
2025.08.17
【台湾旅】グルメに温泉!台北で行くべきスポット特集
日本から飛行機で3~4時間で着く台湾は大人気の海外旅行先。美味しいグルメに、温かい気候、おしゃれな雑貨やカフェ、屋台文化など、ほんの少し飛行機に乗っただけで異国を味わえるのが魅力です。日本語表記が多い文化で、旅がしやすい国でもあります。
今回はそんな台湾の台北を旅してきたので、おすすめスポットをご紹介。今話題のスポットや王道グルメ、リトリートできる温泉宿を組み合わせる極上ステイなどいろんな楽しみ方がありました。
美味しいグルメの名店が集まる永康街で食べ飲み歩き


淹れたての本格台湾茶が飲みたいなら台湾の人気お茶ブランド「京盛宇」のコンセプトショップ「京盛宇 永康概念店」がおすすめ。


2009年に設立されたお茶ブランドでパッケージも可愛くお土産にもぴったりです。また、人気のサニーヒルズのパイナップルケーキもこちらで購入可能。店舗はフォトジェニックでとってもおしゃれ、居心地も最高です。


今回、実際に体験したお茶選びも面白く、自分がピンとくるカラーのカードをインスピレーションで選び、その裏面に書かれたお茶を試飲できるものでした。なんだか占いのようで楽しさも加わり、会話も弾みます。


素敵な店内で本格的なお茶を試飲できるだけでなく、購入して飲めるアイスティーの透明ボトルは持ち帰りもできるので再利用できて嬉しいサービスです。

同じく永康街にある「金雞母・Jingimoo」では創作台湾かき氷やどら焼などが楽しめます。



人気の「燒冰(焼き氷)」は氷の中にたっぷりのフルーツやスイーツを入れてから、ブリュレをのせて、バーナーで焦がして仕上げる見た目も豪華なかき氷です。


クリームブリュレマンゴー(季節限定)やクリームブリュレティラミスなど、果物を使ったかき氷からスイーツ系までいろいろあって迷ってしまいます。どら焼きも販売していて、程よい甘さの餡にわらび餅入りなどもありテイクアウトにもおすすめです。


日本でもお馴染みの「鼎泰豐」の本店も永康街にあります。
訪れると70分待ちと大人気。本場の小籠包を食べるならやはりここ! と、多くの観光客で賑わいます。不動の人気メニューはもちろん肉汁が溢れ出す熱々の小籠包。




その他、贅沢なカニみそ入り小籠包やヘチマとエビ入り小籠包も美味しいので食べてみて。季節限定のたけのこサラダも絶品! エビと豚肉入り焼き餃子や空心菜炒め、前菜としてナスの醤油煮、豆腐干の和え物、いんげんと挽肉炒めなどもおすすめです。



他にもピリ辛ゆでワンタンエビ、パイクーチャーハンなど、お腹の空き具合に合わせてオーダーしてみて。デザートにぴったりなチョコレート小籠包もおすすめですよ。
新旧が融合するオシャレスポットへ


「華山1914文化創意産業園区」は昔の酒工場の跡地を再利用した、台北の中でもおしゃれスポットとして話題の場所です。どこかレトロな雰囲気が残る建物内には、台湾グルメや可愛い台湾雑貨を販売するお店が入っています。台湾各地の芸工作家の作品を集めたショップやアート作品などもあり、新旧が織りなすクリエイティブな空間の散策を楽しんでみてください。
夜市で台湾のB級グルメを食べ尽くす


台湾の楽しみといえば夜市でのB級グルメめぐり! いくつか夜市がありますが、今回は地元民にも愛される美食の聖地「寧夏夜市」に足を運びました。ミシュランを取得していたり、行列ができていたりと人気の店舗、グルメが集います。


牡蠣オムレツで有名な「圓環邊蚵仔煎」は行列必至の大人気店。3代続く老舗店の山東赤肉蒸餃はもちもちの餃子が食べられます。


台湾の定番スナック「地瓜球」のタロイモボールとさつまいもボールは、外はサクッと中はもちっとしていて日本人にも人気。その他、定番のフレッシュジュースや大鶏排、蛙マークで人気のタピオカ入りかき氷などB級グルメを堪能できます。
台北から30分の温泉街でリトリート

台北駅からMRTで約30分で行ける「北投温泉」は台湾でも有名な温泉街です。私も何度か台北を訪れていますが、こんな素敵な温泉街や温泉宿があるのなら長期滞在をしながらリトリートしたいと思ったほど。


今回、滞在したのは北投地区にある高級温泉ホテルの「北投麗禧温泉ホテル(グランドビューリゾート)」。台北101の建築デザイナーによって設計された、モダンなつくりです。


この温泉エリアの中でも一番高いところに位置し、部屋からも森林を眺めながら部屋風呂を楽しめます。お部屋は広々していて、屋外ソファー付きのバルコニーも備わっていて快適なつくりです。大きな窓の浴室には熱めの源泉掛け流しの温泉が出るお風呂と水風呂用の2つの浴槽が設置されていて交互に入ることができます。日本に比べて深めの浴槽で、肩までしっかり浸かることができるのも嬉しい。


お部屋に用意されているウォーターサーバーやドリンク、ウェルカムフルーツ、パイナップルケーキ、梅酒、ナッツ、コーヒーなどは無料でいただけます。また、アメニティにはフェイスパックもあり、肌ケアもしっかりできます。


部屋風呂だけでなく、館内には露天風呂やサウナがある大浴場もあります。またジム、プールなども完備。1日中、好きな時に温泉が楽しめるので多くの人がリトリートに訪れる施設です。
絶品!創作中華料理を




北投麗禧温泉ホテル内にはフレンチやイタリアン、中華といくつかレストランも併設されています。今回、ディナーに訪れた「雍翠庭」は270度ガラス張りの絶景が楽しめるレストランです。


こちらでは旬の食材を使用した創作台湾料理がいただけます。ミシュラン推薦を取っているだけあって、どれも美味しくて、感動しました。


特に北海道産ほたて貝柱の八味粉フライガーリックチップ添え、たっぷりのカラスミがかかったカラスミチャーハンなどが印象的でした。


このレストランでは宿泊者は絶景を眺めながら朝食もいただけます。朝食は「台湾スタイル」「洋風」「ベジタリアン向け」の3種類から選べ、今回は「台湾スタイル」をセレクト。朝から種類豊富で栄養たっぷりの朝食がいただけました。
ローカルな朝一体験

北投エリアにきたのなら、合わせて訪れたいのが台北内でも規模が大きく、伝統市場と言われる「北投市場」を訪れてみてはいかがでしょうか。AからD棟まであり、屋内にあるので涼しくて回りやすいです。




規模はとても大きく、果物やお肉、お魚などの食料品からお菓子、お茶など様々なものが揃います。訪れた時期、ライチが旬だったので購入しましたが、日本で食べるものとは比べ物にならないくらいジューシーで美味しかったです。地元の人に混じりながらローカルな朝一体験を楽しんで。
プレミアムエコノミーで贅沢な空の旅を

台湾に行くなら、台湾を拠点にアジア路線を運行している「スターラックス航空」もおすすめです。洗練された宇宙船のような内装デザインで心地がいいフライト体験となりました。



今回はプレミアムエコノミーを使用。リクライニングや足元など、座席が広々していて、専用ヘッドホンや大型ディスプレイ、高級感のあるブランケットで快適な空の旅を過ごせます。


機内食も、ワンランク上のスタイルで美味しいです。台南「BAR HOME」が監修したオリジナルカクテルを提供するなど特別感もあります。プレミアムエコノミーではWi-Fiを無制限で使用可能で、エコノミークラスではテキストメッセージを無料で送受信可能となっています。

また、どのクラスも出発48時間前からはオンラインチェックインができてカウンターもスムーズでした。エコノミークラスの機内食では現地の人気焼肉店「胡同焼肉」監修メニューを提供。機内食はどのクラスもオンラインで予約可能です。
トレンドのお土産も
久しぶりの台北でしたが、やはりグルメが最高だなと思いました。また、素敵な温泉地にも出会えたのでリピートしたいスポットの一つになりました。



台湾では漁師網バッグと呼ばれるナイロンの編バッグがおしゃれに進化してトレンドになっています。元は市場の買い物袋として丈夫なため昔から使われていたそうです。台北のいろいろなところで販売していますが、台湾のスターバックスにもシーズン限定カラーの漁師網バッグや定番カラーの漁師網バッグが販売しているので気になる人はチェックしてみてくださいね。私も黒のボーダーバッグを購入してきました。
そんな可愛い雑貨のショッピングからグルメ、温泉、市場まで楽しめる台北。日本からも気軽に行けるのも魅力なのでぜひ訪れてみてくださいね。

制服をきたOLからフリーランスのライターに転身する。バックパッカーなどで世界を放浪。世界周遊、50カ国以上を訪れる。Traveling is Livingをテーマに人生と一緒で1人旅では自分の感性で進むことで、出会うべくところに行き、出会うべく人に出会う楽しさを知る。落ち込んだ時も旅に救われる経験をする。そんな経験を元に「言葉を紡ぐ旅人」として心を整える旅を推奨。タイ好きでタイ観光庁から推薦を受けASEAN観光への貢献に対して感謝状を授与。日本代表として世界のインフルエンサーが集まる海外の会議などにも参加。神社家系で、世界中のパワースポットも訪れている。音楽を愛しフェス好き、DJもする。
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