2021.09.16
都心で海外旅行モード!
“ペニンシュラ”のアフタヌーンティ
海外への渡航が自由にできない今、「そろそろ旅に出たくてウズウズしている」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回ご紹介したいのが、「ザ・ペニンシュラ東京」の最上階に位置する「ザ・セブンシーズ・パシフィック・アビエーションラウンジ」の「アビエーション アフタヌーンティー」です。
こちらのラウンジ、実は本来ホテル屋上に設置されたヘリポートを利用するゲスト向けで、普段は貸し切り営業のみという贅沢な空間。
現在は、世界に展開するザ・ペニンシュラホテルズのある地域や都市をイメージしたメニューが含まれた「アビエーション アフタヌーンティー」を特別にいただくことができます。
空港さながら! チェックインから機内へ
まず、最上階である24階に到着すると、隣接するレストラン&バーの「Peter」にてチェックインが行われます。フルネームが印字された搭乗券の行き先は「PTK(ザ・ペニンシュラ東京)」。空港のラウンジで手続きをしているかのようで、旅モードも急上昇!
「これから搭乗ゲートにご案内します」と言われ、床面に投影される国際線スケジュールボードを見ながら、“機内”である「ザ・セブンシーズ・パシフィック・アビエーションラウンジ」のエントランスへ。
店内は、航空ミュージアムのような空間!
最初に目に飛び込んだのは、「セブンシーズ」のロゴ看板と、大きな地球儀! 床には世界主要都市までの距離を示す世界地図まで。
左側には、横に大きなエンジンのモデルが鎮座しています。ホテルスタッフの方に聞いてみたところ、第一次世界大戦時にイギリスの戦闘機に搭載されていたエンジンや、ロールスロイスのエンジンの一部だとか。なんと、「扉から入らない大きさのため、このエンジンを先に設置してから、ラウンジの内装ができていった」そうです…!
機内用カートで運ばれる、13種のメニュー
メニューはセイボリー(塩味の食べ物)で6都市、スイーツで7都市が表現されています。
セイボリーは、ビバリーヒルズに隣接するメキシコにちなんだアボカドや海老が挟まれたタコス、香港からは叉焼(チャーシュー)パイ、東京はスモークサーモンの手毬寿司…と、バラエティ豊か!
スイーツは、飛行機のプロペラをかたどったホワイトチョコレートビスケットシューなどが目にも華やか。
ドリンクは、コーヒーの他に、約15種類の紅茶コレクションから茶葉が選べます。もちろんおかわりの時には、自由に茶葉を変えてオーダーできるので、贅沢にもたくさんのお味を飲み比べてしまいました。
<セイボリー>
東京 スモークサーモンの手毬寿司
ビバリーヒルズ タコス アボガド 海老 コリアンダー 山葵
シカゴ イタリアンビーフミニバーガー
香港 叉焼パイ
北京 ローストダック入り蒸し饅頭
ヤンゴン 発酵茶葉のサラダ
<スイーツ>
ニューヨーク ニューヨークチーズケーキ
パリ チョコレートビスケットシュー
マニラ カラマンシーカードとメレンゲタルト
バンコク ココナッツスティッキーライス マンゴー
上海 ロンジン茶パンナコッタ
イスタンブール ローズウォーターとレモンの香る胡桃バクラヴァ
ロンドン スコーン(プレーン、レーズン)
航空産業の歴史が垣間見られる、ミュージアムのようなラウンジは、化粧室も飛行機テイストになっているので、ぜひ立ち寄ってくださいね!
「アビエーション アフタヌーンティー」の終了時期は未定ですが、大人気なので早めの利用がおすすめ。遠出が難しい時期こそ、東京の中心で世界旅行ができるアフタヌーンティーを満喫してみてはいかがでしょうか?
「アビエーション アフタヌーンティー」
期間:金・土・日(14:00〜・17:00〜)
料金:1名¥9,867、グラスシャンパン付き 1名 ¥12,397(税・サービス料15%込)
ビューティ・スパ&トラベルライター/Yuki Link Pte.Ltd.代表(シンガポール法人)大学卒業後、女性誌・書籍・ウェブなどで取材・執筆を行うほか、TV・ラジオ出演、美容イベントMC、美容セミナー・ライター講座の講師など、美&旅を軸に15年以上活動中。アメリカN.Yなどへの留学経験があり、コロナ禍前の数年間は毎月、飛行機・ホテル・観光などのトラベル取材で国内外を巡ってきたジェットセッター。“旅=美を磨くためのエッセンス”と捉え、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材も多く行う。■Coffret web:https://coffretweb.net/
■Instagram:@yukiishihara1112
この著者の記事一覧へ