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2025.08.01

真夏の浅草で「涼」体験。お化け屋敷&ひんやりスイーツさんぽ【#LITTLETRIP】

国内外から多くの観光客が訪れる人気エリア、浅草。下町ならではの情緒と賑わいは、私たちにとっても気軽な“非日常”を感じさせてくれます。

1年を通して賑わう浅草ですが、実は真夏こそおすすめ。この季節ならではの“ちょっと怖くて、ひやっと涼しい”体験を楽しみに出かけてみませんか?

定番の浅草寺からスタート

見慣れているはずの雷門も、「今日は浅草旅!」と思って出かけるといつもと少し違う風景に見えてくるから不思議です。そのまま、仲見世通りを歩いて浅草寺へ。

浅草寺にお参りを済ませたら、広い境内を散策。

あてもなくふわふわと散歩するのも良いですし、七福神巡りをしてみるのもいいかもしれません。

スカイツリーが望めるスポットもあるので、見つけたらぜひ写真におさめてみて。

日本最古の遊園地「浅草花やしき」へ

浅草寺から歩いて5分ほどのところにあるのが「花やしき」です。

1853年に開園した花やしきは日本初の遊園地。敷地面積は5,800㎡とコンパクトですが、中はレトロさを感じられる空間となっています。

ちなみに、パンダカー発祥の地でもあり、園内の売店にはパンダカーグッズの取り扱いも。浅草らしいお土産にぴったりです。

夏の風物詩「お化け屋敷」が進化!

そしてこの夏、花やしきでぜひ立ち寄ってほしいのがお化け屋敷です。

実は花やしきのお化け屋敷は7月18日にリニューアルオープンしたばかり。映画会社の「松竹」が展開しているホラーブランド「松竹お化け屋本舗」がプロデュースしています。

花やしきのお化け屋敷は何度かリニューアルをしており、今回の「首づかの呪い」はその4代目。

実は、初代のお化け屋敷の撤去工事中に見つかった謎の井戸がモチーフになっているのだとか。実際のできごとがベースになっているので、怖さも倍増。

ウォークスルータイプのアトラクションですが、さすがは松竹プロデュース。お化け屋敷内の細部にまでこだわりがあり、目に入ったものがスッと背筋が冷たくなるのを感じます。

入口から雰囲気たっぷり…。“涼”を感じたくてここまで来たはずなのに、目の前に待ち受ける恐怖に、「入りたくない」と一瞬気持ちも揺らぎそう。さらに追い打ちをかけるかのように、男の「引き返せ…」という声まで。

でも…ここは意を決して進みましょう!

お化け屋敷の中は撮影OKのエリアも。せっかくだからとカメラを構えてみるものの、怖さのあまり、写真を撮る手も震えます。

どれほど怖いのかはぜひ体験してみてください。怖がりな人ほど怖い怖い仕掛けに気付いてしまうーーそんな“じわじわくる恐怖”が詰まっているんです。

ひんやりスイーツで現実に

お化け屋敷でドキドキの体験をしたあとは、園内で楽しめる夏限定スイーツでひと休み♡

お化け屋敷をイメージしたかき氷は、シロップをかけると色が変わる「『妖』~あやかし~氷」や、求肥がのった「おばけかき氷~いちご味~」など遊び心満載。見た目も涼しげで、SNS映えもばっちりです。

定番の観光地・浅草も、夏ならではの楽しみ方をすることで、また違った一面が見えてきます。

暑い日々が続きますが、浅草を散歩しつつ、レトロな遊園地で身も心も“涼”体験。そんな、今の季節らしいトリップを楽しんでみては?

涼の花やしき2025
開催期間:~8月31日(日)
営業時間:10:00~18:00
※8月9日~24日は10:00~21:00

お化け屋敷~首づかの呪い~
所要時間:5分
全長:約70m
条件:5歳からおひとりで利用可能
料金:のりもの券7枚(700円)※フリーパス使用可

取材・文/ふくだりょうこ

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