1975年6月25日生まれ
インターナショナルセールスプロジェクトマネージャー
常夏の国であるのに肌がきれいで、スッピンもしくは薄化粧、
いきいきとした美しさが魅力の台湾人女性。
いつもどんなことを心がけているの?
健康的なスタイルをキープするには?
台北に暮らす、職業も年代も違う彼女たちにインタビューし、
それぞれのナチュラルビューティーの秘訣に迫ります。
コーヒーメーカーや、ボールペンをはじめとした文房具など、台湾メイドの生活用品を扱う会社で、海外に向けた広報を担当しているKaren(カレン)。世界中の展示会に出向いて商品を出品、その魅力を紹介し続けている。9月はパリ、10月はバンコクの展示会に参加する予定なのだとか。
忙しく海外を飛びまわっている中、いつも明るくハッピーなオーラを発しているカレン。毎日をご機嫌に過ごすために、どんなことを心がけているのだろう。
「いつも前向きでいることが大切。マイナスなことを考えちゃうと、気持ちがどんどん落ちてきちゃうから。もちろん落ち込むこともあるけど、なるべく早めに切り替えるようにしています。それには運動がすごく効果的。運動したあとは、スッキリして元気が出ますよ!」




世界をかけまわっている職業柄、使っているコスメもインターナショナル。
「汗をかいたら肌がすぐに赤くなっちゃうくらい敏感肌だから、スキンケアにはなるべく添加物が入っていない肌にやさしいものを使っています。ピンクの保湿オイルはドイツのブランド“Bio-Oil”のもので、お風呂上がりの肌に塗っています。黄色いキャップの小さい容器は、ミントオイル。“China Oil”という名前で、台湾人に大人気だけど、ドイツのものなんですよ(笑)。マッサージに使ったり、風邪を引いたときはお湯に少しだけ入れて飲むこともありますね。日焼け止めはロクシタンを使っています」


「赤いパッケージの軟膏クリームは、オーストラリアのブランドで、赤ちゃんも使えるもの。ケガをしたときにも、虫刺されにも使えるし、とにかく万能! リーズナブルな上に効果が高いからお気に入りなんです。ブルーのスプレーボトルは、台湾のブランド“森田薬粧”の化粧水です。スキンケアの順番はあまり気にしていなくて、洗顔の後に化粧水と乳液をつけるくらい。台湾ブランド“Deary”のハンド&フットクリームとリップバームも愛用しています。肌が乾燥する冬は、全身にワセリンを塗っていますよ」


(写真・右)台湾のコスメショップで買える「Deary」のハンド&フットクリームとリップバームは、リーズナブルな値段も魅力
おいしい食べ物をこよなく愛すカレン。そのグルメぶりは友人たちの間でも評判で、「おいしいレストランを教えて!」「おすすめの調味料は?」とよく聞かれるそう。代謝が落ちてくる40代、体型キープの方法は?
「食べることが大好きだけど、さすがに寝る前は食べないようにしています。それから、友だちと一緒に食事に行くときは気にしないんだけど、普段は濃い味の食べ物をあまり食べないように、薄味を意識していますね。でも、好きな食べ物は食べたいだけ食べちゃう! その代わりに運動で消費するようにしています。週に1~2回、仕事が忙しくないときはほぼ毎日ジムに通って、パーソナルトレーナーと一緒にトレーニングをしています。汗はイヤだけど、汗をかくのは好き(笑)。運動したあとはすごく元気が出るんです」


カレンは水がすごく好き。常にマイボトルに水を入れて持ち歩き、毎日2リットルくらいの量を飲んでいるそう。
「水を飲むことは大事。でも、ミネラルウォーターとかではなくて、私の場合は水道水(笑)。味がついた飲み物があまり好きじゃないので、飲むものはだいたい水かお茶です。お茶は、緑茶と菊花茶、玄米茶をよく飲んでいます。玄米茶は、抹茶が入っている日本のものが好きですね」


Karenが大切にしている美のルールは
「たくさん水を飲んで、運動して、おいしいものを食べる!」




「海外ガイドの仕事もしているオーナーが、世界各国から集めた食材や食器を使った食事とスイーツを出すお店。台湾の伝統的な料理が食べられるんですよ。いろいろな国の珍しいビールも飲めます。食事にもバーにも使えるし、豆花など手作りの台湾スイーツも食べられる便利なお店で、外国人にも人気です。使われている台湾のアンティーク食器を見るのも楽しい! 私のおすすめメニューは“おまんじゅう付きの台湾式おかゆ”と、『千と千尋の神隠し』にも出てきた“肉圓(バーワン)”です」Karen
https://www.facebook.com/tingat269
撮影・通訳/王立元(ロバート・ウォン)