露天風呂と海鮮で心もお腹も満たされる！家族でわいわい泊まりたい温泉宿

暑さが少しずつ和らぎ、夜風に秋の気配を感じる頃になると、恋しくなるのが温泉。湯けむりのなかで海を眺めながら身体をゆるめる時間は、日本っていいなと思える瞬間のひとつです。

今回訪れたのは、長崎県平戸にある「大江戸温泉物語　ホテル蘭風」。家族みんなで気兼ねなく過ごせる、とっておきの温泉宿です。

平戸の観光拠点にぴったりの立地

日本で初めて西洋貿易が行われた長崎県平戸。白壁が残る城下町の情緒と、教会をはじめとした異国文化が共存する街並みは、散策するだけでも特別な気分にさせてくれます。

そんな平戸港から車で約15分。海を見下ろす小高い丘に建つのが「大江戸温泉物語　ホテル蘭風」です。

お部屋に入った瞬間に目に飛び込んでくるのは、果てしなく広がる海。172ある客室のほとんどがオーシャンビューなので、朝・昼・夕と表情を変える海の景色を堪能できます。

また、広々とした大浴場から続く露天風呂も海を一望できます。夕暮れ時には水平線に沈む夕日も。ぜひ早めにチェックインして、日常から解き放たれる時間を楽しんで。

目にも舌にも贅沢な海鮮の数々

お風呂のあとは、お待ちかねの夕食。こちらでは大江戸温泉物語のなかでも4施設限定で開催されいている「大江戸三つ星バイキング」が堪能できるとあって、海鮮をはじめとする現地の贅沢食材をふんだんに使った料理が並びます。

お刺身やお寿司といったメニューもとても魅力的なのですが、目を引くのはやはりアワビや蟹！　ビュッフェで案内されるすべてのテーブルには、すでに蒸篭がスタンバイされていて、それだけで気分が上がります。

自分たちの食べたい海鮮を蒸篭に閉じ込めたら、湯気が立ち上るのを待ちます。蓋を開けた瞬間の香りは、他では味わえない迫力。目の前でこれだけの海鮮を蒸して食べるという体験は、子どもにとっても楽しい時間になりそう。

また、朝食には名物の「MITSUBOSHI特選海鮮丼」が。

好みのネタを好きなだけのせて、自分だけの丼を作れる贅沢さは、普段は朝が苦手な人でも思わず完食してしまうはず。

また、ビュッフェには魚の切り身も並び、テーブルに置かれた網でそれぞれに好きなものを焼いて食べられるのも贅沢な気分になります。

リラックスタイムを満喫

夕食を終えたあとは、絶好のリラックスタイム。館内には漫画コーナーやカラオケ、卓球台、キッズパークなどが揃い、家族で盛り上がるのも良し、マッサージチェアでのんびり疲れを癒やすのも良し。

何をして過ごそうか、迷ってしまうほどです。

広々としたロビーは、夜になるとムーディな雰囲気に。子どもとたくさん遊んだあとは、大人だけの時間をしっぽり過ごすのも一興かも。

家族団らんにぴったりの温泉宿

豪華ホテルのラグジュアリー感もいいけれど、気取らずにのびのび過ごせる温泉宿にはまた違った魅力があります。ホテル蘭風は、食事も温泉も大満足できるうえ、子どもから大人まで楽しめる工夫がいっぱい。

夏は目の前の海水浴場で賑わいますが、これからの季節はゆったり過ごせる穴場スポットです。

次の休日は、家族みんなで平戸の海と温泉に癒やされてみませんか？

■大江戸温泉物語　ホテル蘭風
住所：長崎県平戸市川内町55
宿泊料金：24,660円～（2名1室・税込）
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撮影・取材・文/あまのさき