2024.11.01
「メンズ美容から“メンズ”をなくそう」初開催のビューティーフェスに込められた願い
今やメンズもメイクや美容への意識が高く、さまざまな美容イベントに多くのメンズが参加しています。メンズのためのアイテムも豊富な中、2024年10月26日(土)~27日(日)の2日間、渋谷にて「Men’s Beauty Festival 2024」が初開催。その様子をレポートします。
メンズビューティーフェスティバルが初開催、込められた願いとは
コロナ禍の少し前、「メンズ美容」という言葉が一般的に浸透してきた頃、それらはまだメイクなどではなくスキンケアへの意識でした。
印象をよくすること、毎日違う自分に出会うこと、色味や雰囲気を楽しむことはまだどこかで少し偏見の目があった数年前と比べ、今は多くのメンズたちが「自分に合ったメイク」や「自分の印象をよくするメイク」に力をいれています。
同時に多くのメンズ美容アイテム、メンズコスメと呼ばれるアイテムが開発・展開されています。
しかし、本来それらに「メンズ」の一言は必要ないはず。
誰もが美容を楽しみ、コスメで違う自分や少し印象を良くするための手段として選べる、選択肢の一つであるはずです。
そんな「美容を誰でも楽しめる選択肢」を体験するイベント「Men’s Beauty Festival 2024」を、メンズ美容先駆者たちが所属するクリエイタープロダクション・SoftDrinkが開催。
会場内には、今回のイベントに込められた願いや美容とメンズが向き合うことへの意識につながるメッセージが飾られていました。
多くのブランドが参加、実際に体験できる各ブース
20のブランドが賛同し、ブランドブースを出展。商品の使い方や特徴、新商品の先行情報や体験だけでなく、ネイルやメイク体験などのブースも用意されていました。
メンズからも熱い支持、スキンケアの入り口・メラノCC
今やメンズたちにとってスキンケアの入口とも言われている「メラノCC」。学生から社会人まで手に取りやすい価格帯とわかりやすいパッケージ、シンプルな使い方で、人気を博しています。
同メーカーの「オバジ」と共に出展、男女問わず説明や紹介待ちが多いブースでした。
常に先をいくunoからは初の「メンズカラコン」が登場
ヘアスタイリングはもちろん、BBクリームなどをいち早く展開し、メンズ美容の先駆者としても知られる「uno(ウーノ)」。
スキンケアやメイクアップの領域をさらにアップデートし、カラーコンタクトレンズの発売が決定、カラー見本を展示していました。
着色直径は小さめ、カラーはナチュラルながらも目に光が入りやすい色味で、メンズはもちろん女性たちも日常使いできそうな展開。
全国のドン・キホーテ系列店舗で11月1日から発売予定です。
DISMからは縦横自在の「小型美顔器」
皮膚科学の知見を培ってきたアンファーが展開する、メンズスキンケアブランド「DISM(ディズム)」からは、髭剃りサイズの美顔器が登場。
片手におさまる小さめの美顔器ながら、その性能は皮膚科学を研究したアンファーならではのロジックで作られています。
縦横が自在なため、小鼻の脇、フェイスラインなどの細かな部分にも対応し部分的なケアが可能。
従来の大きなものではないため場所も取らず、洗面台やスキンケア用の棚などでも邪魔にならない設計です。
コスパ良いアイテムを揃えるUtenaから朝晩使える美容液「ALMEDI」
コスパの良い商品が勢揃いする「utena(ウテナ)」からは、今年9月に発売したばかりの朝晩使えて2ヶ月分と容量たっぷりでコスパ最強の毛穴美容液・ALMEDI(オルメディ)が参加。
女性に比べ、詰まりやすいと言われるメンズの毛穴事情をしっかりとカバーし、気軽に使える美容液としてメンズにも人気です。
「メンズ美容から、”メンズ”をなくそう」
美容の体験型イベントはこれまでも多く開催されています。しかし、メンズに特化したものは少なく、開催されても身内感が強くインフルエンサーやSNSで発信を行なっている人しか参加できないなど、ハードルが高いなど、一般的ではない印象を持つ人も少なくなかったでしょう。
今回開催された「Men’s Beauty Festival 2024」には、美容に興味を持つ多くのメンズが来場。その注目度の高さと世間への浸透率を物語っています。今後増えていくであろう体験型イベントで、男女関係なく美意識の高まりを楽しめる、意識の変化と時代をさらに実感できることでしょう。
フリーランス。アイドルをはじめとする、かわいいもの・女の子が大好き。ジャンルレスに執筆する傍らSNS運用分析・リサーチなどが得意。美容とファッション、旅行が好きです。英語・中国語・韓国語を話す資格マニア。
Instagram:@maayaannn3/Twitter:@mayancha1
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