シンプルなスキンケアと自由な心でありのままの自分でいられるように

ベッキー
2020.03.11
シンプルなスキンケアと自由な心でありのままの自分でいられるようにアイキャッチ画像

シンプルなスキンケアと自由な心でありのままの自分でいられるように

ベッキー
2020.03.11

シンプルなスキンケアと自由な心で
ありのままの自分でいられるように

個性と才能、そして美しさを携えながら業界の最前線に立っている、女優、タレント、モデル、ミュージシャンのみなさん。彼女たちは普段どんなセルフケアやメイク、ストレス解消法を実践しているのでしょうか?外見はもちろん、内面も“キレイ”でいるための“メソッド=方法”をご本人から特別に教えてもらう企画、それが『キレメソ』。
今回のゲストは、タレント、女優として活躍するベッキーさん。自らを健康マニアと称する彼女は、体や肌に関する本をたくさん読み、試し、納得できるものを生活のなかにとり入れているそうです。食事や生活習慣は、肌や表情にも反映されることも実感しているそう。そんなベッキーさんが実践するキレイの習慣を教えていただきました。

エクササイズ ハードにせず、継続させることを重視 エクササイズ ハードにせず、継続させることを重視

食事は自炊が中心。食材は、健康のことを考えて、できるだけ無農薬やオーガニックのものを選ぶようにしています。たんぱく質は魚が多く、お肉はあまりとらないですね。
食事のときに意識しているのは、まず食前にフルーツを食べること。フルーツというと食後のイメージがあるかもしれませんが、私は必ず食前。体ってスポンジみたいなもので、最初に入ってきた栄養からよく吸収するそうなんです。だから、ビタミンや食物繊維をたっぷり含んだフルーツを満腹のときに食べるのはもったいないですよね。

朝、起き抜けに白湯を飲むこともずっと続けている習慣です。体は外側からいくら温めても、内臓が冷えているとなかなか温まらないんです。白湯を飲むと、体の内側からじんわり温まってくるのがわかるし、血流もよくなるから顔色もよくなります。
時間に余裕があるときは、南部鉄器の鉄瓶で10分くらい沸騰させた白湯を飲むのですが、鉄瓶で沸かすと鉄分もとれるし、味がまろやかになっておいしい。体の温まり方も違いますよ。少し手間はかかるけれど、その手間こそがのちの健康や美容にもプラスになると思っています。

自炊 食材選びも調理も楽しみながら 自炊 食材選びも調理も楽しみながら

私は、ボディも髪も基本はお湯洗浄。特別に汚れたときは例外ですが、シャンプーを使うのは、週1回程度です。
日常生活の汚れであればお湯でも十分落ちるし、過剰な洗浄は必要な皮脂まで落としてしまうと、乾燥などの原因になってしまうそう。最初は少し抵抗があったけれど、これをルーティンにしてからは肌がカサつくこともないし、髪もふっくらしてきました。

それから、朝は洗顔もしません。じつは皮膚って水に濡らすと、その水が蒸発していく過程で角質内部の水分まで奪ってしまうそうなんです。水仕事をしたあと、手がカサついたり、荒れたりすることに身に覚えがある人も多いと思いますが、顔も同じ。

だから、皮膚を水にさらすことは極力避け、肌が持つ潤いを逃がさないように意識しています。

「朝は顔を洗うもの」「シャンプーやボディソープで毎日洗う」が、常識のようになっているけれど、皮膚や髪にとってそれがベストとは限らないですよね。実際、私は洗うことを最小限に抑えてから、肌も髪も調子がいいし、トラブルもありません。

睡眠 ゆったり行う入眠の儀式で翌朝爽快 睡眠 ゆったり行う入眠の儀式で翌朝爽快

私は健康マニアなので、さまざまな健康法に興味があるし、あれこれ試してきましたが、結局、いちばん大事なのは睡眠! 睡眠に勝る健康や美容法はないと思います。

以前、スケジュールに余裕ができたとき、突然、肌の調子がぐんとよくなったんです。特別なことは何もしてなかったので不思議だったのですが、よく考えてみたら、そのとき、とにかくよく寝たんです。肌の調子がよくなったのも、睡眠の力に違いないと思い、そこから睡眠についていろいろ勉強しました。
今では、日中の疲れをとるために眠るのではなく、「いい睡眠をとるために日中がある」――そのくらい睡眠を重要視していて、毎日、睡眠を中心としたタイムスケジュールを考えて過ごしています(笑)。

まず大事なのが、朝起きてすぐに太陽の光を浴びること。
人は朝起きたときから、夜の睡眠の準備が始まっていて、起床の約16時間後に眠くなるメカニズムが備わっているそうなんです。朝、起きてもカーテンを閉めた暗い部屋で過ごしていると、体は起きたと自覚しないので、そのカウントダウンが始まらない。すると、夜、寝つきが悪くなくなってしまうんです。

日中の仮眠は体のリズムを狂わせてしまうのでしませんし、就寝3時間前までに夕食を済ませることや、1時間半前くらいに半身浴で体を温めることも、よい睡眠を得るためのコツ。
枕やシーツ、カーテンも眠りにいいものを揃えました。ただ…、寝る前のスマホゲームだけはやめられなくて(笑)。

でも、ストイックにやりすぎないことも大切だし、100%完璧にしなくても、今は理想の睡眠ができているので満足しています!

スキンケア 肌状態によって、アイテムを上手に使い分け スキンケア 肌状態によって、アイテムを上手に使い分け

ふだん、ファンデーションはほとんど使いません。
肌を呼吸させたいということもあるのですが、甘やかさないためという理由もあります。肌自身がファンデーションの存在を知ると、頼って怠けてしまう気がするんです。「素がさらされているんだよ」「自力でがんばれよ」って、スパルタでいたほうが、キレイな肌が育っていくんじゃないかと思うんです。

ポイントメイクは、20代のころと今ではだいぶ変わりましたね。
20代のころは目をいかに大きく見せるかにこだわっていましたが、今はできるだけナチュラルに仕上げることを意識。ビューラーも、アイラインも使わなくなりました。

仕事でも20代のときはずっと同じメイクさんに担当いただいて、お決まりの「ベッキーメイク」をしてもらっていました。もちろん、アイラインも必須。だけど、33歳くらいのとき、「ベッキーはこう」という固定された考えを取り払い、いろいろなメイクさんにお願いしてみることにしたんです。

ふだん、ファンデーションはほとんど使いません。
肌を呼吸させたいということもあるのですが、甘やかさないためという理由もあります。肌自身がファンデーションの存在を知ると、頼って怠けてしまう気がするんです。「素がさらされているんだよ」「自力でがんばれよ」って、スパルタでいたほうが、キレイな肌が育っていくんじゃないかと思うんです。

ポイントメイクは、20代のころと今ではだいぶ変わりましたね。
20代のころは目をいかに大きく見せるかにこだわっていましたが、今はできるだけナチュラルに仕上げることを意識。ビューラーも、アイラインも使わなくなりました。

そんなとき、あるメイクさんがアイラインを引かないことがあったんです。それまで、アイラインは絶対に必要だと思っていたので、正直びっくりしましたし、不安もあって、なぜ引かないのかを尋ねてみました。すると、「アイラインを引くと、目の形が変わってしまうから。その人本来の目の形を生かしたい」と教えてくれました。

その考えに、私自身、すごく共感しました。それまではあれこれプラスしていたけれど、それをきっかけに、引き算するメイクに変わりましたね。

仕事でも20代のときはずっと同じメイクさんに担当いただいて、お決まりの「ベッキーメイク」をしてもらっていました。もちろん、アイラインも必須。だけど、33歳くらいのとき、「ベッキーはこう」という固定された考えを取り払い、いろいろなメイクさんにお願いしてみることにしたんです。

そんなとき、あるメイクさんがアイラインを引かないことがあったんです。それまで、アイラインは絶対に必要だと思っていたので、正直びっくりしましたし、不安もあって、なぜ引かないのかを尋ねてみました。すると、「アイラインを引くと、目の形が変わってしまうから。その人本来の目の形を生かしたい」と教えてくれました。その考えに、私自身、すごく共感しました。それまではあれこれプラスしていたけれど、それをきっかけに、引き算するメイクに変わりましたね。

ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない

ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない

絵を作品として描くようになったのは、3年ほど前。
知り合いの放送作家の方に、アート展への出品のお誘いいただいたのがきっかけです。絵を描くことは子どものころから好きだったのですが、それまでちゃんと作品として残したことはなく、このとき初めてちゃんと描きました。それがとっても楽しくて、すっかりハマってしまいました。近年では、雑誌の連載で挿絵を描かせていただいたり、個展も2回ほど開催させてもらいました。

テレビのお仕事は、ある意味正解・不正解があって、正解を求められているんですよね。それが窮屈というわけではないのだけれど、どう見られているかはやはり気になるし、評価も受け流せない。
でも絵は、好き嫌いはあっても正解というものがないので、私にとってはどこまでも自由なものなんです。
たとえ批判されても、「私の作品は、こうなの」って堂々と思えます。アイディアは泉のように湧き出てくるし、特にうれしいことがあると筆が止まりません。

こんな気持ちで描けるのは、何の縛りもなく自由に筆が持てるからなのかもしれません。プロはたくさんの制約があって、その範囲のなかで描かなくてはならない。それは、私のテレビの仕事と一緒なのかもしれないですね。趣味の延長だからこそ楽しめる絵ですが、私にとっては今は無くてはならない存在になりました。
自分を思いっきり開放できる、この時間がとても大事です。

ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない

ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない

私は、できるだけ年下の人にも敬語を使うようにしています。例えば、年下のマネージャーさんに、少し厳しいことを告げる場面があったとき、ふだんからいわゆる“タメ口”で話していると、そういうときも敬語ではなくなり、キツく聞こえてしまう気がするんです。
でも、ふだんから敬語を「基本設定」にしておけば、少々厳しい内容の話も言葉が乱暴にならないし、ていねいに伝えられると思います。
それから、言葉の語尾にも気をつけています。例えば、何かをお願いするときに、「~してください」ではなく、「~してもらえますか」と言ったほうが、やさしく聞こえますよね。「~して」は、やはり乱暴な印象になってしまうような気がして。

現場にいる一人ひとりを尊敬することも、ふだんから心がけていることのひとつ。演者が偉いとか主役ということは絶対にないですし、私も当然スタッフのひとり。たまたま、テレビに映る担当なだけなんです。
だから、自分の映り方とかイメージがどうこうではなく、番組が面白くなることがいちばん大切。ひとつの作品を一緒につくっている仲間であり、私はその一員なんだってことを忘れないようにしています。

ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない ライフスタイル オンもオフも気を張りすぎない

30代になって感じるのは、20代のころより肩の力が抜け、呼吸がしやすくなったということ。
20代のときは、「元気でハッピーなベッキー」でいることに夢中で、今振り返ると、意外とがんばりすぎていたかもしれません。
知らず知らずのうちに、ストレスも溜まっていたと思います。

それでも今、20代のころに出会った人たちがやさしく手を差しのべてくれたり、アドバイスをしてくれたりするのは、当時全力で仕事をしてきたからだと思うんです。がむしゃらにがんばった20代は、間違いじゃなかったんだなって、今改めて実感しています。

20代後半のころって、心も体も揺るぎやすい時期で不安を感じている人も多いんじゃないかな。でも、そのトンネルを抜けた先にある30代は、息苦しさもすっと消え、気持ちがラクになるはず。
そして、20代のがんばりは、必ず30代の人生に反映されるから、きっと素敵な30代が待っていますよ!

それから、つい人と比べて悩んでしまう人も多いけど、それほど意味のないことはない。一人ひとりが違う人間なのだから、他人と比べられるものではないですよね。もし比べるのであれば、他人じゃなくて、「昨日の自分」と「今日の自分」です。

以前、とあるカメラマンさんに、「どの年代の女性がいちばんキレイですか?」と質問したことがあるのですが、そのときに「40代」という答えが返ってきたんです。30代も楽しいけど、40代はもっと楽しいってことですね! 年代ごとに新たな楽しみが待っていると思うと、人生ワクワクします。

少し先の未来 この人といると落ちつける、と思われる存在に 少し先の未来 この人といると落ちつける、と思われる存在に

私は欲張りなので、一度の人生、さまざまなことに挑戦してみたい派なんです。レストランのビュッフェに例えたら、1種類だけしか食べないなんて、もったいない! いろいろな料理を味わってみたい、っていうタイプ(笑)。
だから、バラエティはもちろんですが、お芝居もしたいし、いろいろな役にも挑戦してみたい。

映画『初恋』(2月28日公開)では、ヤクザの恋人を殺されて、復習の鬼と化する女性を演じました。一度キレたら、もう止まらない。歌舞伎町で雄叫びをあげたり、血を流しながら裸足で走ったり。これまでの「ベッキー」のイメージとはガラッと違いますし、かなりクレージーな役。でも、すべてをぶつけたって感じで、とても爽快でした(笑)。
改めてお芝居の楽しさを感じましたし、これからも私に託したいと思っていただける役は、何でもやってみたいという思いは強いですね。

30代後半も40代も、お仕事の幅を広げて、たくさんのことを吸収していきたいです。そして、くよくよしない強い女性になりたいな。
今は、意外とくよくよしがちなので(笑)。いちいち悩んでもしょうがない、進むしかないって、吹っ切れる強い心を持ちたいですね。

取材・文/柿沼曜子

撮影/臼田洋一郎

メイク/AIKO

スタイリスト/永田彩子

ベッキー Becky

1984年、神奈川県生まれ。

「おはスタ」(テレビ東京)でデビューし、バラエティ番組を中心、ドラマ、映画、ファッション誌などで幅広く活躍。
アートでは、2度の個展を開催。

また、映画『初恋』(2月28日公開)では、恋人を殺されて復習に燃える女性、ジュリを熱演。
鬼気迫る演技も話題を呼んでいる。

 高橋ユウさんのprofile用画像  高橋ユウさんのprofile用画像