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台湾美人規則vol.1

第1回
汪端如
Aco Wang

1988年6月19日生まれ
「OrigInn Space大稻埕」マネージャー

常夏の国であるのに肌がきれいで、スッピンもしくは薄化粧、
いきいきとした美しさが魅力の台湾人女性。
いつもどんなことを心がけているの?
健康的なスタイルをキープするには?
台北に暮らす、職業も年代も違う彼女たちにインタビューし、
それぞれのナチュラルビューティーの秘訣に迫ります。

明るくおだやかなキャラクターでゲストを癒す友人からの信頼も厚い美容リーダー 明るくおだやかなキャラクターでゲストを癒す友人からの信頼も厚い美容リーダー

感度の高いガイドブックやライフスタイル誌でもたびたび紹介されている台北の人気宿「OrigInn Space」。そこのマネージャーを任されているAco(アコ)。予約管理やゲストの案内はもちろん、スタッフの面接と指導、片付けや清掃、カフェスペースでコーヒーやラテも淹れる。抜群の気配りで宿のすべてを切り盛りしている彼女は、透明感のある白い肌が印象的。
「肌が白いのは生まれつきで、特に何もしていないんですよ。台湾は日差しが強いので、日焼け止めは毎日しっかり塗るようにしています。それから、私はドライスキンなので、乾燥しないように、お水をたくさん飲むようにしています」

何もしていないと謙遜しつつ、美容情報を常にチェックしているアコは、まわりの友人たちから「今はどんな化粧品がいい?」「おすすめを教えて!」と頼りにされている存在。東洋医学の力も借りながら、常に自分に合うスキンケアやコスメをアップデートしている。
「ちゃんとメイクを落としたいから、クレンジングは入念に2回! “BioRenewal”というブランドのジェルを使っていて、洗顔後は、“Florihana”の化粧水をつけています。夜はシートに浸して10分間パック。最後はオイルをつけていますよ」
仕事上いつもエアコンが効いている室内にいるため、汗をかけず、老廃物を排出しづらいのが悩み。たまに肌が痒くなることもあるそう。
「リンパを流すために毎日やっていることは、カッサを使ったマッサージ。顔、背中、脚、腕など、そのとき気になる箇所を10分くらいかけてマッサージしています。睡眠の質が悪いときは頭も。台湾の女性はカッサを使っている人が多いんですよ。風邪や熱中症のときもカッサでゴリゴリして熱を放出しています」

(写真・左)クレンジングジェルと日焼け止めは同じブランド、皮膚科学の研究を基にスキンケア製品を開発している「Bio Renewal」のもの
(写真・右)オーガニックのスキンケアブランド「Florihana」のダマスクローズの蒸留水を化粧水として使用。愛用のマッサージオイルはどちらも台湾ブランドのもの

食べる順番は、野菜、肉、魚からなるべく薬に頼らず漢方とお茶で体を整える 食べる順番は、野菜、肉、魚からなるべく薬に頼らず漢方とお茶で体を整える

お菓子をちょこちょこつまんでいる姿をよく見かけるのに、女性らしい丸みを帯びた“ちょうどいい体型”を維持しているアコ。スタイルキープの秘訣はなんだろう。
「スタイルは良くないですよ!自分では太っていると思っていて…(苦笑)。お菓子を食べるのも作るのも好きだから、その分、食事はなるべく少食でいるように、努力はしています。なるべく炭水化物を摂らないようにしていて、お弁当のときは先に野菜とお肉、お魚を食べて、それでお腹がいっぱいになったらごはんは残す、とかね。台湾はタピオカドリンクが有名ですが、砂糖が入っているドリンクはあまり飲まないようにしています」

体の中の余分な水分を排出する効果が高いといわれている
除湿茶。紫菊花茶はエネルギーチャージをしたいときに

自分の体質や症状をみながら、漢方とお茶も愛飲している。
「私は水分を摂り過ぎると浮腫む体質なので、体の中の余計な水分を排出する“除湿茶”という漢方を飲んでいます。ここのすぐ近く、迪化街(ディーホアジェ)の中にある漢方のお店にお医者さんがいて、そこで診てもらって買っています。でも、体を冷やす成分が入っているから、生理中には飲まないようにって言われていますね。それから“紫菊花茶”は疲れているとき、風邪気味のときに飲んでいます。台湾の南方でオーガニックの農産物を生産している農家をサポートするインターネットサイトがあって、いつもそこで購入しています」

体の中の余分な水分を排出する効果が高いといわれている除湿茶。紫菊花茶はエネルギーチャージをしたいときに

大好きなアロマでリラックス&リセット気分よく元気に働く秘訣は質のいい眠りにあり 大好きなアロマでリラックス&リセット気分よく元気に働く秘訣は質のいい眠りにあり

毎日、いろいろな国からのツーリストが入れ替わりで宿を訪れる。ゲストへのケアは様々な気苦労がきっとあるはず。アロマテラピーが趣味のアコは、“香り”を使ってストレスを発散しているのだそう。
「自分でブレンドしたエッセンシャルオイルを炊いて、部屋をいい香りにして、それでストレスを発散しています。アロマのエッセンシャルオイルには、気持ちを落ち着ける効果があるので。香りによって効果や効能が違うから、集めているうちに30種類くらいになりました(笑)。その日の体調や気分によって何種類かを調合しています」

ディフューザーは台湾のプロダクト。水を混ぜずにオイルだけを入れられるのでアロマ効果が高い。エッセンシャルオイルは、ラベンダーやゼラニウム、ローズなど

最後に、いつも明るい彼女のエネルギーはどこからきているのか聞いてみた。
「すべてをいつもいちばんの状態するために、まずは寝ること(笑)! でも、ただ眠るだけではなくて、質のいい睡眠をとるように心がけています。そうじゃないと翌日の気分も悪くなるし、仕事のパフォーマンス力も落ちますからね。元々眠りが浅いから、いつも耳栓とアイマスクを使って、シャットダウンしています。朝は寝覚めがいいようなエッセンシャルオイルを使うこともありますよ」

Acoが大切にしている美のルールは「睡眠を大切に!」

Acoの台北おすすめスポットOrigInn Space大稻埕 Acoの台北おすすめスポットOrigInn Space大稻埕

アコが働いている宿。ここ数年で一躍人気エリアとなった迪化街(ディーホアジェ)の入り口にあり、台北市政府により歴史的建造物に指定された建物をリノベーション。1階はカフェ兼セレクトショップ、2階と3階の客室にはセンスのいい北欧家具と、テレビ代わりにレコードプレイヤーを配置。客室は4部屋のみなので、ノスタルジックな雰囲気の中、ゆったりとした時間を過ごすことができる。宿泊客は毎朝カフェスペースにて、ラテやハンドドリップコーヒーを淹れてもらえるのも嬉しい。
「友だちの家に遊びに来たようにくつろいでくださいね」 Aco

企画構成・編集・取材・文/依知川亜希子
撮影・通訳/王立元(ロバート・ウォン)