパレットの付属ブラシがおすすめ。Tゾーン、頬骨の上、あご先にのせていきます。

春夏らしさをプラス!
ふんわりマット肌ポイントメイク

鮮やかなオレンジのシャドーをアイホール全体にのせ、二重のラインまで同色を重ね塗り。

ネイビーのマスカラを選ぶことで白目が際立ち瞳に透明感がプラスされます。主張が強くないので、ふんわりした雰囲気もキープ。

とろみのあるベージュリップを指でラフに塗ることがポイント。直塗りやブラシ塗りより指でつけることで抜け感を演出できます。

 

肌の揺らぎやすい季節に、少しの工夫で仕上がりがぐんと良くなる
“もっちりツヤ肌”と“ふんわりマット肌”。
まずはしっかり肌の保湿をしてコンディションを整えてから、なりたいイメージに合わせてベースメイクに入ることが大切です。ベースがキレイに仕上がるとその後のメイクも映えるので、今回ご紹介したプロセスをぜひマスターしてくださいね。

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