
2025.03.06
【2025年】レチノール美容液&クリーム|本当に効くおすすめアイテム6選
スキンケアコスメを選ぶ際に重視するポイントとして、ブランドや価格よりも配合成分に目を向けているという方が増えてきています。中でもレチノールは化粧品成分として、話題になることも多い成分で、2025年も引き続き注目を集めることでしょう。
レチノールは、2017年に厚労省が医薬部外品成分として“シワ改善の効果がある”と認めた成分。シワや肌のハリ改善、くすみなどの肌悩みをケアしてくれるとあって化粧水や乳液、クリームなど、さまざまなレチノール入り化粧品が販売されています。今回は、化粧品開発者の小西さやかが︎︎︎︎︎特に注目するレチノール美容液・クリームを厳選しました。
ロート製薬 ダーマセプトRX VA セラム

年齢に伴う肌の乾燥が気になり出した方におすすめなのが、こちらのピュアレチノール(整肌保湿成分)を配合したクリーム状のセラム。浸透速度をコントロールする技術を搭載し、ゆっくり届けることで赤みや皮剥けといったA反応をできる限り抑え、ハリとツヤのある肌へと導いてくれます。

しっかりめのテクスチャーで塗布後は潤いも感じられます。レチノールコスメは敏感肌の方も使えますが、刺激感を強く感じてしまうことがあるため、保湿をしっかり行ってから使うようにしましょう。
>>詳細はこちら
ゼオスキンヘルス スキンブライセラム 0.25(医療機関専売化粧品)

レチノールをカプセルに閉じ込めることにより、肌に長く留まらせ、時間をかけて浸透させる美容液です。比較的マイルドな使用感なのでレチノールコスメ初心者さんにもおすすめ。

テクスチャーは柔らかめで伸びも良く、少量でも広範囲に塗布できます。使い始めのうちは赤みなども出やすいので週1〜2回、慣れてきたら回数を増やしていくのが健康的なツヤ肌への道のりです。
>>詳細はこちら
エンビロン モイスチャークリーム 1

ビタミンA(レチノール誘導体)や美容成分を配合し、まるで美容液のように肌にスーッとなじむクリームです。肌が本来持っている機能をサポートすることで、うるおいあふれる健康的な肌をキープ!

柔らかく薄い黄色のクリームです。とても伸びがよく、肌なじみも抜群。使っている期間は肌が不調になることもなく安定していました。数ヶ月使い続けたら“澄んだ肌になれそう!”と期待できるクリームでした。
>>詳細はこちら
レカルカ ファビラスA

レチノール0.3%と次世代のレチノールと言われるバクチオール1%を配合した夜用美容液は、エイジングケアとハリUPに効果大。さらに2種類のビタミンC誘導体( リン酸アスコルビルMg・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)がくすみにもアプローチしてくれます。

みずみずしく薄い黄色のテクスチャーです。数週間使い続けたところ、くすみが目立たなくなり肌が変わってきている手応えを感じられました。
>>詳細はこちら
ミシャ タイムレボリューション レチ 4000ショット 集中クリーム

レチノールを、高コスパでたっぷり贅沢に使えるマルチクリーム。嬉しいことに顔だけでなく、ゆるみが気になりがちな首や手にも使えます。

体温で軽やかに溶けるバームテクスチャーで、塗布後の肌はベタつかずしっとり。ビフィズス菌培養溶解質を含む10種の発酵成分を配合。うるおいで満たされたハリ感のあるプルプル肌に。
>>詳細はこちら
ポアレス ラボ アルティメイト ナイトセラムR

レチノール&ナイアシンアミド配合の夜用部分美容液です。いつものケアの最後に、毛穴のたるみが気になる部分になじませます。使い始めは目元・口元を避け、慣れてきたら少量ずつ塗るように。ふっくらと弾力を感じる肌に導きます。

少量でもしっかり伸び広がるテクスチャーで、柔らかすぎないから狙った位置に留まってくれます。先端が細くなっているので、ピンポイント使いでますます期待の高まる肌へ。
>>詳細はこちら
化粧品として市販されているレチノール入り化粧品であれば安全性は担保されています。ですが、使い始めた直後に「A反応」と呼ばれる赤みや皮剥けなどの症状が現れることも稀にあります。この反応は決して悪いものではなく、肌が慣れてくると症状も落ち着きます。ただし、症状が長期間続いたり、生活に支障をきたしたりする場合には専門医に相談するようにしてくださいね。

日本化粧品検定協会代表理事、大学客員教授などを歴任。化粧品の専門家「コスメコンシェルジュ」として活躍中。著書は「美容成分キャラ図鑑(西東社)」など13冊、累計60万部を超える。時短美容家・3歳児の母として子育て奮闘中!
■Instagram:@cosmeconcierge
■Twitter:@sayakakonishi
この著者の記事一覧へ