経験することにムダはない。
楽しいことも、苦しいことも仕事の糧に

松本まりか
2019.12.11
経験することにムダはない。<br>楽しいことも、苦しいことも仕事の糧にアイキャッチ画像

経験することにムダはない。
楽しいことも、苦しいことも仕事の糧に

松本まりか
2019.12.11

経験することにムダはない。
楽しいことも、苦しいことも仕事の糧に

個性と才能、そして美しさを携えながら業界の最前線に立っている、女優、タレント、モデル、ミュージシャンのみなさん。彼女たちは普段どんなセルフケアやメイク、ストレス解消法を実践しているのでしょうか?外見はもちろん、内面も“キレイ”でいるための“メソッド=方法”をご本人から特別に教えてもらう企画、それが『キレメソ』。

今回の『キレメソ』は、女優として活躍する、松本まりかさん。特に食事をはじめとした、内側からとり入れるものには、こだわっているそうです。妖艶でありながらも、人と壁をつくらないフランクな考え方や行動力も魅力。彼女の女性として、人としての美しさを引き出すメソッドを教えていただきました。

エクササイズ ハードにせず、継続させることを重視 エクササイズ ハードにせず、継続させることを重視

私は、子どものころから自然食が当たり前の生活でした。というのも、私がちょうど生まれたころ、祖母が病気を患っていて。
そこで、我が家は食生活をガラリと変えました。化学調味料や食品添加物が含まれる食品を排除し、自然食に徹底。今は病気も回復し、元気なんです!
もちろんすべてが、食のおかげ、とは言いきれませんが、何を食べるか、そして、何を食べないか。食材を選ぶことがいかに大事かということを痛感しています。

実家を離れてひとり暮らしをする今も、食べものに対する考えは変わっていません。食材は玄米や茶色の砂糖、果物ジュースも果汁100%にするなど、精製されていないものを選ぶことが基本です。

ただし、体のためだからと仕方なく選んでいたり、ガマンしているわけではないんです。純粋に、自然食や自然な味が好みなだけ。幼い頃からの習慣が染みつき、無理なくそういう体になっているのだと思います!

自炊 食材選びも調理も楽しみながら 自炊 食材選びも調理も楽しみながら

食材のなかでも、特にオイルはこだわっています。
というのも、以前“サラダ食”にしていたときに、サラダしか食べていないのに、吐き気がするほど体調が悪くなったことがあったんです。

これまで、食べもので体に異変が起きたことはなかったのに、なぜだろう…と、気になり探ってみたところ、ドレッシングのオイルが原因だとわかりました。質のよくないオイルだったんです。

そこから、オイルについていろいろ調べて、よいオイルを選ぶようになり、今は上質なオイルを使ったドレッシングに出会いました! 「実身美(さんみ)」というブランドの酵素ドレッシングなのですが、6割、有機の生玉ねぎが入っていて、めちゃくちゃおいしいんですよ。たまたまデパートで目にして試食させていただいたのですが、即、虜です(笑)。
よく話を聞くと、化学調味料、保存料なども一切不使用。もちろんオイルにもこだわっています。にんじん、バジル、ビーツ、しょうが風味など種類も豊富なのですが、全種類制覇しています! 今は、私の食生活になくてはならない存在なんです。

睡眠 ゆったり行う入眠の儀式で翌朝爽快 睡眠 ゆったり行う入眠の儀式で翌朝爽快

スキンケアアイテムは、自然由来のナチュラルなものを選ぶようにしています。素材にはこだわっていますが、毎日のケアは極々シンプル。化粧水をたっぷり肌に与えたあとは、クリームやバームで水分を閉じ込めて完了! 
じつは以前、化粧水だけでクリームを使わずにいたことがあったんです。

すると、化粧水をつけてもつけても、すぐに肌がカサついてしまって。当たり前なのですが、フタをしないから、すぐに水分が蒸発してしまったんですよね。クリームをしっかりつけるようにすると、カサつきが収まり、劇的に保湿力がアップ。「クリームひとつでこんなに変わるんだ! 基本のケアってやっぱり大事なんだな」と実感(笑)。

シャンプーや歯磨き粉なども、ナチュラルな素材のものを使うようにしています。歯磨き粉は、オーガニック志向の高い国に行くとよいものがたくさん売っているので、旅先で買うこともしばしば。以前、タイに行ったときは、大量買いしてきました(笑)。

スキンケア 肌状態によって、アイテムを上手に使い分け スキンケア 肌状態によって、アイテムを上手に使い分け

お風呂が大好きなんです。気持ち的なリフッシュにもなるし、むくみ対策としても欠かせません。
銭湯や温泉にもよく行きます。入り方のこだわりとしては、熱いお風呂と水風呂をくり返すこと。すると、汗をたくさんかくので、顔や体のむくみがとれてスッキリします。家のお風呂では、発汗作用を促してくれるバスソルトを入れことが多いですね。
とにかく、デトックス! 体にたまった余分なものを、汗とともに流します。お風呂は私にとって集中できる場所なので、台本を読むことも。
それから、どんなに疲れて帰ってきても、遅い時間であっても「お風呂に入ってリセットする」というのもこだわりです。

ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない

時間があれば、一人旅に出かけることも多いです。
印象深い旅先をひとつ挙げるとすれば、インドかな。
とくにガンジス川は印象深かったです。河のほとりでは火葬が行われていて、でも、その近くでは子どもたちがキャッキャと遊んでいる。神秘的とか、美しいとか、怖いとか、悲しいとか…、いろいろな感情が沸きあがってきたんです。「生」と「死」が一緒にある場所で、心に深く残るものがありました。

また、旅はもちろんですが、日常の生活も、恋愛も、会った人も、読んだ本も、目にしたこと、体験したこと、感じたことのすべてが仕事に生きてくると思っています。まったく同じ役でなくても、直接的なものでなくても、表現するときの引き出しになります。
そして、旅はその引き出しを増やしてくれるものだと思います。

家族 味方がいるからポジティブになれた 家族 味方がいるからポジティブになれた

ひとりで海外旅行に行くことが多いのですが、現地に友だちがいて会うこともありますし、現地で新しく友だちができることもよくあります。
先日行ったベトナムでも、現地のホテルで、ベトナム人の女性と友だちになり、ガイドブックには載っていない知る人ぞ知るようなスポットやレストランに連れていってもらいました。日本でも、地方に行くと現地の人と仲よくなったり、旅先だけに限らず、お店の方にいろいろ質問したり、コミュニケーションをとったりしているうちに、とても仲よくなっていることがよくあるんです(笑)。

そういう話をすると、「仲よくなるコツって?」「人に好かれるにはどうしたらいい?」と聞かれることがあるのですが、何か特別なことをするというよりも、シンプルに、「相手を信用すること」が大切なのではないかと思っています。

海外に行って現地の人と会うと、別段理由もないのに「なんだか怖そう」「話しかけにくそう…」と一歩引いてしまう人もいるかもしれませんが、そう思ってしまうのは、疑心暗鬼の心があるからだと思うんです。でも、「相手も自分と同じ人間」と思うとどうでしょう? “自分”は怖いですか? そう考えていくと、なんとなく少しずつ怖くなくなってくる気がします。

ひとりで海外旅行に行くことが多いのですが、現地に友だちがいて会うこともありますし、現地で新しく友だちができることもよくあります。
先日行ったベトナムでも、現地のホテルで、ベトナム人の女性と友だちになり、ガイドブックには載っていない知る人ぞ知るようなスポットやレストランに連れていってもらいました。日本でも、地方に行くと現地の人と仲よくなったり、旅先だけに限らず、お店の方にいろいろ質問したり、コミュニケーションをとったりしているうちに、とても仲よくなっていることがよくあるんです(笑)。

それから、好きな人には好かれないのに、何とも思っていない人に好かれることってありませんか? それは、相手の問題ではなく、自分側の素振りが違うのだと思います。好きな人の前だと、よく見せようとして、ついカッコつけてしまいがち(笑)。

そうしてしまう気持ちもわからなくないのですが、ムリしているというのはきっと相手にも伝わってしまうでしょうし、それでは意中の相手に魅力的に映らなくなってしまうと思うんです。
だから、「人に好かれるコツは?」の答えの自論は、「好かれようと思っていない人といるときのような自分でいること」です!(笑)

そういう話をすると、「仲よくなるコツって?」「人に好かれるにはどうしたらいい?」と聞かれることがあるのですが、何か特別なことをするというよりも、シンプルに、「相手を信用すること」が大切なのではないかと思っています。
海外に行って現地の人と会うと、別段理由もないのに「なんだか怖そう」「話しかけにくそう…」と一歩引いてしまう人もいるかもしれませんが、そう思ってしまうのは、疑心暗鬼の心があるからだと思うんです。
でも、「相手も自分と同じ人間」と思うとどうでしょう? “自分”は怖いですか? そう考えていくと、なんとなく少しずつ怖くなくなってくる気がします。

それから、好きな人には好かれないのに、何とも思っていない人に好かれることってありませんか? それは、相手の問題ではなく、自分側の素振りが違うのだと思います。好きな人の前だと、よく見せようとして、ついカッコつけてしまいがち(笑)。そうしてしまう気持ちもわからなくないのですが、ムリしているというのはきっと相手にも伝わってしまうでしょうし、それでは意中の相手に魅力的に映らなくなってしまうと思うんです。
だから、「人に好かれるコツは?」の答えの自論は、「好かれようと思っていない人といるときのような自分でいること」です!(笑)

少し先の未来 この人といると落ちつける、と思われる存在に 少し先の未来 この人といると落ちつける、と思われる存在に

女優の仕事は、もちろんこれからも続けていきたいです。
あとは、洋服が好きなので、ファッションにからむ仕事もしたいですし、ドキュメンタリーなどにも興味があります。
幅広く、いろいろなことに挑戦したいという気持ちはあります。

ただ、「40歳のときは、こうなっていたい」というような具体的な将来像はあまりないです。
人生、何が起こるかわからないし、先のことは未知。でも、人の心を動かす人でいたいし、自分がおもしろいと思うことを追求できる人ではありたいと思います。好きなことには貪欲でいたいですね。

あとは、この先どんな役のお話がきても、どんな仕事に巡り合ってもいいように、日常の一つひとつの経験を、しっかりと心と体に刻んで覚えておこうと思います。うれしいことも、苦しいことも自分の血肉にして、引き出しを増やしておきたいです。

撮影/松橋晶子

ヘアメイク/飯塚七瀬(山田かつら)

取材・文/柿沼曜子

松本まりか Matsumoto Marika

1984年生まれ、東京都出身。

2000年、テレビドラマ『六番目の小夜子』で女優デビュー。
2018年、『ホリデイラブ』の井筒里奈役での“怪演”で一躍脚光を浴び、今年「ゆうばり国際映画祭 2019年ニューウェーブアワード」を受賞するなど存在感を増している。
11月には、15年ぶりとなる写真集『月刊松本まりか 汀』(小学館)を発売し、話題となる。現在、テレビ東京ドラマ『死役所』に出演中。

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