2019.03.07
ミラネーゼ御用達 環境を考えた食と美のセレクトショップ
イタリアでも日本でも、乾燥敏感肌はトラブルがつきもの。今回はそんな肌の悩みを解決してくれる、アフリカの自然の恵みでできた基礎化粧品をご紹介します。
オーガニックにこだわり環境に配慮したショップ、 NEGOZIO LEGGERO
こちらのお店はミラノの中心地にある「 NEGOZIO LEGGERO (ネゴツィオレッジェーロ)」。オーガニックやエコに敏感なミラネーゼが、レフィルの容器を持参して通うお店です。
LEGGERO とはイタリア語で「軽い」という意味。環境に最大限に配慮して容器や包装は最小限に、というコンセプトが店名に込められています。
オープンな作りの店内はとっても居心地がよく、容器を持たずに初めて訪れてもフレンドリーなスタッフが丁寧に説明してくれます。容器のみも売られていますが、品切れの種類もあり、そこはイタリアということでご愛嬌。
パスタは一段とカラフル。それぞれオススメのレシピも紹介してくれるので、つい色々欲しくなり、何グラム買うか考えるうちに頭の中はパンク状態に。
カウンターの後ろにはハーブティーが揃い、迷ったらスタッフに体調や好みを伝えてチョイスしてもらいます。
バオバブオイル一滴で効果を実感
店内を奥に進んで、スキンケアコーナーへ。
目を奪われるのが、間接照明を活かした陳列棚の美しさ。でも良く見ると不揃 いで読みにくい手書きの札が、これまたイタリアらしいなーと思わず苦笑いです。
数あるオイルの中から、私の乾燥敏感肌には「絶対これ!」と、スタッフにバオバブオイルを勧められました。
バオバブは乾燥したサバンナでも育つ生命力と保水力の 高さから、「生命の木」と呼ばれています。
こちらのオイルは、セネガルのバオバブの実の種をていねいに低温圧搾して採油しています。主な成分はオレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、リノレン酸、ステアリン酸とマルチビタミン群。保湿力が抜群で美白やアンチエイジングの効果が期待でき、敏感肌やアトピー肌にも使えます。
一滴手にとると、すっと浸透して肌がふっくら潤いました。
20ml 3.8 ユーロ(約 480 円・容器込)で売られています。
香りもテクスチャーも優しいバオバブソープ
オイルと一緒に使いたいのが、こちらのバオバブソープ。
大きさは 50g(2 ユーロ:約 250 円)と 200g(5.5 ユーロ:約 700 円)の 2 種類があります。
どこか懐かしい癒される香りも、毎日使用するのにとっても大切なポイント。洗い流すと抜群の保湿力を実感でき、ふんわりした質感が残ります。赤ちゃんにも使用でき、このソープを求めに遠くから来るお客様もいるそう。
ビタミン豊富な食用バオバブパウダーも売られています。体の中からもキレイになってしまおうというわけです。
他にもボディケア、香水など魅力的なアイテムが揃い、つい目移りしてしまいます。
お馴染みシアバターのリップバームは、パッケージもかわいい実力者。
オイルとソープを使い始めてバオバブの保水力を実感
今回購入した 200g のソープは、スタッフに教わった通りナイフを熱して、使いやすい大きさにカットしてみました。
使用方法はいたってシンプル。オイルは数滴手にとって肌全体に伸ばしたり、普段の乳液に一滴混ぜて使用しても、保湿力がグンとアップします。べとつきがなく肌なじみが良いので、デイユースも OK 。肌のキメが整い化粧のりも良くなり、 1 日中ハッピーな気分に。手足の乾燥も驚くほど改善され、しばらく手放せそうにありません。
ミラノを訪れた際は、ぜひ試してみてくださいね!
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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