2020.05.11
【おこもり美容ノートfromイタリア】私らしいお家時間の過ごし方
都市封鎖がスタート、思わぬ悪戦苦闘の日々を経て
3月8日、私が住むミラノで、 ヨーロッパで最も早くロックダウンがスタートしました。
開始早々、人生史上最大のストレスを感じてしまい、目眩、体重増加、更には白髪が一気に増える事態に。
このままではいけないと気付き、まずは今の状況を受け入れて、日々の生活を見直すことを余儀なくされました。
心がけたことは、規則正しい食事と睡眠。毎朝メイクをして、お気に入りのジュエリーを着ける。すきま時間を利用してのヨガ。 糠床作りも始めました。
些細なことばかりですが、小さな「好き」や「キレイ」を集めていくことで、充実感を得られるようになりました。
毎日を心地良く過ごせるようになると、いつの間にか白髪も目立たなくなってきたから、体って本当に不思議です。
写真は、ヨガ中の私の手の間を通過していくトーマスと仲間たち。手も踏まれています。お陰で集中力も鍛えられました。
そして今回、改めて実感したのが、植物のエネルギー。
様々な形の植物たちが、私の長いおうち時間を支えてくれています。
今回はその中から、特に欠かせない3つの植物由来アイテムをご紹介したいと思います。
体調に合わせて選ぶ、心と体に効くハーブティー
まず意識したのが、水分をたくさん摂ることでした。代謝を上げむくみを改善する、一番手軽なデトックスです。 水、緑茶、紅茶。そしてハーブティーも、普段以上に飲むようにしました。
疲れや倦怠感のある朝にオススメしたいのが、モリンガのハーブティーです。
モリンガは古くから「生命の木」と呼ばれ、ビタミンや鉄分、カルシウムなど幅広い栄養素を豊富に含み、 最も栄養価の高い植物と言われています。
ハーブティーは甘みがあり飲みやすく、心にも体にも活力を与えてくれます。
※妊娠中の方は摂取を控えてください。
ハーブティー以上に即効性があるのが、友人がセネガルで買ってきてくれた、モリンガの粉末タイプ。
こちらは正直、 お世辞にも美味しくはないです。ここぞという時のみいただきます。
夜は、リラックス系のハーブティー。定番のカモミールや、ストレスを和らげるリコリス、消化を助けるフェンネルなどが適しています。
アーユルベーダにインスパイアされた「PUKKA」のブレンドティー「RELAX」には、この3つのハーブが含まれ、心地よい睡眠へと導いてくれます。
PUKKA
花の神秘的な力に癒される「バッチフラワーレメディ」
幼稚園が休園になり、24時間一緒の最愛の子供達は、散らかす、叫ぶ、いたずらする、ママー!を連呼する。時には可愛さ余って、イライライライラ。
積もり積もって爆発寸前の私のお助けアイテムが、こちら。
「バッチフラワーレメディ」は、ホメオパシーを研究していたイギリスのバッチ博士による、花のエネルギーを抽出した波動医学療法です。英国王室御用達で、イタリアでも普通の薬局で売られているほど、その効果が認められています。
私が愛用しているのは、ショックや緊張など、様々な心のSOSを癒してくれる「レスキューレメディー」です。
舌の裏に4滴垂らして使います。 花の波動は目に見えず、味も匂いも成分もないのですが、呼吸とともに不思議と気持ちが落ち着いていきます。お守りのように、いつも携帯しているイタリア人もいるほど。
他にも不安や悲しみなど、様々な感情に応じた38種類のレメディーもあり、日本のいくつかのサイトでも購入できるようです。
BACH RESCUE REMEDY
https://www.rescueremedy.com/en
小麦粉以外の材料で、ヘルシーなお菓子作り
幼稚園のオンラインレッスンでどら焼き(の皮)を作って以来、子供に毎朝「どら焼き作ろう」とせがまれるように。何度も一緒に作っているうちに、小麦粉以外の粉を使ってみたくなりました。
イタリアでは小麦アレルギーの人が多いため、オーガニックスーパーなどでは、グルテンフリーの様々な粉が売られています。
今回数種類試した中で、一番のヒットが、空豆の粉。意外にもクセがなく、小麦アレルギーのない方にもオススメです。栄養たっぷりのひよこ豆の粉も、甘みがあって個人的には好きでした。
どら焼き以外のお菓子でも、まずは小麦粉の分量の半分を置き換える形で、ぜひ色々試してみてくださいね!
♯ANDRA’ TUTTO BENE !
「きっとうまくいくから、大丈夫!」。
イタリアの子供達が描く虹とこの言葉を、日本の皆さんにも届けたいなと思います。
皆さんのSTAY HOMEが、どうか健やかな時間でありますように。
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
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