2019.07.18
フランス人女性のスキンケアの定番 「水クレンジング」のススメ
数年前から日本でも定番になりつつある「水クレンジング」。
フランスでは、メジャーなクレンジング方法として取り入れられています。
今回はフランス女性のナチュラルビューティーの秘訣でもある「水クレンジング」の魅力に迫ります。
薬局では様々なメーカー・肌タイプに応じた水クレンジングがこんな感じでずらっと並んでいます。
実はうれしいことづくし
みなさん普段どんなクレンジングをお使いですか?
私は水クレンジングに出会う前まで、メイクや毛穴汚れをしっかり落としてくれるイメージがあったので、 オイルタイプを愛用していました。
そもそも頑固な日焼け止めや濃いメイクを「水」で本当に落とせるの?どうやって使うの ?など疑問がある方も多いと思います。
ここでは、水クレンジングとその特徴をご紹介します。
●水クレンジングとは?
主に水と界面活性剤を成分としたノンオイルのさっぱりした使い心地が特徴です。
驚くことに洗浄力は、オイルやクリームタイプ以上に優れており、濃いメイクや落ちにくい日焼け止めを落とすのには最適なクレンジングと言えます。
●うれしいことづくめ!水クレンジングの魅力
①忙しくて時間がない!という方に。
コットンに含ませて拭くだけだから、いつでもどこでもクレンジングが可能。
W 洗顔も不要で、疲れてメイクを落とさずに寝てしまう人にもおすすめです。
②保湿成分入りで化粧水いらず!
ヒアルロン酸など保湿成分を含んだ商品が多く、メイク落としと同時に肌に潤いを与えてくれるので、一本でクレンジング+化粧水の2 in1 の役割を果たしてくれます。
③メイクの部分直しに最適
綿棒と水クレンジングで簡単にメイクのお直しが可能。特にパンダ目やアイラインのヨレなど細かい部分のお直しにおすすめです。
③マツエクにも安心
油分に弱いマツエクにも安心して使えます。マツエクを長持ちさせたい方におすすめです。
シンプルを極めたフランス流スキンケア
石灰が多く含まれるフランスの水道水での洗顔は余計に乾燥したりとトラブルの元。
それを解決してくれる美容法が 「水クレンジングで拭き取っておしまい」といったシンプルなもの。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、水クレンジングに含まれるミセルという粒子が化粧と汚れをごっそり落としてくれるので、水道水で洗わずに済みます。
また、乾燥がひどい季節はスプレー式化粧水や保湿クリームを重ね塗りすることもありますが、基本的には不要。
薬局の薬剤師によれば「過度なケアが必要ない分、敏感肌の人は良くなるよ」と嬉しい情報。
拭き取りの際は「やさしく撫でるように」というのも大切なポイントです。
個人的に愛用している水クレンジングとクリームです。
コットンにたっぷりと含ませて使用(Before)
使用後。朝洗顔ですが、化粧前の毛穴汚れもスッキリ(after)
地元女性に人気の3アイテム
水クレンジングを選ぶときは、含有されている界面活性剤(汚れを落とす成分)や保湿成分をチェック。
自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。
それではフランスで人気の水クレンジングを紹介!
①ビオデルマ サンシビオエイチツーオー(税抜2,300 円 /250ml )
世界中で 2 秒に 1 本売れている定番のビオデルマ。敏感肌向けですが、洗浄力もばっちり。フランスで最も売れているそうです。日本で購入可能。
②カティエ ミセラークレンジングウォーター (税抜2,200 円 /300ml)
パリ発デイリーオーガニックコスメ「カティエ」の水クレンジング。バラから抽出したうるおい成分配合で保湿バッチリ。エタノールフリー。日本で購入可能。
③ユリアージュ サーマルクレンジングウォーター (税抜2,200円/250ml)
日本でもリップクリームでおなじみ「ユリアージュ」のクレンジングウォーター。
温泉水が配合されており、とにかくしっかりうるおいます!ただいま3本目リピート中です。
スキンケアの基礎、クレンジング。
肌の調子が不調な時こそ、習慣のスキンケアアイテムを見直すことで、改善するきっかけになるかもしれません。
日本で購入できるものも多いので、フランスの女性にならって水クレンジングを試してみては?
元旅行会社勤務。結婚を機にパリに移住。パリのおいしいクロワッサン、ビル・アケム橋からのぞむ風景が大好きです。将来は大学院への進学、それと本場インドでヨガを学ぶのが夢。最先端のトレンドが集まる街・パリの最新オーガニックグルメや人気のカフェ、おみやげにぴったりなプチプラコスメをリアルタイムでお届けしていきます。
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