サムイ島で人気のタイ産オーガニックプロダクトを求めて

数あるタイの島々の中でも人気のサムイ島。
美しいビーチと自然に囲まれて、ゆったりとした時間が流れます。
さて今回はそんなサムイ島でオーガニック製品が手に入ると聞きつけてSamuiHealth Shop by LAMPHU(サムイ ヘルスショップ バイ ランプー)へ行ってきました。

こちらはラマイというビーチすぐの街の中心地にあり、タクシーでアクセスしやすい場所にあります。

店内は国内外のオーガニック製品が種類ごとに並んでいて、簡単なカフェも併設されていました。
蜂蜜や紅茶などの食品類から美容系の商品まで、期待していたよりも多くのタイ産の製品が並んでいます。

店員の方に話を伺いながら、タイ国内で作られているものを何点か購入し、実際に使ってみました。

昔ながらのハーブや植物を使用したヘアケア用品

まずは種類が多数あったハーバルシャンプー、リンス類から。
タイのハーブを使ったものがほとんどで、抜け毛が多めだったりオイリーや乾燥が気になったりなど、自分の髪質や悩みに合わせて選ぶことができます。

Zenzeは昔からタイで医療用や日常生活の中で使われてきたハーブを使用しています。
こちらのRoot ofHairはバタフライピー配合。
バタフライピーとは、タイ原産の色鮮やかな紫色のお花で、お家のお庭などでもたまに見かけます。タイ人の中でヘアケアに多く用いられているお花です。
このバタフライピーは、その豊富な栄養素で、枝毛を防ぎ、輝く髪に導いてくれるそうです。
ナチュラルなシャンプーは、たまに泡立ちがいまいちなものもありますが、こちらは十分に泡立ちます。

甘めのお花の香りですが、うっすらとなのでわからない方も多いかも。
洗い上がりはしっとりとしていて、きしむことはありませんでした。

珍しい緑色のオーガニック歯磨き粉

タイといえば、実は歯磨き粉が有名。
本当にたくさんの会社から様々な種類の歯磨き粉を見かけます。
有名どころだと「デンティス」のものが人気で、お土産としても人気のようです。
こちらではオーガニックの歯磨き粉を見つけました。
「AIM THAI/エイム タイ」の「Organicactive toothpaste/オーガニック アクティブ トュースペイスト」です。

2種類ありましたが、ベーシックな「Classicformula/クラシックフォーミュラ」を選択(135バーツ/日本円で約460円)。

オーガニックのアロエベラやグリーンティー、オリーブオイルやグアバを使用していて、これらの効果で口臭を取り除いて、明るい歯に導いてくれるそう。
出してみると、従来の歯磨き粉のイメージの白とは異なる緑色。自然の色だそうです。

そして肝心の磨き心地ですが、ハーブの香りがかなり強くて味も苦め。
確かにナチュラルな味ではあるのですが、好き嫌いは分かれそう…。
少し刺激が強かったので、次回はお隣にあったオレンジのBright&Charming formula/ブライト アンド チャーミング フォーミュラを試してみたいと思いました。

タイやミャンマーでは知らない人はいない？”タナカ”のパウダー

タイとお隣ミャンマーで古くから用いられているThanaka /タナカを使用した美容法。
タナカというのは木の名前で、これをパウダー状にしたものを女性たちは日焼け防止や肌のトラブル解消に使用してきました。
たまに街中で顔にタナカを塗って外出している女性や子どもを見かけます。
Maria/マリアのThanakaPowder 100%はなんと100パーセントその木から作られたオーガニックの美容パウダーです(290バーツ/日本円で約980円)。

付属の小さいスプーン1杯と同じくらいの量のお水を合わせて、スクラブのように使います。そしてその後、1時間ほど置いても良いですし、さらに一晩置いてそのまま寝ることもできるそうです。
地元の方はそのままパウダーのみで使うこともあるようです。
皮脂を吸収するのでニキビにも、その他シワなどにも効果があるそう。

塗るとすぐ乾き、塗っていることがあまり気になりません。
今回は1時間おいて洗い流すとつるつるの仕上がり…！自然な素材のみでこの効果には驚きました。
地元の女性たちに愛用されてきた理由がわかります。

タイ国内で採れる豊富なハーブや植物がふんだんに使われているタイのオーガニック製品。
地元の方にも馴染みのある素材が現代風にアレンジされていて、私たちも手に取りやすいようになっていました。
今回はおすすめの商品のみのご紹介でしたが、他にも日本で見かけないものも多くあったのでもっと色々な商品を試してみたくなりました。