2019.10.11
漢方の本場、北京で美に磨きをかける旅(お土産編)
旅の楽しみのひとつといえば、お土産を買うこと!
最近の北京は、オシャレな小物やアクセサリーなどが並ぶお土産物街などもあり、お買い物がとっても楽しい!
今回、「美容」をテーマに、北京で買うべきお土産をピックアップしました。
老舗の漢方を美力アップのお土産に
漢方といえば、北京同仁堂。こちらは、 清康熙8年(1669年)に創業した約350年の歴史を誇る漢方薬局の老舗。
北京市内の至る所にあるので、街を歩けば様々な場所で目にすることが多いはず。
店内には漢方薬をはじめ、中医学に基づいて作られたサプリメントや食品が並んでいます。
真珠を100%粉にしたもの。中国では古代から珍重品として扱われ、西太后も愛用していたのだとか。
肌に潤いを与え、シミ、シワを改善し、皮膚を再生。さらに解毒作用があるとして漢方でも使用されています。 使い方は、手持ちの化粧水や乳液に混ぜるほか、水やぬるま湯に混ぜてのみます。
楊貴妃や宮廷の女性たちに愛され、今では女優やモデルが常食しているということで人気の 阿胶(あきょう)。
こちらは、ロバの皮を煮詰めた“にかわ”に、胡桃、黒胡麻、クコの実などの漢方を入れて固めたもの。
血を補い、美肌、白髪、婦人科系疾患に効果的で、妊活用のおやつとしても中国では知られています。
ちなみに、これは北京の友人からもらったもので、上で紹介した 阿胶の材料セット。
主成分の 阿胶が入っていないのですが、その他の材料が普段使えるものばかりで、お土産としておすすめ。
棗、胡桃、黒胡麻、白胡麻、氷砂糖、クコの実、竜眼がセット。
棗とクコの実、竜眼はお湯やお茶に入れれば漢方茶として飲めます。
これらの品は、薬局や小売店なら割引価格で購入できるそう。
見つけたら、ぜひ試してみてください。
値段もルックスも可愛いバラまき土産に!
お土産をまとめ買いしたいときに行きたいのが、北京の中心地にある「 南鑼鼓巷(みなみらここう) 」。
古くからの邸宅が立ち並び、ノスタルジックな雰囲気の中、芸術専門店や書店ほか、飲食店、雑貨店が立ち並びます。
食べ歩きしながら、楽しくお買い物することができます。
歩いていて見つけた、バラのモチーフのアイス屋さん。
アイスとは思えない、美しいルックスにうっとり。
レトロな花柄のポーチは500円以下なので、女子友へのまとめ買いにもぴったり。
通りの雑貨屋さんでよく見かける漢方系コスメ。
こちらの二品は、家庭にひとつは常備されている定番品。
左の友谊は極度の乾燥にも対応する保湿クリーム。(約3人民元、約45日本円)
右は、おなじみタイガーバームのミニ版。清涼油(約2人民元、約30日本円)
頭痛のときはこめかみに、風邪で喉がいたいときは、喉に塗布するとスッキリします。
スター気分でプロマイド写真撮影
こちらは、完全、自分へのお土産(笑)!中国では、「明星(アイドル)写真」と言って、
スタジオでアイドルや女優みたいに写真を撮ってもらうことが一般的。
今までは、結婚式や記念日の撮影が主流でしたが、最近は、遊びで気軽に撮る若者も多いのだとか。
ということで、早速私も体験してみました。
場所は、サロン編で紹介したヘアサロンと同じ施設の中。ものすごく人気で、常に満員なので予約必須です。
色々な雰囲気の写真があり、サンプルの中から選ぶことができます。
私は、仕事で使えそうな写真のテイストに決定。
まずは、衣装をスタイリストさんと一緒に選びます。
もちろん、この中から選ばずに、自分の服を持参してもOK。
服に着替えたら、プロのヘアメイクさんにメイクしてもらいます。
使っている化粧品が気になるところですが、ファンデーションはメイクアップフォーエバーを使用。
その他、スポンジなどのツール類も使い捨てで清潔なもので安心。
メイクやヘアの技術も高くて、希望通りにしてもらえます。
出来上がりはこんな感じ。
撮影した翌日に仕上げてもらえるので、2泊3日の旅行でも問題なし!
ちなみにデータももらえるので、私は早速仕事用の顔写真として使用しています。
値段は、衣装、メイク、撮影がセットで1ポーズ299人民元/約4,552円~
美容・恋愛ライター、美食レシピ研究家。女性誌を中心にライターとして約20年活動。恋愛、美容、食、健康、結婚、出産など女性のライフスタイルに寄り添ったコラム執筆ほかセミナーを随時開催しています。料理家としても活動しておりアンチエイジングを目的とした料理を中心にレシピつきレストラン「Mitsue’s Kitchen」をオープン。
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