
2025.10.16
初の海外ひとり旅はシンガポールへ。モデルのアリスさんが体験した刺激的な景色
数々のファッション誌でモデルとして活躍しているアリスさん。RYT200(全米ヨガアライアンス認定資格)などを取得し、ナチュラルでヘルシーな暮らしを実践しています。そんなアリスさんのライフスタイルを覗かせていただく連載「一粒万倍旅」。旅行にヨガ、美容のことなど、読めば運気がよくなる(!?)情報をたっぷりお届け。
第五回はひとり旅で訪れたシンガポール旅について。アリスさんが実際に撮影された写真とともにお楽しみください。
ご挨拶
みなさま、こんにちは。アリスです。
伊平屋島へのひとり旅に続き、今度は海外へ。選んだ国はシンガポールです。
女性のひとり旅ということもあって、決め手となったのは治安の良さ。厳しいルールもあるけれど、社会秩序が整っているのでひとり旅初心者にも安心かな、というところがありました。そして、シンガポールはとてもコンパクトなので、3泊程度でも十分楽しめるんです。
今回は、シンガポールでの旅行の様子をお届けします。
◆着いた瞬間から感じられる東南アジアの風

シンガポールの旅は空港についた瞬間から五感を刺激してくれます。
利用したのはチャンギ国際空港。出迎えてくれる巨大な複合施設「ジュエル」は、丸一日いられるぐらい充実しています。高さ約40mの滝「ジュエルレイン・ボーテックス」は見たことがある方も多いのでは?


なんと地上5階から地下2階まで落ちる滝を見ることができます。いたるところに植物もあり、東南アジアに来たな、というマイナスイオンも感じられて、自然と胸が高揚しつつも、ぼんやりと過ごすことができました。
◆シンガポールのキラキラを存分に

シンガポールはキラキラしているところもありますが、ディープでローカルなところもあるので、今回はそのふたつを楽しもうと思っていました。
宿泊するところはやっぱりキラキラしたところが良いな、ということでセントーサ島にある「W Singapore – Sentosa Cove」を利用。お部屋に行くまでのいたるところにアーティスティックなものが置いてあってとってもオシャレ。なんでも揃っていて、ジムもスパもあります。中でもプールがとにかく広くて、大人用の深い所や子ども用に遊べるスペースもあり快適でした。



もうひとつ、大きなポイントとなったのはセキュリティ面がしっかりとしているということ。W Singapore – Sentosa Coveがあるセントーサ島自体、入るまでに検問所のようなものがあるので、女性ひとりでも安心です。

また、宿泊には少しお高いのですが、「ラッフルズ・ホテル」も押さえておきたい場所。まるで英国にいるような雰囲気が楽しめます。


お土産を買うならホテル内にある「ラッフルズ・ブティック」がおすすめです。カラフルでポップなかわいい食器など、心惹かれる雑貨が揃います。


私が購入したのは優雅な香りのキャンドルと、ラッフルズならではのピーナッツ柄のマグカップ。キャンドルは今まで体感したことがないような良い香りなんです。
また、ここではシンガポールを代表するカクテルで、ラッフルズが発祥と言われている「シンガポール・スリング」も楽しむことができます。宿泊しなくても、観光するだけでもとっても楽しい場所でした。
◆屋台ごはんを満喫

旅の楽しみはなんといっても食事! 私はあまり重い食事が食べられないので、それもシンガポールを選んだ理由のひとつだったりします。
まずはアジアならではの屋台を楽しみたいな、と思ってマリーナベイ地区にある「ラオパサ」へ。最近は混雑し過ぎているぐらい人気の場所なのですが、お料理の値段も1品500円から700円ぐらいととてもお手ごろ。




注意したいのが、シンガポールでは屋台もキャッシュレスだということ。現金のほうが良いと思っていたので、あたふたしてしまい、少しお店の人にイライラされてしまいました(笑)。


W Singapore – Sentosa Coveのそば、ハーバー沿いにオーシャンウェイという通りがあります。そこにはレストランがたくさん並んでいて、シーフードをいただきました。


お値段もそんなに高くなくて、焼いた魚だったり、スペイン風のコロッケだったり、海を見ながらひとりでも気楽に入れるのがすごくよかった! みんなテラス席で思い思いに過ごしていて、多様性はあるけど穏やかな、シンガポールらしい空気を感じることができました。
◆フォトジェニックなアラブストリート

シンガポールには異国情緒を味わえる場所として、リトルインディアとチャイナタウン、アラブストリートがありますが、旅3日間の中で一番楽しかったのが、このアラブストリート。


ウォールアートが楽しめたり、カフェがすごくステキだったり、雑貨もかわいくて。写真を撮るのがとても楽しい場所です。

夜は夜で日本では味わえないような雰囲気が楽しめますし、口に合わないものが一切なかったぐらいごはんも美味しいものばかりでした。




おもしろかったのがビールを頼んだ時のこと。宗教上、お酒が禁止なので、隠して提供されるんです。でも2杯目では隠されていなかったのが不思議だったのですが(笑)。

◆異国へ行くからこその心構えも

ひとりで海外に行くのは初めてだったので、ちょっと気を引き締めつつ行ったシンガポール。郷に入れば郷に従う、ではありませんが、ひとりで海外に行く時はその国のルールをしっかり叩き込んでいかないと大変なことになるので、今回は少し注意しました。
特にシンガポールは夜10時半以降に外で飲食をしてはダメ、とか、信号以外の場所で道路を渡ると罰金、ゴミのポイ捨てで罰金(最大約20万円!)…など、細かい規則がたくさんあります。普段からすることではないので問題ありませんでしたが、海外だからこそ、より気をつけながら旅行をしていました。

リーズナブルなローカルフードも楽しめるけど、キラキラも楽しみたいっていう欲張りな女子のひとり旅にはもってこいだと思います。人もみんな優しいし、また絶対に行きたいな、と思う場所が増えました。
Profile
アリス
1982年生まれ。東京都出身。「sweet」や「mini」、「InRed」など様々な雑誌でファッションモデルとして活躍するかたわら、RYT200などヨガの資格も取得し、ビューティーやライフスタイルにまつわる情報発信を積極的に行っている。
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文/ふくだりょうこ