2023.10.10
異国情緒漂うマカオ、1泊2日の旅
香港から船や車を利用し、約1時間で渡航できるマカオ。「東洋と西洋の交差点」と呼ばれるマカオは、ポルトガル統治時代の面影を残しつつ、アジアの雰囲気とカジノリゾートが凝縮したミクスチャー文化が魅力の場所。街自体がコンパクトなので日帰りや1泊で楽しむ旅行客も。今回は、香港最終日にマカオへ行き、1泊2日の滞在中、スケジュールを詰め込んで楽しんできました。
泊まるだけで金運アップ!? ウィン・マカオの全貌
マカオといえばカジノ。今回、ラスベガスの人気ラグジュアリーホテル、ウィン ラスベガスの雰囲気を再現して建てられた「ウィン マカオ」に宿泊しました。なんと、エントランスを入ると豪華なメリーゴーランドが!
ホテルの中は、ヴィトンやカルティエ、ディオール、エルメス、ティファニーなどハイブランドのショップが延々と立ち並びます。まるで、銀座を歩いているような規模感。
客室も広々としていてリッチ。こちらのホテルは全体的に風水を意識して作られていて、お部屋もブルーと白に加え、金運アップのゴールドがポイントになっています。
なんとアメニティの歯ブラシやクシもゴールド。なかなか見ない派手さが可愛い。
館内には美術品もたくさんあるのですが、金の球がクルクル回って砂に模様を描くこちらのオブジェがとても気になりました。見てるだけで運気上がりそう!
夜になるとライトアップされ、噴水ショーが行われます。宿泊客は無料でホテル内のロープウェイに乗れるのですが、上から眺める煌びやかな眺めが最高でした。カジノは写真NGだったのですが、実際に挑戦!一瞬で負けたのですが(笑)、映画の中の世界に入ったみたいでワクワクする経験でした。
世界遺産の大聖堂とその周辺をぶらぶらお散歩
滞在時間が少ない1泊2日の旅中に訪れたのは、マカオ観光の定番スポット、聖ポール天主堂跡。1835年の火事で、教会のファザード(前壁)と階段だけが残っています。バロック様式の石造りの彫刻が美しい。壁の奥には、美術品などの展示室も。
教会の周りには、ポルトガル統治時代を思わせる建物がたくさん立ち並びます。まるで西洋に来たような雰囲気。
さらに、大三巴街という通りがすぐ近くにあり、お土産物やさんが立ち並び観光客で賑わっています。
レトロなクッキーやさん。
パッケージがカラフルなお菓子はお土産にもぴったり。
マカオ名物のフカヒレ屋さんも。アジア情緒たっぷり。
マカオ名物、ポルトガル料理レストランへ
ポルトガル領だったマカオには、ポルトガル料理屋さんがたくさん! 今回は、人気店の「コジーナ ピノッキオ」に行ってきました。
日本ではなかなか無い、ココナッツそのままのジュースがあったので注文。フレッシュでほのかな甘味で美味。
肉や魚のほか、新鮮な魚介類をたっぷりと使い、多種多様なスパイスが使われているのがポルトガル料理の特徴。アサリの揚げ物やアサリの酒蒸し、ステーキやアクアパッツァなど、色々とオーダー。どれも日本人の口に合うものばかり。ポルトガルワインと共にいただきました。
レストランを出ると、左側にはお土産物屋さんが並ぶ官也街があります。歩行者天国で歩きやすく、食事後にブラブラするのもおすすめ。
さらに周辺には可愛い建物や路地があり、マカオの異国情緒を感じながらのお散歩も楽しい! 今回、1泊2日しかなくて駆け足での観光でしたが、一ヶ月くらいゆっくり滞在したいと思ったほど、魅力あふれる街でした。また、近いうちに訪れたいと思います。
美容・恋愛ライター、美食レシピ研究家。女性誌を中心にライターとして約20年活動。恋愛、美容、食、健康、結婚、出産など女性のライフスタイルに寄り添ったコラム執筆ほかセミナーを随時開催しています。料理家としても活動しておりアンチエイジングを目的とした料理を中心にレシピつきレストラン「Mitsue’s Kitchen」をオープン。
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