2023.10.24
おみやげもカフェも!メルボルンの代官山“Fitzroy”のおすすめショップ5選
オーストラリア、メルボルンにはCity(シティ)と呼ばれる中心地と、シティの外側にあるSuburb(郊外)という地域があります。
シティは日本でいうところの新宿、渋谷のように観光客でにぎわっていて、商業施設やデパート、高層ビルが立ち並んでいます。
一方、サバーブはローカルたちがこぞって集まるエリア。サウスメルボルン、プラ―ランなどいくつか人気エリアがありますが、おしゃれカフェ、ショップ、カルチャーが集まるのが間違いなく“Fitzroy(フィッツロイ)”。東京で言うところの代官山、中目黒のような雰囲気で、コスメやファッション、雑貨店などの小さなショップやカフェが軒を連ねています。
トレンドの発信地でもあるこの場所で、おすすめのお店を5つご紹介します。
クロワッサンブームの火付け役!Lune
メルボルンは空前のクロワッサンブームで、その火付け役となったのがココ、Lune(ルーン)。メルボルンの2店舗に加え、ブリスベンにも出店するなどその勢いは止まりません。
フィッツロイ店は倉庫を改造したような大きな店内で、奥にはパンを製造している様子を見ることができます。
クロワッサンのほか、パン・オ・ショコラ、デニッシュなどがありますが、イチオシは「クロワッサンアマンド」(11.5ドル:約1100円)。
たっぷりのアーモンドクリームをサンドして、表面にはカリカリに焼いたフレークアーモンドが踊っています。驚きのお値段ですが、悪魔のようにおいしくて1度食べたらリピート確実です。
お洒落な店内をじっくりチェック! LE LABO
ニューヨーク生まれのコスメブランドLE LABO(ル ラボ)もハイセンスなメルボルンの人たちに愛されているブランドのひとつ。
フィッツロイの店舗は、アーティスティックな内装に目を奪われます。入口の扉を開けると目に飛び込んでくるのは、中央にあるフレグランスのテスターコーナー。アンティークな家具も見逃さないで。右手奥にはソープやハンドクリームなどを試せるように洗面所が用意されていて、こちらもあえて使い込んだようなデザインに。
無造作に置かれたキャンドル、大きなチェアも雰囲気があってどこを切り取ってもお洒落。フレンドリーな店員さんに声をかければ、丁寧にアドバイスしてくれますよ。
うっとりのヨーロピアンカフェ SULLIVAN
街歩きの途中でぜひ立ち寄って欲しいカフェが、SULLIVAN(サリバン)。まるでパリのカフェにいるかのようなヨーロピアンな店内で、テーブルにはセンスのいいお花が飾られ、奥には暖炉もあるんです。とても静かな時間が流れていて、ゆっくり過ごすことができます。
カフェだけでなくサンドイッチやサラダなどもあるので、小腹が空いたときのブランチにもおすすめ。ただし、メルボルンのほとんどのカフェは15時には閉まるので、時間を計算しながらカフェを楽しんで。
センスのいいお土産はココ! Zetta Florence
オーストラリアのデザインを凝縮した高品質の文房具や雑貨、紙、ポストカード…店内に整然と並ぶ品物は、ゆっくりひとつずつ手に取りたくなるほど美しいものばかり。
Zetta Florenceは、フィッツロイで店を構えてから30年以上になり、メルボルンのクリエイターやアーティストからも愛されているそう。
ギフトのラッピングもしてくれるので、特別な人へのお土産は間違いなくココ。オリジナルのポスターやカレンダーなどもあるので、チェックして。
メルボルンでいちばん!のハム&チーズ To be Frank
オープンしてから4年足らずで、メルボルンに2店を構える人気ベーカリーTo be Frank(トゥビーベーカリー)。
店内には、最高の香りと風味を引き出すために、品質と技術にこだわり抜いた“本物のパン”がずらり。
バケットやサワードブレッドなどのハード系パンが人気で、イートインももちろん可能。
おすすめは、シンプルなハム&チーズのホットサンド。とろーりととろけるチーズがたっぷり、カリッとオーブンした表面にのっている岩塩がアクセント。
天井が高く、自然光もたっぷり差し込む店内もいいし、店外にはのんびりくつろいでランチができるテラスもあります。
フィッツロイは街歩きにちょうどいいコンパクトな大きさなので、1日もあれば十分に楽しむことができます。
気になるお店を見つけたらふらっと入って店員さんと気軽に会話をしながら小物を見つけたり、おいしいものを食べて、ディープなメルボルンを楽しんでくださいね。
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスの美容ライター、エディターとして20年以上のキャリアをもつ。2023年4月より娘と一緒にオーストラリア・メルボルンへ移住。ナチュラル・オーガニックのビューティのキャッチアップ、ヘルシーなフード、最旬のカフェ事情をはじめ、サステナブルのセミナーや取材など新しい分野にも取り組む。■ウェブサイト: https://www.natsumemadoka.com/
■Instagram: @madoka_natsume
この著者の記事一覧へ