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2025.04.09

【今夜作れる世界の簡単レシピ】どこか懐かしい味わい…昔ながらマカロン

世界各国の家庭料理から伝統料理まで学ぶことができる料理教室『ニキズキッチン』から、先生をお招きして、その国ならではの簡単レシピを教えてもらいます。副菜からメインまで簡単なプロセスで作ることができるのでぜひお試しを!

第8回目は、フランス料理教室を担当するピエール先生による「マカロン」です。

「マカロン」と言えばつるんとした表面に、サクッとした歯触り。そして中はフィリングが。カラフルな色合いでキュートな見た目で人気のスイーツです。

しかし、実は昔のマカロンの見た目は全く違うもの。マカロンの歴史は古く、誕生したのは13世紀後半のこと。シンプルな形でしっとりとした舌触り、素朴な味わいのマカロンはティータイムにもぴったりです。

作るのにはとてもハードルが高い、と感じるマカロンをご家庭で味わってみては?

材料とつくり方>

材料(2人分)
・砂糖 150 g
・アーモンドパウダー 100 g
・バニラエキス10滴 or バニラシュガー10g
・卵白 2個分

【1】卵白に塩を一つまみ入れ、ふわふわになるまで泡立てる。オーブンはあらかじめ180℃に予熱しておく。

【2】ボウルに砂糖とアーモンドパウダーを混ぜ【1】に静かに加える。バニラエキス10滴、もしくは、バニラシュガー10gを加える。

【3】混ぜ合わせたものを絞り袋に移し、オーブンペーパーを敷いた天板にマカロンを絞り出す。お好きなサイズで!

【4】オーブンに入れ、マカロンが膨らんでひび割れるまで15~20分焼いてできあがり。

できあがったマカロンは、金属製の箱に入れて1ヶ月程度保存することができます。今回はベーシックなマカロンの作り方となりましたが、少し工夫を加えるなら、シナモンやチョコレートを入れるのもいいでしょう。

絞り袋がない場合はスプーンで形を整えつつ天板に並べても〇。

いただくときはもちろんそのままでもおいしいですが、ジャムなどを添えるとより華やかになります。

マカロンが焼き上がるまでの香りもごちそう。いただく前から贅沢な気分が味わえるはず。ぜひティータイムのお供として楽しんでみてくださいね。


ピエール先生

フランスのボルドー近郊で育ち、料理上手な3人の祖母から、トリュフやフォアグラを使った料理、チーズ料理、バスク地方の伝統料理を学ぶ。日本のサブカルチャーが大好きで、10年前に来日。現在はフランス語教師として活動しながら、高田馬場の自宅で楽しいフランス料理レッスンを開催しています。


レシピ協力/ニキズキッチン

取材・文/ふくだりょうこ
撮影/Paloma Benito

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