2023.04.05
【吉永小百合さん】36年ぶりにスキンケア商品のPRを決意した理由
五島の椿
「吉永小百合さんが“36年ぶり”にスキンケア商品をPR」と聞けば、正直「どこのビッグブランド?」と誰もが思うのではないでしょうか?
そのスキンケアの名前は「五島の椿」。五島列島の椿をまるごと使い、地域活性化を目指した小さなブランドでした。
吉永さんが選んだ、“良いものを良いことのために届けたい”という温かい気持ちがこもった「吉永小百合×五島の椿 スキンケア商品発表会」についてレポートしてまいります。
化粧品のプロモーションは一切やらないと決めていた
吉永さんが化粧品のPRを行うとあって、この日の発表会は大注目。数多くの報道陣やメディア関係者が吉永さんの登場を待ち侘びていました。
鮮やかな椿色の衣装で現れた吉永さん。そのお肌の透明感にも会場全体が釘付けに。
今回の「椿サポーター」への就任理由について吉永さんは、「化粧品のプロモーションは一切やらないって決めていたのですが、故郷を大事にしている代表の熱意と若い人の働く場所がもっともっと増えるといいなと思い、このプロジェクトをなんとか応援したいとお引き受けしました」と語ります。
様々な人を慮り、本当にいいと思ったものを伝えたい、この澄んだ心こそいつまでも変わらぬ美しさの秘訣かもしれません。
「とっても温もりのある素敵な化粧品」
吉永さんも毎日愛用されているという「五島の椿」は五島列島の小さな島から生まれた、島に咲く椿をまるごと生かした自然由来のスキンケアブランド。
吉永さんの美肌の秘訣として語られた、「化粧品に関してはなるべくシンプルに、余分なものはつけず、しっかり洗顔してしっかりと保湿をしています」という考え方と同じく、五島の椿は「椿酵母せっけん」「椿の葉保湿水」「椿酵母オイル」というシンプルな3製品のラインナップ。
吉永さんはその使い心地について、「本当に自然由来のものなので混じりっ気が無くて、化粧水は肌 にとても優しく、使うとすーっと浸透するんです。せっけんは他に類例を見ないくらいの泡立ちの良さだと思っています」と実際に使用されているからこその感想を答えてくださいました。
「本当に手作りなんですよね。皆さんの温かい手で生まれていると感じています」
椿には椿油だけでなく、花、葉、果皮、枝、根、酵母など、まだ十分に活用されていない素材が沢山ありました。
五島の椿株式会社は、五島列島の大切な資源である椿により「もっと島を元気にしたいという思い」で研究を続け、美容に良い成分を発見、さらに可能な限り島内で製造することに成功しました。原料は全て自社農園で椿を育てるところから始め、自然由来の原料にこだわり真心込めて作っているそう。
五島の椿のアイテムは、椿の花からとれた酵母、椿の葉のエキス、椿の種からは精油など、島の椿を余すところなく使い作られた製品です。
サステナブルコスメアワード賞も受賞
「人にも地球にも優しいスキンケアコスメ」をテーマとして、2022年にはサステナブルコスメアワード賞も受賞。
実は五島列島は、「五島の椿株式会社」を設立した親会社、株式会社MTG代表取締社長の松下さんが18歳まで過ごした思いいれのある場所。「いつか必ず恩返しがしたいと34年が経ち今に至った。世界に広めるなら吉永さんしかいないと思っていたら10年経ってご縁があった」と語ります。
終始温かい雰囲気だった今回のPR発表会。36年ぶりに吉永小百合さんがPRを決意した理由がわかり胸熱に。
心を込めて作られた五島の椿を使って、肌だけでなく気持ちまで透き通るようなスキンケアが叶いそうです。
美容ライター。東京藝術大卒業後、広告代理店に16年勤務、その後美容ライターに。経歴を生かしたマーケティング目線でプチプラコスメから美容医療まで、若見え効果を重視した最新美容を自腹でお試し&研究し続けています。身体を張ったレビューを日々発信しているInstagram@ryoko.kuribayashiも大好評。
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