2023.12.07
買い物も撮影も楽しい!メルボルン流、夏のクリスマスの楽しみ方
南半球のオーストラリアは“夏のクリスマス”が楽しめる国。サンタがサーフボードに乗ってやってくるかはその日になってみないとわかりませんが、観光スポットはもちろん、デパート、コスメショップ、スーパーマーケットなど街じゅうがクリスマスモードでウキウキしています。
今月からローカルのラジオ局は一斉にクリスマスソングを流し始めたこともあって、ムードは高まるばかり。
今回はそんなメルボルンの街を歩いて調べたクリスマススポットをご紹介します。
1階のクリスマス特設会場は圧巻!高級デパート「David Jones」
オーストラリアの高級デパートと言えば「David Jones(デビット・ジョーンズ)」。メルボルンでは中心地のシティにあり、ゆっくり買い物を楽しむマダムや家族連れ、観光客で連日にぎわっています。
クリスマスデコレーションは早くも11月上旬にはスタートし、店頭には大きなフラッグが掲げられました。1階にはクリスマスグッズを一同に集めた特設会場が設けられ、大きなクリスマスツリーが出迎えてくれます。
なかでも人気なのは、コスメフロアで販売しているクリスマスコフレの数々。ココにすべてが揃っているので、いちいちカウンターでチェックしなくてもじっくり比較することができます。
また、価格別にレイアウトされているので、ギフトを選びやすいのも嬉しい! 親切なスタッフと気軽に会話を楽しみながら、お目当ての商品が見つかります。
クリスマスコスメを買うならココも!「SEPHORA」&「MECCA」
メルボルンでクリスマス限定のコスメを探すなら、「SEPHORA(セフォラ)」か「MECCA(メッカ)」もおすすめです。どちらも国内外のコスメブランドを取り扱っていますが、大きな違いは、セフォラはアメリカ、カナダなど世界展開しているのに対して、メッカはオーストラリアとニュージーランドの2カ国で展開されている点です。
一見、セフォラもメッカも似ているように見えますが、じっくり製品をチェックしてみると、違いがあるのがわかります。オーストラリア生まれのブランドを探すなら断然メッカに行ったほうがいいかも!
クリスマスコスメは、それぞれのショップオリジナルのキット、アドベントカレンダーは大人気。
発売から1週間も経たないうちに店頭から消えています。また、日本では購入できないブランドの限定コスメもこの2店舗ならばさくっと入手できますよ。
可愛い雑貨やお菓子がたくさん。スーパーマーケット「Coals」
スーパーマーケットも食品や雑貨など、クリスマスシーズンに向けたアイテムが続々と登場します。なかでも力を入れているのが「Coles(コールズ)」です。
可愛い缶に入ったクッキーやいかにも海外らしいデザインのオーナメント、ホームパーティをする時に使うペーパー皿やカップなどのアイテムが、しっかり揃っています。
しかも嬉しいことに、アイテムによっては“1/2Price”という半額セールが早くも実施されます。物価の高いオーストラリアで通常価格の半額で購入できるということで、すぐに売れ切れてしまう製品もあります。
お土産におすすめなのは、チョコレート! 可愛いサンタの形をしたもの、オーナメントがついているもの、ジャムやキャラメルなどをコーティングしているものなどバラエティ豊か。
「クィーン・ヴィクトリア・マーケット」ではサマーナイトマーケットが開催!
メルボルンの観光スポットには、あちこちに大きなクリスマスツリーやオーナメントが飾られていて、とても賑やか。“メルボルンの台所”と呼ばれ、ローカルの人たちからも愛されているクイーン・ヴィクトリア・マーケットにも、大きなツリーがあります。
また、12月の毎週水曜日は“サマーナイトマーケット”が開催され、夜10時までお買い物や食事を楽しむことができます。
最後のおすすめスポットが、メルボルンの中心、フリンダーストリート駅の真裏にある、“Merry Christmas”ブリッジ。この橋を渡ると、ヤラ川を越えて駅まで行くことができます。メルボルンの街を一望することができるので、フォトジェニックな撮影ができますよ。
オーストラリア人にとっては“夏のクリスマス”が定番なので、ビーチでバーベキューをしながらお祝いする人も多いそうです。カウントダウンが始まり、日に日にメルボルンの街もクリスマスムードが高まっています!
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスの美容ライター、エディターとして20年以上のキャリアをもつ。2023年4月より娘と一緒にオーストラリア・メルボルンへ移住。ナチュラル・オーガニックのビューティのキャッチアップ、ヘルシーなフード、最旬のカフェ事情をはじめ、サステナブルのセミナーや取材など新しい分野にも取り組む。■ウェブサイト: https://www.natsumemadoka.com/
■Instagram: @madoka_natsume
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