
2025.03.14
【今夜作れる世界の簡単レシピ】罪悪感ゼロ?野菜たっぷり ブロッコリーとカリフラワーのグラタン
世界各国の家庭料理から伝統料理まで学ぶことができる料理教室『ニキズキッチン』から、先生をお招きして、その国ならではの簡単レシピを教えてもらいます。副菜からメインまで簡単なプロセスで作ることができるのでぜひお試しを!
第7回目は、フランス料理教室を担当するピエール先生による「ブロッコリーとカリフラワーのグラタン」です。

ブロッコリーとカリフラワーを丸ごと1個ずつ使うダイナミックなグラタン。ポイントはチーズたっぷりであること。……ですが、ボリューミィなブロッコリーとカリフラワーに罪悪感も薄れそうです。
ベシャメルソースも手作りですが、驚きのスピード感でできあがります。
大きめのお皿で作られたグラタンは見た目も花マル。日々の食卓でいただくのももちろんですが、パーティーなどにもオススメの一品です。
<材料とつくり方>

材料(4人分)
・カリフラワー / ブロッコリー 1房ずつ
・バター 50 g
・小麦粉 50g
・牛乳 500ml
・チーズ (グリュイエール・コンテ)100g
・ベーコン 200g
・スパイス(ナツメグ・塩・コショウ・エルブドプロバンス)
【1】カリフラワーとブロッコリーは小房に切り、塩を加えた熱湯に入れ、15分ほど茹でます。水気を切ったあとはお皿に入れ、蓋をするなどして冷めないようにしておく。
【2】ベシャメルソースを作ります。バターを焦がさないように溶かし、小麦粉を入れ、滑らかになるように牛乳を少しずつ加えて混ぜていきます。味付けはお好みでナツメグ、塩、胡椒を加えましょう。とろみがつくまで、素早く混ぜながらソースを煮詰めます。

【3】ベーコンを細切りにし、オリーブオイルをひいたフライパンで焦げ目がつくまで炒めます。オーブンは210℃まで余熱しておきましょう。
【4】大きめのグラタン皿にバターを塗り、カリフラワーとブロッコリー、ベーコンを入れ、ベシャメルソースを流し入れましょう。グリュイエールチーズをふりかけたらバターを数つまみ置き、20分焼きます。表面に焼き色がついたら完成。
つい、面倒だと思ってしまいそうなベシャメルソース作りですが、自分で作ることができれば、料理の幅も広がりそう。ポイントは強火にかけた鍋の中で素早く混ぜること! 先生は手がちぎれんばかりの勢いで混ぜていました。
またチーズはブロックのものを購入するのがオススメ。すりおろしたチーズのほうがより風味が豊かになりおいしさもアップします。ちょっとしたひと手間も料理のスパイスに。

ピエール先生
フランスのボルドー近郊で育ち、料理上手な3人の祖母から、トリュフやフォアグラを使った料理、チーズ料理、バスク地方の伝統料理を学ぶ。日本のサブカルチャーが大好きで、10年前に来日。現在はフランス語教師として活動しながら、高田馬場の自宅で楽しいフランス料理レッスンを開催しています。
レシピ協力/ニキズキッチン
取材・文/ふくだりょうこ
撮影/Paloma Benito
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