SERIAL STORY
2020.02.20
たべきり保存食レシピ recipe no.3 ベーコン
発酵も、燻製も、自分でできる!自分でつくる!
たべきり保存食レシピ
recipe no.3 ベーコン
いつもお店で購入している食べ物って、実は自分でつくれるんです!
おうちで仕込めば素材にこだわることができるし、添加物がなく安心安全、リーズナブル。なにより市販のものより断然おいしい!
ここでは、ひとり暮らしでもつくりやすい“ちょうどいい量”のレシピをお伝えします。
本日の保存食
bacon
噛むほどに口に広がる旨味とスモ―キーな風味! 厚めに切って焼いて食べるもよし、スープやパスタなどの料理に使えばいつもの味がワンランクアップ、便利な保存食です。燻製のやり方は、覚えてしまえば意外と簡単。スモークサーモン、燻製玉子、燻製チーズなど、いろいろ応用できますよ。
保存期間:冷蔵庫で2週間、冷凍庫で1ヶ月間程度
材料
- 豚バラブロック 500g
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ2
材料
- ざらめ糖(なければ家にある砂糖) 大さじ1/2
- スモークチップ(今回は桜のチップを使用) 大さじ1
ざらめ糖は着火剤の役割になり、仕上がりの色がよくなる効果もあります
必要な道具
カセットコンロ
ガステーブルで長時間の空焚きをすると安全装置が働いて途中で火が消えてしまうため
空焚きができる深さのある鍋
鉄製の中華鍋、厚みのあるアルミ鍋など
※フッ素樹脂加工、テフロン加工、セラミックコーティング、薄いアルミ鍋、取っ手などがプラスチックのものは使用不可
使用する鍋の直径より小さい網
鍋やフライパンのフタ、またはステンレスのボウル
アルミホイル
1 数日前の下準備
豚バラブロックに砂糖→塩の順にすり込み、二重にしたペーパータオルを巻いてラップで包んだら、冷蔵庫で3~7日間ほど寝かせておく
Point
冷蔵庫で寝かせる日数を短くするとジューシーな仕上がりに、日数を長くすると塩気がしっかり効いて保存性が増します
2 鍋が汚れるのをガード
アルミホイルを長めに2枚、鍋の上で十字になるように敷き、しっかりと鍋肌に密着させる
3 燻製の煙を立たせる
ざらめ糖をホイルの上にぱらぱらと広げ、その上にチップを散らしたら、強火にかける。ざらめ糖が溶けて煙が数か所から出てきたら、網をセット
4 いよいよ燻製スタート
ペーパータオルとラップをはずした豚バラブロックを網の上に置き、フタをする。煙が外にもれないように、鍋に敷いてあるホイルでフタの隙間を包み込んだら、弱火にしてそのまま30分間スモーク
Point
厚みがある肉でフタが浮いてしまう場合は代わりにボウルをかぶせましょう
つくったベーコンで一品!
「ジャーマンポテト」
材料
- ベーコン(厚切り) 1枚
- 玉ねぎ 1/4個
- じゃがいも 2個
- パセリ 大さじ1
- 塩 少々
- こしょう 少々
1
ベーコンは1センチ幅、玉ねぎは角切り、パセリはみじん切りにする。
じゃがいもは洗って、柔らかくなるまで皮ごと蒸したら(または濡らしてラップに包んでレンジでチン)、熱いうちに皮をむき、1センチの厚さにスライス
2
フライパンにベーコンを入れてじっくり炒め、脂が溶け出したら玉ねぎを入れ、しんなりするまで 炒める
3
じゃがいもとパセリを加えて全体を合わせ、塩こしょうで味付けしたら、できあがり!