2021.08.24
金沢の上品な白餡で新鮮フルーツを包む。凛々堂のフルーツ大福
金沢フルーツ大福 凛々堂
金沢には、東北新幹線ができた年に訪れ、兼六園や21世紀美術館などを巡った思い出があります。街全体に日本らしさと品があり、落ち着いた旅ができました。
そんな金沢にあるのが、添加物を一切使っていない凜々堂のフルーツ大福。
ふたつに切られた断面はまるでジュエリーのよう。今回は、美しく美味しいフルーツ大福をご紹介します。
旬のフルーツを楽しむ季節の8種類セット
季節によって様々な、旬のフルーツが8種類。今回はこちらの顔ぶれでした。シャインマスカットの小ぶりな姿が可愛らしい。夏を感じる完熟パインやドラゴンフルーツも気になりますね。
フルーツ大福と一緒にくるくると巻かれた紐も入っていました。こちらの紐で大福を切ることができるそうです。はじめての体験にわくわく。
一本の紐で、まるで職人気分
大きくて一番切りやすそうなキウイを選びました。
同封されている説明書を参考に、まずは紐を大福の下へ。
そして、上で一度交差しまた下へ。スッと軽い力を加えるだけで紐が大福の中を通って行きました。
パカっと、綺麗に。しかし、うっかり、想像していた断面と違う…。キウイを縦切りしてしまいました。
でも、これはこれで見たことないキウイの美しさを知ることができます。こんなことも初めてだと、なんだか楽しい。
紐で切る瞬間は、軽い力加減でできるものの繊細な作業に感じられ、少しだけ何かの職人になったような気持ちに。
他のフルーツは、定番の向きで切れました。自宅でスイーツを楽しむのにこのワンアクションが心躍りますね。
みずみずしい果汁と上品な白餡
凜々堂のフルーツ大福は、時間をかけて丁寧に作られた甘さ控えめの上質な白あんを使用。そのため、素材の美味しさを最大限に引き出しくれます。しかも添加物は一切使っていません。
どれもとても美味しく、新鮮なフルーツの果汁が口いっぱいに広がります。
シャインマスカットはまさにもぎたての味、薄皮が弾けてみずみずしい果汁があふれます。気になっていたドラゴンフルーツは、つぶつぶとした歯触りが面白く、優しい甘さが白餡となじみます。みかんは、大きな口で頬張ると酸味より甘みが感じられ和菓子によく合うな、という印象でした。
大福の餅は伝統的な臼と杵でつく製法で作られ、柔らかくほどよいコシがありますが歯切れが良く、フルーツの美味しさを引き立ててくれます。
白餡とお餅とフルーツの比率にもこだわりを感じました。
夏の暑さを忘れさせてくれる瑞々しさと上品な美味しさを、皆さんもご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。
フリーランス。旅行、アウトドア、マリンスポーツが大好きな二児の母です。今1番楽しいことは、子供の成長に合わせて、日本国内・海外を旅すること。宿泊レポや美容体験、フードの記事が得意です。ヘルシーでアクティブな記事をお届けしていきます!
◆Instagram:@ayano_nico1209
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