
2025.06.11
28の月のリズムで、わたしをととのえる旅をしよう
最近、肌や心の調子がゆらぐ…
そんな時、あなたは何を頼りにしていますか?
こんにちは、はじめまして。
占星術研究家の倉徳アーニャです。
私が提案する「Moon Tunes™ Astrology」は、 月のサイクル“28フェーズ”という感覚の地図を使い、肌・身体・心をやさしく自分でととのえる新しい月読みです。
Moon Tunes™は、「読むセルフチューニング」。
わたしたちが元々持っている感覚で、美しさを“月のめぐり”でととのえます。
月といえば、新月と満月──でも、ほんとうはその奥には
8つ、そして28のフェーズが息づいています。
これは、決して新しい情報ではなく、いにしえの時から使われていた智恵です。
月のリズムにそっと耳をすませると、
わたしの“本当の感覚”が、目を覚ましはじめます。
わたしたちの奥深くに眠っていたものを思い出しましょう。
知識よりも、感覚を大切にすると、内側からのキレイは育ちはじめます。
読むだけでも、肌も心も生き方も、ととのう。
月とめぐるセルフチューニングの旅、ぜひお楽しみください。

Moon Tunes™とは?
月には、様々な数やとらえかたがあります。
● 新月と満月は2つ
● 新月、上弦、満月、下弦は、4つ
● 二至二分・四立・八節にわけると、8つ
Moon Tunes™ Astrologyでは、月のサイクルの真ん中にあたる「28日」を、一巡りの”感覚フェーズ”としてとらえます。
なぜ28かというと、1週間(7日)✕4週間=28(ひと月)。朔望月と恒星月のちょうど間の数だから。
28という数は、肌のターンオーバーや感情の波とも自然に響き合います。
このサイクルを意識すると、誰もが「今のわたし」のコンディションに気づけるようになるのです。
キレイを外側に探すと、時にひずみが生じることも。
月のリズムでわたしの内に還る、自分で自分をととのえる。
そんな無理のない、ナチュラルな生きかたを意識しませんか?

あらためて、月のサイクルを知る
まずは、新月・上弦・満月・下弦──
月の基本の4フェーズに意識を向けてみましょう。
これはちょうど、春夏秋冬──「二至二分・四立」にも通じる、季節の流れ。
月は約28日でめぐる中、この4つの節目を描き、わたしたちの心と身体にアクセントをつけていきます。
多くの人が注目するのは、新月や満月ですが、
心と身体が動き出すスイッチとなりやすいのは、上弦と下弦の月。
”加速スイッチ”となるこの上弦と下弦こそが、自分をチューニングする最高の時なのです。
月のサイクルに意識を向けることは
バラバラになった意識を、真ん中に戻す近道。
そこでの気づきこそが、じぶんをととのえる第一歩です。
日々の忙しさに、ただ流されるのではなく
これを機に、月のリズムと息をあわせてみてください。
後々、体感する影響に目を丸くするはずですから…

月の4つのフェーズの意味と簡単セルフケア
ー月が教える、わたしをととのえる4つのタイミングー
新月|はじまりが、はじまる
境界が失くなり、はじまりを迎えます。
月の光は見えませんが、見えないからこそ、深い場所とつながる時。様々な境界線は優しくにじみ、まだなにものでもないわたしがいます。静かに呼吸をととのえ、願いや可能性の種を蒔きましょう。
セルフケアヒント:深呼吸と白湯でほっとする。

上弦の月|のびしろをつくっていく
月が右手半分に光る時。
前に進もうとする意志と、プレッシャーがぶつかり合います。その違和感は、むしろ、のびしろ。迷いながらも信じて進む。それは、まぎれもなくあなたが進化成長している、しるしです。
セルフケアヒント:小さな引っかかりを見逃さない。

満月|おわりのはじまり
月の光は煌々と満ちています。
ここでは、結果も感情も目の前に全部あらわれています。美しく咲いていても、崩れかけていたとしても、それが答え。ですが、ジャッジは一切不要。満月は、おわりのはじまり、目の前のことをただ受け入れていきましょう。
セルフケアヒント:お風呂にゆっくり浸かって、リラックスを。

下弦の月|ほどいていく
月は左手半分に光ります。
余白をつくって、次の静けさへつなげていきましょう。これでなくていいかもという感覚はとても大切です。ここでもう不要になった思考や習慣はほどいていきましょう。手放してもあなたの中に残っているということを忘れないで下さいね。
セルフケアヒント:バッグやクローゼットの中身をひとつ整理する。

いつだって、大切なのは
完璧なわたしの姿ではありません。
今この瞬間を、きちんと感じられる
「わたし」にこそ、真の価値があるのです。
置き去りにしていた
自分の真ん中を、もう一度取り戻しましょう。
あふれる情報や日々の忙しさの中で
つい見えなくなりがちな本当に大切なことを
月のリズムは、そっと思い出させてくれます。
月といえば、新月と満月──あるいは4つのフェイズです。
けれど本来、太陰暦では8つのフェイズであり
そのさらに奥には、「28」の繊細なサイクルが息づいています。
忘れてはならないのは
私たち日本人も、かつてはこの月の暦とともに暮らしていたということ。
4つのリズムも、たしかに月の動きは感じられますが
おもしろくなるのはその次の、8つの視点からです。
そして、28のサイクルへと進むと
まったく新しい感覚の扉が、開きはじめ
月とわたしをつなぐリズムがより鮮明になります。
28の感覚というものは
決して新しい出会いではなく
本来の自分を思い出す感覚なのでしょう。
今から、わたしをととのえる月の旅をはじめましょう
このMoon Tunes™で得られるのは
“いまのじぶん”に意識を向けられる視点。
もし、今日が満月だとしたら
ふつふつ湧いてくる感情や、ぐるぐるする思考も
月のめぐりの中にある自然なゆらぎだと気づきます。
そんなふうに、月のリズムに身をゆだねると
自分の心やからだの声がおのずと聴こえてくるようになるのです。
これは、占いというよりも、月の形を通してわたしを思い出すツール。
完璧なわたしよりも、今この瞬間を感じられるわたしにこそが、本当の価値があるのです。
この連載は、自分にとっての心地良さを見つけるための 月読み。
自分のペースでいい、誰かと比べる必要もない。
キレイは、いつだって内側から育っていくもの。
さぁ、読むことからはじめる、セルフチューニングをしましょう。
これをきっかけに月のサイクルに興味を持たれた方は、ぜひ今日の月の形を見上げてみたりアプリなどを使って月の形を知るのもおすすめ。
自分の生まれた日の月の形には、深いメッセージがあることもおもしろい視点です。 これらは、わたしのInstagramでもご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
では、次回の連載は、「わたしの身体は、月のリズムと響いている~ターンオーバーのひみつ~」になります。
どうぞお楽しみに!