
2025.04.04
八海醸造からNY発の日本酒、米を主原料とした新感覚ウイスキーが登場!気になるお味は?
今や、日本旅行の目的のひとつともいわれている日本酒。中でも100年の歴史を誇る日本酒「八海山」を手掛ける八海醸造株式会社のつくるものは、多くの人が目にしたことがあるでしょう。
3月27日に開催されたニューヨークの酒蔵で醸造した清酒の販売、新潟・魚沼で醸造したウイスキーの新商品、今後の展開についての発表会と試飲会の模様をレポートします。
”とっつきにくい”の印象を変える、新しい日本酒のカタチ

多くの人が見たこと聞いたことのある「八海山」を作る八海醸造。“日本酒といえば”で知られ、100年以上の歴史を持ち、アメリカをはじめ世界へも進出しています。
また、2021年より業務資本提携を締結したアメリカの酒蔵ブルックリンクラが製造する「SAKE」3種についても、これまでは、アメリカ国内でのみの販売でしたが、日本でも発売されることが決定。「アメリカで作られた日本酒」という新しいカタチに注目です。

八海醸造だからできる米国発のSAKE、お味は?


試飲会には、SAKEに合うペアリングフードも登場しました。
爽やかな味わいと軽めの口当たりが印象的な「CATSKILLS(キャッツキル)」には、柑橘とカッテージチーズのスプリングサラダ。日本酒感が少なく、初めて飲む人もスルッと飲めそうな味わいです。サラダはもちろんですが、フルーツなどとも相性が良く、軽い食事に合いそう。
もったりとした味わいと口当たりの「GRAND PRAIRIE(グランドプレーリー)」には、アメリカのオーソドックスなケイジャンスパイスグリルチキンとグリーンアスパラガスを。少しスモーキーな香り・味と、ケイジャンチキンのスパイスの濃さがよく合います。「お酒を飲んでる!」と、一番強く感じられそう。
SAKEに、ホップを短時間施した「OCCIDENTAL(オクシデンタル)」には、ブルーチーズとナッツのピッツア。ややスモーキーさを感じつつも、軽いハチミツのニュアンスと柑橘が鼻を抜ける不思議な味わいです。女性が好きそうな爽やかさがあり、口に残りづらいのも好印象。

■CATSKILLS(キャッツキル)
750ml 4,950円(税込)
原材料名:米(米国産)、米こうじ(米国産米)
精米歩合:50%
アルコール分 :16度
■GRAND PRAIRIE(グランドプレーリー)
750ml 4,950円(税込)
原材料名:米(米国産)、米こうじ(米国産米)
精米歩合:60%
アルコール分:16度
■OCCIDENTAL(オクシデンタル)
750ml 4,950円(税込)
原材料名:米(米国産)、米こうじ(米国産米)/ホップ、赤ブドウ濃縮果汁
精米歩合:50%
アルコール分:14 度 内容量
※共通化粧箱は別売り 308 円(税込)
熟成・熟考8年、八海醸造初のウイスキー

また、発表会では八海醸造から初となるウイスキーのお披露目も。
実は、2006年には製造に挑戦していたという八海醸造のウイスキー。日本酒蔵ならではの挑戦であるため、主原料を米としたライスグレーンウイスキーです。
ウイスキーはそもそもの主原料が大麦やライ麦、トウモロコシなど。その点、八海醸造のウイスキーは、米が主原料なだけでなく、自社製造原酒だけを使ったウイスキーということで、世界でも珍しいものなのだそう。
伝統的なウイスキー製法を基に、独自に追求して製造した原酒だけを8年間ゆっくりと熟成させた、世界でもあまり類をみない希少なウイスキーです。

軽い口当たりなだけでなく、香りがいいのも印象的! 飲みはじめは柑橘系のような爽やかさがありますが、チョコレートやバニラを思わせる甘い香りが鼻を抜けます。ウイスキーは比較的何にでも合うイメージですが、アイスクリームや少し甘めのチーズなどとも合いそう!
さらに、ライスグレーンウイスキーづくりのため、本格的なモルトウイスキーづくりに取り組もうと決意、グループ会社・株式会社ニセコ蒸溜所で2021年に製造を開始。北海道ニセコ町の冷涼で雄大な自然環境の下でモルトウイスキーを製造しているという徹底ぶりです。こちらも近い将来、登場することでしょう。
■Hakkaisan シングルグレーン 魚沼8年 ライスウイスキー 2025LIMITED
数量限定品につき、抽選で販売。
抽選受付開始:2025年3月28日(金)9時
抽選受付締切:2025年4月9日(水)9時
抽選応募窓口:http://ec-hakkaisan.com/pages/contact-large-2
※以降2025年7月、10月、2026年1月に抽選販売予定
世界中で愛される「日本酒」へのきっかけを豊富に

アメリカでは、八海醸造のグローバルアンバサダーであるティモシー・サリバンが中心となり、「サケ・スタディ・センター(Sake Studies Center)」にて、一般のSAKE愛好家はもちろん、飲食店関係者、醸造のプロフェッショナルを目指す人材向けという三段階に分けて、SAKEについての情報を分かり易く提供するセミナーも開催されるなど、日本酒の将来を多くの人たちが期待しています。
「日本酒」と聞くと、苦手意識のある人もいるかもしれません。また、日本では「酒離れ」もニュースになるほど。
老舗の酒造メーカーが新たな挑戦をすることで、お酒を楽しむきっかけが増えていくのは、お酒好きにとっても、まだ飲んだことがない人にとっても、楽しめる選択肢の一つになっていくことでしょう。

フリーランス。アイドルをはじめとする、かわいいもの・女の子が大好き。ジャンルレスに執筆する傍らSNS運用分析・リサーチなどが得意。美容とファッション、旅行が好きです。英語・中国語・韓国語を話す資格マニア。
Instagram:@maayaannn3/Twitter:@mayancha1
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