2024.10.18
モデル・アリスさんに聞く、こだわりの肌管理方法とおすすめのヨガポーズ
モデルとして活躍するかたわら、ヨガ講師としても多忙な日々を送っているアリスさん。
そんなアリスさんから、身体を整え、元気をチャージする方法をレクチャーいただく新連載がスタート! ご自身の身体の整え方とともにヨガのポーズを教わっていきます。
第一回のテーマは揺らぐ季節に気になるお肌について。アリスさんこだわりの肌管理方法と、お肌の安定のために不可欠な代謝をよくするポーズをご紹介します。
肌管理に欠かせないもの、こと
肌の悩みはあまりないんですが、気になるのはやっぱり乾燥です。パックはすごく気を遣っています。鎮静効果と保湿効果がある幹細胞やCBDが入っているものを、半身浴をしながら使っています。お風呂に入ると毛穴が開いて乾燥してしまうので、パックはマストですね。お風呂を上がってからはクリームを。シンプルなんですけど、保湿は大切にしています。
ただ、何よりも気をつけているのはインナーケア。肌の透明感を大事にしているんですが、ビタミンと抗酸化力というところでベリーを摂取しています。
無添加ベリー系は、汗をかいている時に素早く摂取します。クエン酸とビタミンCとベリーが入っているんですけど、燃焼効果もあって汗がたくさん出るんですよ。お風呂に入る時や、ヨガなど身体を動かす時にはぴったりです。
以前はむやみやたらとサプリを飲んでいましたが、最近は足りないな、と思ったものを摂るようにします。身体のことを考えると、ついあれもこれもとサプリの量を増やしてしまいがち。私もそうでした。でも、そうすると何が良いのか悪いのかもいつの間にか分からなくなってしまいますよね。だからこそ、自分の身体と向き合って、今は何が必要で何がいらないのかを考えています。
例えば、少し疲れているからクエン酸とビタミンを足してあげよう、とか、ちょっとお肌に潤いがほしいなという時はプラセンタを飲んだり。必要なものをずっと飲むんじゃなくて、体調に合わせてやめたり、続けたりしています。
自分の身体の声に耳を澄ませて
この“自分の身体の声に耳を澄ませる”というのが難しいと感じる人もいるかもしれませんが、誰でも「疲れたな」「バテたな」と感じることはありますよね。これも身体からのサイン、身体の声なんです。その声を聞き逃さないようにしてあげることが大切です。
食べ過ぎたな、という時は一食抜く、という引き算も大事です。以前は風邪をひいたらたくさん食べて寝る、ということをよく聞きましたが、今は逆。食べないで自己免疫力を高めてあげるといいと思います。16時間ぐらい空けると、胃腸がすごくスッキリしますよ。
そして、もちろん食事も大事です。私は子宮系の病気で3度手術しているのですが、何がいけないんだろう? と振り返った時に出てくるのがやっぱり食でした。
昨今、お肉お肉って言われているんですけど、これも食べ過ぎはよくありません。日本人ってもともとそんなにお肉を食べなかったんですよね。なので原点に戻るような意味で、玄米に魚や野菜、という献立を作っています。おうちでは自炊をしていることもあって、野菜とお魚を中心に摂っていますね。
自分の身体が発信するメッセージはとても大切なもの。私はヨガを通して自分の身体に対して繊細に向き合うようになりました。なかなか意識しないと難しいものかもしれませんが、身体の声に耳を澄ませてあげてみてください。自然と、いま自分に必要なものがわかってくるんじゃないかな、と思います。
代謝をよくする、半月のポーズ
このポーズは両手先を思いっきり伸ばすことによって体側が目覚めます。
胸の真ん中あたりには「アナハタ・チャクラ」という愛情を司るチャクラがあり、胸を開くことによってポジティブなエネルギーを受け取ることができます。体がなんとなく重だるいなという時や、寝起きにぴったりなポーズです。
まずは両肩の下に両手、股関節の下に膝を置きます。
右足を後ろに引きます。
左足を少し外側へと出します。
左手を顔の下に置き、右手を上げ、思いっきり天井を見上げ、右の骨盤を押し出すようにして伸びを深めます。
深い呼吸を細部にまで届けていきましょう。
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季節が変わって、代謝も変化する季節。ご自身の身体の声を聞きながら、アリスさんのアドバイスを参考に、健やかな日々を過ごしましょう!
撮影/渡会春加
取材・文/ふくだりょうこ