2019.08.16
カスタム自在のBIOサラダが嬉しい レストランKOSS
グルメの国、フランス 。
昔からサラダが主食として食べられていましたが、現在でもここパリにはサラダがおいしいレストランが星の数ほどあります。
さて今回はパリの中心部オペラ座から歩いてすぐ。たくさんのレストランが軒を連ねる通りで、ひと際賑わっているのが、BIOサラダが売りのオーガニックレストランKOSSです。
「毎日ヘルシーでおいしい食事を提供する」選び抜かれた食材たち
お昼は過ぎていましたが、ランチを求めてやってくる方で混みあっています。
お店の入り口の脇には本日のメニューが。8.5€(約1,000円)から。
店内に入ってみると、大きなメニュー表が。
KOSSでは人気の選べるサラダやサンドウィッチのほかに、タルトサレ(キッシュのようなもの)、パスタ、日替わりメニューから選ぶことができます。
大人気のサラダメニューはベース+3種類以上の好みのサラダをカスタムできます。
看板メニューサンドウィッチも3種類の中身をセレクト可能です。デザートと飲み物のセットは9.9€(約1,200円)と超お手頃。
KOSSでは、すべての食材が厳選して選びぬかれたものだけ使われています。
たとえば、野菜はフランス 政府が認めるABマーク(無農薬、有機肥料栽培)の有機野菜。オイルはオリーブオイル・なたね油・ピーナッツオイルのみを使用。デザートも作りおきではなく、毎朝手作りされたものが提供されており、牛乳は低温殺菌されたもの、あるいは豆乳が代用されているという徹底ぶり。
”初めて訪れたらとにかくこれを食べてみて!”とスタッフにおすすめされた人気メニューのサラダとサンドウィッチを注文してみることに。
まずはサラダ。サラダはベース+メインを3種類から5種類まで組み合わせて注文することができます。ベースは、パスタ・米・レタスなどの葉物のサラダ・いんげん・小麦の5種類から選べます。実はベースで小麦を選べるサラダレストランってなかなか珍しいんです!ということで、小麦を注文。が、なんとこの日は「完売」(残念!)
やはり小麦はこちらのお店の売りだそうで、ランチタイムにはすぐに売り切れてしまうんだとか。次回リベンジしたいと思います。
ということで気を取直し、いんげんをチョイス。
そしてメインは4種類を選択。カレー風味の鶏胸肉・きゅうりとトマトのオリーブオイル和えサラダ・薄切り大根のマリネ風・ピーナッツにしました。
ショーケースから指差しで注文できるので、フランス語がわからなくても簡単に伝えられます。
そしてサンドウィッチは、薄切り大根のマリネ風・ひよこ豆・トマトのピリ辛あえをチョイス。
加えてドリンクでおすすめされた、美肌効果のありそうなきゅうりとレモンの手作りレモネードも試してみることにしました。
サラダ(4種類)とデザート(チョコムース)のセット
バケット付きで10.40€(約1,200円)
いんげんがちょうどよい歯ごたえで、少し塩気もあるので、それだけでも十分いただけるといった印象です。
そしてなんといっても、薄い大根のマリネがとてもシャキシャキしていておいしい!フランスでもこんなに優しい大根が食べられるなんて、感動しました。
チキンもしっかりカレーの味がするのですが、全く辛さはなく、少しヨーグルトのようなまろやかな風味。上にしっかりとかけてくれたオリーブオイルとオリーブが、サラダ全体の味を整えてくれています。ヘルシーランチにぴったり。
チョコムースも見た目とは違って、甘さ控えめでとてもおいしいデザートです。量は結構ありましたが、ペロリといただけます。
サンドウィッチは、硬すぎない、ほどよいパリパリ感が絶妙なバケット。中身の大根はもちろんのこと、ひよこ豆も味がしっかりついており、トマトとの相性も抜群で腹持ちの良いランチです。
きゅうりとレモンのレモネードは、きゅうり独特のジューシーさとレモンのさっぱりとした味わいがほどよく組み合わさり、まさにフランス版青汁といった感じのテイストでした。少し酸っぱいので、苦手な方は砂糖を加えれば、飲みやすくなります♪
とにかく外食が高いパリですが、胃に優しいサラダをリーズナブルな価格でいただけるBIOレストランKOSS。観光の中心部オペラ座エリアにあるので、機会があればフランスの新鮮な野菜を食べにぜひ訪れてみてください♪
元旅行会社勤務。結婚を機にパリに移住。パリのおいしいクロワッサン、ビル・アケム橋からのぞむ風景が大好きです。将来は大学院への進学、それと本場インドでヨガを学ぶのが夢。最先端のトレンドが集まる街・パリの最新オーガニックグルメや人気のカフェ、おみやげにぴったりなプチプラコスメをリアルタイムでお届けしていきます。
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