2019.11.11
【パリの朝】新鮮なオーガニック食材を求めて、日曜マルシェへ。
日曜日に閉まっているお店が多いパリで、朝から賑わいを見せているスポットの一つ、ラスパイユの市場(マルシェ)。
地元の人はもちろん、観光客にも人気のスポットですが、本日はそんなラスパイユのマルシェの様子や健康と美容に良さそうな人気の食材などもご紹介したいと思います。
日曜日限定!BIOのマルシェとして大人気
ラスパイユのマルシェはパリのセーヌ川左岸の閑静なエリアに位置しています。
こちらのマルシェ、平日ももちろんオープンしていますが、オーガニックだけを取り扱うマルシェとしてオープンしているのは実は日曜日限定なんです!
さて、日曜日のオーガニックだけを取り扱うラスパイユのマルシェに向かいたいと思います。
まず向かう先は、メトロ12番線のRennes(レンヌ)駅。
駅についたら出口の階段をのぼります。
出口の階段から、マルシェの軒が見えます。
つきました。ここから約500mほど軒を連ねております。
出口の目の前にあったのは、オーガニックのマルセイユ石鹸をメインに取り扱うお店。
フランス・プロヴァンス地方で栽培されたハーブティーやアロマエッセンスなどが豊富に取り揃えており、お土産探しなどにぴったりのアイテムが多数ありました。
おとなりのコンフィチュールのお店ではたくさんのジャムやはちみつが
数が多くて目移りしそうです。
こちらのマルシェの多くのお店では、英語が通じるので、フランス語がわからなくても値段のことうや商品のことを質問できるので、他のマルシェよりも買い物がしやすいのも魅力ですね♪
新鮮なフルーツたち。
たとえば真ん中のペシェ・プラットは日本ではほとんど見かけない品種の桃。皮ごとまるかじりできるので、その場で買って味わうのもよし。桃はむくみとり、美肌、便秘解消など美容と健康に嬉しいフルーツ。甘くて柔らかくてジューシーなペシェ・プラットを、夏のフランスに訪れたらぜひ味わってみてくださいね。
続いてはフランスの友人からおすすめされた人気のはちみつ専門店へ。
はちみつ専門店なので棚全部はちみつです。
巣みつやギフト用の詰め合わせまで幅広く取り扱っています。スーパーなどでもオーガニックの蜂蜜は購入できますが、値段はマルシェに比べるとやや高め。そして生産者から直接買えるというのもオーガニック製品を購入する上では嬉しいポイントだったりします。
今回は癖がなくて食べやすいとおすすめしてもらったアカシアの蜂蜜(6.20€/約750円)と超人気だという蜂蜜のキャンディ(3.2€/約390円)を購入。
蜂蜜のキャンディはのどが痛いときに舐めると良いそうです♪
マルシェ内ではその場で調理して販売するタイプのお惣菜なども見かけました。とても良いにおいに吸い込まれていきそう。
もちろん使っている食材もすべてオーガニックだそうで、疲れた胃によさそうな新鮮な野菜料理を手軽にいただけるのも魅力です。
いんげんやアンティチョーク、パプリカなど。
見ているだけでも健康になれそうな気分にさせてくれる新鮮な野菜たち。
日本のメロンよりもひと回りコンパクトなフランスのメロン。
夏がシーズンですが、中身はオレンジ色で濃厚で甘いので、たまに食べると日本の夕張メロンを思い出します。
お花も並んでいます。
フランスでは欠かすことのできないチーズも。
たとえばキッチン付きのアパートメントタイプのホテルに泊まって、BIOのマルシェで食材を買いこんだ新鮮食材を自分流に調理していただくのも、なかなか貴重で贅沢な体験かもしれません。
一周ざっくりと回ったあと、特に人だかりのできていたオーガニックのブランジュリーで人気商品を試してみたいと思います。
チョコレートタルトやエクレア、パリブレスト、キッシュなどフランスを代表するお菓子やお惣菜もありました。
ABマークもしっかり確認できます。
バゲットやクロワッサン、パンオレザン(レーズンの入ったクロワッサン)、後ろの棚にはバタールやカンパーニュと呼ばれるこれまたフランス人に愛されいる定番のパンたちがずらり。
結局、前に並んでいたマダムが大量に買っていたカンパーニュと日本人観光客に人気のパンオレザンを1つずつ購入しました。
さて、本日マルシェで調達した食材たちもしっかりレポートいたします。
こちらがカンパーニュのパン(260g 2.80€/約340円)
少し固めで酸味のあるパンですが、噛めば噛むほど味わいがあって、チーズとワインと一緒に食べるのが定番です。
シンプルな中に深い味わいを感じられる、とても美味しいパンです。
パンオレザン( 1.4€/約170円)
バターがしっかり効いていて、しっとりした味わいです。
レーズンが他のパン屋さんに比べるとすこし小粒でしたが、しっかりと甘味があって、パンにマッチしていました。
蜂蜜のキャンディ( 3.2€/約390円)
これは本当においしい!つい、食べすぎちゃいそうです。こちらのキャンディはソフトグミタイプで、砂糖がかかっていて子供も大人も夢中で食べられそうです。
喉にも健康にも良く、手軽な値段なので、もしマルシェに訪れる機会があれば試してみてほしい一品です。
もちろんフランス産のアカシアの蜂蜜(6.20€/約750円)。
生産者の連絡先もしっかり明記されています。
アカシアは万人受けするはちみつの一つとして有名ですが、早速一口いただいてみると、くせは全くないのですが、 鼻に抜けるような後味までしっかり楽しむことができる一品でした。
砂糖の代わりに使ってみたりと、健康と美容のためにはちみつは活用できそうですね。
パリにはオーガニックが手に入るスーパーや専門店がたくさんあります。しかし、新鮮なマルシェで 生産者から直接 オーガニック食材を手に入れたいなと思ったら、ぜひ日曜日の朝にラスパイユの市場に出かけてみてください。
元旅行会社勤務。結婚を機にパリに移住。パリのおいしいクロワッサン、ビル・アケム橋からのぞむ風景が大好きです。将来は大学院への進学、それと本場インドでヨガを学ぶのが夢。最先端のトレンドが集まる街・パリの最新オーガニックグルメや人気のカフェ、おみやげにぴったりなプチプラコスメをリアルタイムでお届けしていきます。
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