2019.12.14
【デンマークグルメ】オーガニックフードで朝も昼もヘルシーに。
オーガニック食品の市場シェアが約10%と、ヨーロッパでも最もオーガニックが普及しているデンマーク。
スーパーの食材だけではなく、オーガニックレストランやカフェもたくさんあります。
今回はその中から、朝食とランチにそれぞれオススメの 2 軒をご紹介します。
朝食は人気のベーカリーカフェで
「 EMMERYS 」は、デンマーク国内に多数店舗を展開するオーガニックカフェ。早朝からオープンしているので、通勤前に立ち寄る常連さんも多いです。
こちらの店舗は閑静な住宅街の一角にあり、テラス席も広く、朝からのんびりとした雰囲気。
店内のパンや飲み物は全て 100 %オーガニック。ベーカリーカフェスタイルで、もちろんテイクアウトも可能です。
乳製品や飲み物の販売も充実していて、グロセリーストアとしても機能しています。
エコロジー、クオリティ、味の 3 点にこだわった品揃え。
時間をかけて発酵させた食パンも、良質のバターで作ったクロワッサンも、こだわりの豆で淹れたコーヒーも美味しいと評判です。
チョコレート、ラズベリー、レモンのマフィンはたっぷりのトッピングで、どれも美味しそう。
選んだのは、チョコレートロワッサン、シナモンデニッシュとレモンマフィン。
1 つ 22-25 クローネ(約 400 円)でした。香ばしく焼きあがっていてどれもハズレなし!次の日の朝も全く同じものを食べてしまいました。
カプチーノ(36 クローネ/約 600 円)は、それなりのキングサイズ。風味豊かでしたが、大きすぎて飲みきれなかったです。
ランチはデンマーク名物ホットドッグを
ランチに訪れたのは、大人気のオーガニックホットドッグスタンド「 DØP 」。コペンハーゲン中心部に 2 軒あります。
大学で栄養学と健康学を勉強したクラウスさんが、「ヘルシーでリーズナブルなファストフード」をコンセプトにオープン。
伝統的なデンマークのホットドッグを、最高のクオリティで提供しています。 7 種類あるソーセージも、全てオーガニックです。
メニューの上の段から好きなホットドッグのタイプを選び、次に下段からソーセージの種類を選びます。
ホットドッグと言うと、私たちが想像するのはメニューの 1 番左のクラシックなタイプですが、デンマークで 1 番ポピュラーなのは左から 2 番目の「フレンチホットドッグ」という、筒状のバンでソーセージを包むタイプです。それ以外の 3 種類は、ソーセージや付け合わせが乗ったプレートになります。
35 通りの組み合わせの中から、スタッフにオススメを聞いて 2 種類オーダーしました。
1 つ目は、ローストソーセージ入りのフレンチホットドッグ( 37 クローネ/約 600 円)。
もう 1 つは、ローズヒップとローズマリー入りゴートミートのソーセージに、マッシュとビーツがサイドに付いたプレート(42 クローネ/約 700 円)をオーダーしてみました。ソーセージは 2 種類とも、それぞれアワードを受賞したこともある実力派です。
ホームメイドのケチャップとマスタードもたっぷり乗ったプレート。食べやすさではフレンチホットドッグが勝りますが、プレートは食べ応えもあり、大満足の一皿でした。全粒粉のバンと一緒に食べるソーセージはフレッシュでジューシー、絶妙な焼き加減です。
今まで食べた中で一番美味しいとさえ思ったマッシュには、ジャガイモ以外にパースニップという白い人参のような野菜が入っています。マッシュポテトより軽く、絶妙な甘みがあって完全にはまってしまいました。食物繊維、カリウム、葉酸、マグネシウムなども含まれたパースニップ、要チェックです。
お手軽で美味しいオーガニックフードが充実した、コペンハーゲン。
舌鼓を打ちながらのこの街の散策は、まだまだ続きます♪
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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