2023.01.20
しっかり眠れている?快眠アドバイス&快眠サポートコスメ3選
AYURA(アユーラ) Diane bonheur(ダイアンボヌール) MUJI(無印良品)
みなさんはぐっすり眠れていますか?
ある調査によると、日本の睡眠時間は調査加盟国の中でワースト1位(7時間程度)、特に30代の日本人女性の睡眠時間は世界最短という結果も。とはいえ、睡眠時間を伸ばすことはなかなか難しいので、睡眠の質を上げ、ぐっすり快眠に導くアドバイスと、簡単に取り入れられる快眠をサポートするコスメを紹介します。
理想の睡眠時間は?
日本人の平均的な睡眠時間は7時間程度なので、7時間は確保したいところ。この7時間でしっかりと1日の疲れを取り、快適な朝を迎えられるとベストです。
あなたはできてる?快眠に導く行動とは
以下ができていれば、快眠にグッと近づきます。あなたは、いくつ実践できていますか? どれも意識すれば取り入れられることなので、ひとつでも多く実践できるようにしましょう。
☑ 朝起きたら、朝日を浴びる → 朝日で体内時計がリセットされます
☑ 朝食をとる → 体内リズムが整います
☑ 定期的に運動をする → 定期的に運動をしている人は快眠の報告も
☑ 飲酒、喫煙、カフェインを避ける → いずれも目覚まし作用があります
☑ 湯船に浸かる(寝る1~2時間前がベター) → 入浴後に体温が下がると入眠しやすくなります
☑ 寝る前はスマホを見ない → 画面から出るブルーライトが眠りの妨げに
☑ 寝る前のルーティーンをつくる → 寝る前のルーティーンを決めると入眠しやすくなります
☑ 寝る1時間前には部屋を暗くする → メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌がスムーズに
寝る前のルーティーンをコスメで
寝る前に同じ音楽を聴いたり、香りを嗅いだりすることで、入眠しやすい習慣がつきます。心地よい香りをブレンドしたコスメは、快眠サポートとして取り入れやすいアイテム。
安らかな香りと乳白色のなめらかなお湯につつまれて、至福のバスタイムを。
入浴でリラックス効果を高めるには、ぬるめのお湯がベター。38度~40度程度のお湯に15分ほど、肩まで浸かりましょう。お気に入りの入浴剤で夜に湯船に浸かる習慣を。
ピローミストとは、枕(ピロー)もとに吹きかける香りのミストのこと。ほっと安らぐ「ナイトドリームティーの香り」に包まれて、この香りを嗅いだら眠るんだ、と習慣付けて。コンパクトサイズなので、出張や旅行、帰省時にも同じ香りを嗅げば、寝具が変わっても眠りやすくなります。
リラックスタイムにおすすめなベルガモット、スウィートオレンジなどをブレンド。アロマディフューザーでの使用ももちろんですが、アロオマイル使用可の加湿器とのセット使いがおすすめ。快適な湿度は40~60%。40%を下回ると、肌が乾燥するだけでなく、粘膜なども乾燥し、ウイルスなどに感染しやすくなります。60%を超えるとカビや雑菌が繁殖しやすくなるので注意。睡眠中の湿度管理も快眠につながります。
快眠のために、寝具の見直しを
心地よい眠りには、寝具のこだわりも必要。枕がご自身に合っているかも要チェック。起きた時に、疲れが取れていない、首・肩まわりが凝っている方は、枕を見直しましょう。枕が合っていないと、疲れが取れないだけでなく、首のシワなどの原因に。シーツやパジャマも、肌触り・通気性が良いものを選びましょう。シルクの寝具は保湿効果があり、コットンと比べて高い吸放湿性もあります。肌触りが良いので、切れ毛を防ぐ効果も。1日の約1/3を占める睡眠は、健康、美容に直結する大切な時間です。ぐっすり眠れない、または眠れない、という方は、一度専門医に相談してくださいね。
日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ・コスメライター。コスメ薬事法管理者。カネボウ メイクアップ インスティテュート エキスパートコース修了。化粧品の企画開発・品質管理・薬事などに15年ほど従事。訪れた化粧品関連工場は国内外あわせて100カ所以上。化粧品の製造、薬機法にも精通。五感にひびくコスメが好き。草月流師範。Instagram @meisui_0523
この著者の記事一覧へ