2020.08.09
東京・新大久保で発見。初心者にもおすすめの絶品コリアンフード
新大久保 コリアタウン
新大久保で、韓国旅気分を楽しむ
コロナの影響で、海外旅行に行けなくなったことが寂しい、というキレイノート読者は多いはず。
とくに、「愛の不時着」、「梨泰院クラス」など、韓国ドラマによる韓流ブームで、韓国に行きたい!という声も。そこで今回、東京で韓国旅行気分を味わおう!ということで、東京のコリアタウンと呼ばれる、新大久保に行ってきました。
山手線の新大久保駅を降りて、改札を出るとすぐに韓国系のお店がズラッと立ち並びます。
改札を背に立って右側方向のメイン通りを散策していきます。
メイン通りには、韓国コスメ専門店もたくさん!
韓国と同じくらい種類があるほか、お値段も韓国とそんなに変わらず買えるものも多数。
どこも店員さんがフレンドリーで、カウンセリングしつつ、おすすめの商品や人気のアイテムを教えてくれます。
ぜひ入ってみてほしいのが、メイン通りから続く、何本もある細い路地。
韓国料理店や韓国雑貨のお店があり、まさにディープ韓国が楽しめる!
ドン・キホーテも、韓国コスメやグッズ、韓国の食品がたくさん。
新大久保ならではの品ぞろえが嬉しくて、色々欲しくなってしまいます…。
美容効果たっぷりの絶品韓国料理
新大久保に来たら、ぜひ楽しみたいのが韓国料理!
街には、本格的な韓国料理のお店が立ち並び、韓国人の方も日常的に訪れています。
とはいえ、韓国料理店が多数ある中、どこに行っていいのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回、韓国通の人たちが「初めて行くならココ」と口を揃えて言うお店に行ってきました。
こちらは、駅から徒歩2分ほど。
メイン通りの路地を入ってすぐの場所にある韓国家庭料理の店「でりかおんどる」。
人気の韓国料理はほとんど揃っているほどの種類の豊富さで、
はじめて新大久保で韓国料理を食べる人にもおすすめです。
ランチを注文すると、まずはキムチやナムルなどの小皿料理が6種類出てきます。
この形式も、韓国料理ならでは。
韓国料理といえば、発酵食、野菜たっぷり、唐辛子のカプサイシン効果、漢方食材を使用するなど、言わずと知れた美容食。
美味しくて美容にいいなんて、嬉しすぎる!!
こちらは、韓国ではぷるぷる肌になる美容食として美人が常食しているという「プゴグ(干しダラスープ)750円(税別)」。
干しダラには、潤いのある肌をつくるビタミン、亜鉛やカリウムがたっぷり。
また、たんぱく質に含まれるアミノ酸が二日酔いを解消してくれるということで、韓国ではお酒を飲んだ後の定番だそう。
タラの旨みたっぷりで、ごくごく飲めてしまう!
そして、美容食の代表でもある「自家製サムゲタン」 950円(税別)。
鶏肉に、高麗人参、松の実、にんにく、もち米などを入れて煮込んだもので、
韓国では滋養食としても古くから食べられています。
コラーゲンたっぷりで、美肌の強い味方。優しい味つけで、飽きずに食べられます。
人気のチーズダッカルビもお手頃サイズで食べることが出来ます。
コチュジャンで甘辛く味付けした鶏肉に、とろけるチーズがたっぷり。
病みつきになる味です。どれも美味しくて、コスパもGood。
近くにあったら、何度でも通いたい!!と思いました。
韓国伝統茶で体内からキレイに
韓国女性の美肌の秘密について考えると、キムチなどの発酵食や野菜と動物性たんぱく質のバランスが取れた料理など、色々あるのですが、もしかしたら「伝統茶」の効果もあるのかもしれません。
韓国では、日本と同じようにお茶を飲む習慣があり、それも茶葉のお茶だけでなく、種類が豊富。
棗、クコの実、松の実などの漢方を煎じたものや、ゆず茶などの甘いものなど多数。
「韓流茶房」では、そんな韓国の伝統茶をいただくことができます。
韓国のアンティーク家具や伝統工芸のインテリアでまとめられた店内は、広々としていて開放的。
ソファ席もあり、ゆっくりとくつろげる空間。
梅や高麗人参など、伝統茶に使う素材が保存瓶に入ってズラリと並んでいます。
滋養強壮、冷え性、不眠、ダイエット、美肌など症状によってお茶の種類をセレクト。
こちらは、浄化茶(650円+税)。スイカズラの花、蓮の実、サンザシの実などのブレンドで、体内の老廃物を排出。
上が棗茶。(630円+税)肌に潤いを与え、老化を防止。
女性特有の疾患に効果があると言われます。下が、アマドコロ茶(580円+税)。
神千草とも呼ばれ、滋養強壮やエネルギーチャージに作用。
どれも、飲みやすくてとっても美味しい!
オーナーが手作りでアイシングした可愛いクッキーも出していただき、
気持ちまで元気になりました。
池袋の行列ができるトッポッキ専門店
番外編として、ぜひご紹介したいのが、今年、池袋に上陸したトッポッキ専門店
「シンジョントッポッギ」。
こちらのお店は、ソウル市内に多く展開するお店で、専門店としては韓国でトップの人気を誇ります。
まずは、入り口で食券を購入します。
トッポッキ、キンパ、揚げ物から丼ものまで種類豊富。
トッポッキを基本に副菜を数種頼むのが現地流。
こじんまりしていて、清潔感のある可愛い店内。
じつは、開店前の11時15分に行ったのですが、すでに1組待ち。
開店後はすぐに行列ができていました。
通常のトッポッキは辛いを超えて、激辛だという韓国人の友人のアドバイスに従い、
カルボナーラトッポッキ 800円、イカリンの天ぷら 3つ300円、春雨の海苔巻き 3つ300円、シンジョンキンパプ 500円(すべて税込)を注文。
トッポッキは、歯ごたえがありつつモッチモチ。コクのある甘辛いソースは、てんぷらや海苔巻きをつけて、タレとしていただきます。
この天ぷらと海苔巻きが揚げたてでサックサクでこれだけでも美味しいのですが、ソースに浸して食べると最高!! これは、何度も通う人が多いというのも納得です。
キムチの入ったシンジョンキンパプは想像以上に辛かったので、辛すぎるものが苦手な人は、野菜のキンパプを選ぶのが良いかも。
今回、新大久保と池袋を一度に取材しましたが、電車で約7分で着くので移動もラクでした。近いので、韓国料理をハシゴして楽しむのもおすすめです。
美容・恋愛ライター、美食レシピ研究家。女性誌を中心にライターとして約20年活動。恋愛、美容、食、健康、結婚、出産など女性のライフスタイルに寄り添ったコラム執筆ほかセミナーを随時開催しています。料理家としても活動しておりアンチエイジングを目的とした料理を中心にレシピつきレストラン「Mitsue’s Kitchen」をオープン。
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