2020.09.13
シチリアの自然がたっぷり詰まったフレグランスコスメ
シチリア フレグランス
シチリアの風を感じながら、美しく香るコスメ
今回は、日本でも購入できる、シチリアのコスメ「ORTIGIA(オルティージャ)」をご紹介します。
ORTIGIAは、シチリア島の豊かな自然にインスピレーションを受け、島の香りが凝縮されたフレグランスコスメです。
オルティージャとは、シチリア島南部に位置し、シラクサの旧市街がある島の名前。紀元前7世紀のアポロ神殿など、歴史的建造物と美しい海が共存する場所です。
石鹸、香水、クリーム、キャンドル、ローションなど、シチリアのパワフルな植物の香りを楽しめるラインナップ。
オレンジの花、ライム、ザクロ、ラベンダー、サボテン、アーモンドやオリーブオイルなど、シチリア原産の天然成分がたっぷり配合されています。
パラベン・ニッケル・シリコンフリーで、動物実験も行なっていません。
オーナーのSue Townsendさんがデザインしたパッケージには美しく力強いシチリアが描かれ、まるで宝石のよう。
好きな香りとデザインでチョイス
クールで愛らしいレオパードがデザインされた、ブラックアンバーのソープセットは、使うのも香りを嗅ぐことさえも忘れて、見惚れてしまうほどの美しさ。
アンバーというとリッチで官能的な香りが特徴ですが、こちらはスパイシーでウッディな中性的な香りに仕上がっています。
シチリアのヤシの木も、ブランドのモチーフです。こちらは「ザガラ(ZAGARA)」のハンドソープ。洗った後も爽やかな柑橘系の香りと、しっとり感に包まれます。
ちなみに後から知ったのですが、右の紙製パッケージなしが付かないソープ本体だけだと、15ユーロで売られています。
高価すぎるパッケージ部門にもエントリーできそうですね。でも、デザインが良いので許しちゃいます。
ZAGARAとは、柑橘類の花を意味します。シチリアはオレンジやレモンの産地として有名。
華やかな芳香の花は、昔から香水などに使われ親しまれてきました。イタリアでは結婚式のブーケにも使われる、縁起の良い花としても知られています。
リゾートのヴィラでゲスト用バスルームをたくさん持つようなイタリア人に、喜ばれそうなソープセット。
ORTIGIAでも特に人気のルームフレグランスは、「FLORIO(フローリオ)」のスモールサイズをチョイス。
シチリアの野原一面に咲く、花々の香りが詰め込まれた可憐な香り。
爽やかで日本人の私たちにも使いやすく、ZAGARAと並んでおすすめの香りです。
淡いブルーとゴールド、ブラックの効いたパッケージと並べて飾ると、インテリアのアクセントに。
またしても、パッケージデザインに完全ノックアウトです。
珍しいものでは、シチリアに生息するウチワサボテンの実 「FICO D’INDIA(フィコ・ディンディア)」の甘い香りもおもしろかったです。
全ての香りはご紹介できませんでしたが、オンラインショッピングでご購入する際、少しでも参考にしていただいたり、シチリアの風を感じ取っていただけたなら嬉しいです。
イタリアの下記サイトでは国際発送可能、また日本の代理店でも一部販売されているようですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
映像ディレクターなどを経験し、ヨーロッパなどを旅した後に、NYに留学。そこで出会ったイタリア人の旦那さんとの結婚を機にミラノに。現在は育児の傍ら、通訳や日本食ケータリングのお仕事もしています。人との距離感やテンション、センスなどミラノの全てが大好き! 記事では街やそこに住む人々の魅力も伝えていきたいです。様々な形で日本とイタリアの橋渡しができればと思っています!
この著者の記事一覧へ