タイ好きおすすめ!バンコクで絶対行きたいおしゃれレストラン&バー5選
LIFESTYLE

2025.03.18

タイ好きおすすめ!バンコクで絶対行きたいおしゃれレストラン&バー5選

タイのバンコクにはおしゃれでクリエイティブなレストラン&バーがたくさんあります。タイ料理だけではなく世界各国の料理が味わえ、夜景が見渡せるルーフトップバーや船のレストランなど日本ではなかなか体験できない雰囲気の中、食事やカクテルを楽しめるのも魅力の1つです。

今回は、タイ好きでタイにトータル半年以上滞在した経験を持つトラベラーの雨宮が、実際に訪れたバンコク市内の“ここでしか味わえない”雰囲気を持つレストラン&バーを5箇所、ご紹介します。

予約必須!世界で大注目の新たなルーフトップバー

日本の料理人・松久信幸氏が東京だけではなく、世界に50店舗以上展開するレストラン「Nobu」。2024年9月に「Nobu Bangkok」が新たにオープンしました。タイ・バンコクの中心部に位置するエンパイア・タワーの最上部、57階から60階にあり、世界で最も高い場所にあるNobuのレストランです。

57階はラウンジやバー。58階にあるレストランでは寿司職人でもあった松久氏が以前に滞在したことのある南米、ペルーの影響を受け、エッセンスを加えた創作日本料理を提供しています。

このNobu Bangkokの中でも特におすすめなのが、2024年12月にオープンした最上階にあるルーフトップバー。このルーフトップバーからも壮大な360度の夜景と、バンコク市内でも一際目立つビル、マナコンタワーを間近に望むことができます。

レストランフロアから専用のエレベーターに乗って到着する豪華なルーフトップバーはどこか隠れ家のような特別感があります。60階にあるフロアは夜風にあたりながらゆっくりカクテルを楽しめる、大人な落ち着いた雰囲気です。

バンコクには数々のルーフトップバーがありますが、ここはスタンドではなくゆっくりと座れるスタイルで、程よいミュージックが流れているのもラグジュアリーな気分にしてくれます。

お酒の値段は高すぎない印象ですが、1テーブルあたりにミニマムチャージがあるので気をつけてくださいね。新たなルーフトップバーということもあり、世界中の観光客に大人気なので予約をして訪れて。

ミシュランシェフによる本格的な中華料理を

Nobu Bangkokと同じく、エンパイア・タワーの56階にあり、2024年9月にオープンしたレストラン「K by Vicky Cheng」は香港のミシュラン一つ星シェフ、ヴィッキー・チェン氏が手掛ける初の海外店舗です。

56階の高層から眺めるパノラマビューと、赤と金を基調としたインテリアの華やかさが加わり、豪華で洗練された雰囲気の中、食事が楽しめます。個室も完備されているので特別な日や家族、グループでの利用もおすすめです。

川エビやイカ、和牛などタイならではの地元の食材を使った特別な中華料理がいただけます。

特に広東料理や潮州料理の影響を受けたシーフード料理も多く絶品です。アルコールやドリンクの種類が豊富で、モクテルも見た目から可愛い。本格的な中国茶のセレクションもあり、ポットで温めながら提供してくれます。

今回、実際にいただいたのが、CHILLED WHOLE SQUID WITH GREEN SICHUAN PEPPER(880バーツ)、CHIU CHOW STYLE RAW AMA EBI(880バーツ)、EGGPLANT CLAYPOT WITH FISH MAW, MINCED PORK AND SALTED FISH(1,580バーツ)、SICHUAN RIVER PRAWN(1,080バーツ)。

青山椒を使ったイカや日本産の甘エビ、タイ産のエビをドライチリと一緒に調理するなど日本ではなかなか味わえないシーフードを使用した中華料理がずらりと並びます。シーフードはお店に着いた時は、まだ生きているほどフレッシュだそう。

BLACK SUGAR VINEGAR IBERICO PORK WITH MANDARIN PEEL(780バーツ)、STIR-FRIED GREEN BEAN WITH CHINESE OLIVE LEAF AND MINCED PORK(480バーツ)など。

日本でも見かける黒酢の酢豚はマンダリンピールで仕上げ、ライスはジャスミンライスと日本米を混ぜることで香りや食感に特徴を出すなど、細かいところまで工夫がされています。タイのチェンマイ産のトマトを料理に使用したりと、タイ産の食材もたっぷり使われ、このレストランならではの中華料理です。

メニューによってはハーフサイズもあるので少人数にも対応しています。また、ディナーに比べて少しお手頃にこの空間と料理を味わえるランチもオススメです。

クルーズ船?と思える船上レストラン&バー

続いてご紹介するのはショッピングやグルメスポットが集まり、多くの観光客が訪れるアジアティーク・ザ・リバー・フロント内にある「Sirimahannop」。こちらは、まるで豪華客船のようですが、エンジンは搭載されておらず動かないため、いつでも乗船可能な船上レストラン&バーです。

ラーマ5世(1868~1910年)の統治時代に建造されたタイ王国海軍最後の3本マストの帆船のレプリカであるシリマハノップ号は、タイとヨーロッパ間の物資輸送にも使われていました。

そんな船がレストラン&バーとして現代に生まれ変わりました。アッパーデッキとローワーデッキの2階建てで、最大300名までの利用が可能。夕日の時間に行くとチャオプラヤー川に沈むキラキラとした光と共にカクテルやディナーが楽しめます。

今回はこちらで、ディナー前のカクテルをいただきました。メニューもとてもクリエイティブ。箱を開けると、ずらりと並んだ木の文字を鏡ごしでチェックするスタイルになっていて、素敵な演出にときめきます。

Plum(380バーツ)やRose Apple(380バーツ)をオーダー。女性にも人気の飲みやすいカクテルでオススメです。

夕日を眺め、夜風にあたりながら、船の上でこんな贅沢な時間が過ごせるのはSirimahannopの最大の魅力です。また、アジアティーク・ザ・リバー・フロントはナイトマーケットなので、そのままショッピングも楽しめますよ。

ガラスドームやリバーサイドで豪華なディナータイム

続いてご紹介するのは、同じくアジアティーク・ザ・リバー・フロント内にある「The Crystal Grill House」です。特徴的なのはこのガラスドーム。それぞれアメリカや日本、中国、インドなど国がテーマとなってインテリアが施されています。ガラスドームの利用は個室となりミニマムチャージがあります。

さらに、リバーサイドにオープンエアのテーブル席もあり、ゆっくりとチャオプラヤー川を眺めながら過ごせます。年末にはここからカウントダウンの花火も見られるとか。

メニューは、オーストラリアやアメリカから取り寄せた最高級のビーフや新鮮なシーフードを中心に提供。スペイン産の特製の炭火焼きグリル「Josper Grill」で丁寧に調理され、お肉などの素材の持つ自然な風味を引き立てます。

今回いただいたのは、写真上の左からSeared sea scallop(690バーツ)、Roasted tenderstem broccoli, parmesan garlic crumb (150バーツ)、写真下の左からKing crab linguine (890バーツ)、Southern Ranges Ribeye(1,690バーツ)、Kataifi tiger prawn (590バーツ)、Steak house fat chips, old bay salt, rosemary (150バーツ)。できたての料理が次々と並びます。

メインのお肉はジューシーで柔らかく、大満足のボリュームです。ステーキソースも3種類あっていろいろと楽しめました。

デザートにcheese cake (210バーツ)、s’mores (220バーツ)もオーダー。ガラスドーム内は景色とライティングが美しく、優雅な気分に。

お肉やシーフード、パスタ、野菜、フライなど洋食の種類が豊富なので、少し香辛料の強いタイ料理に飽きてしまった時にも、ホッとする料理に出会えると思います。前菜含めて、1皿の量が多めなのでシェアして食べるのがおすすめです。

バンコクだからこそ体験できる

最後にご紹介するエンパイア・タワー56階にある「Le Du Kaan」。オープンテラスで高層ビルからバンコク市内を望める素敵なレストランでした。こちらはこだわりの食材を使ったおしゃれなタイ料理が味わえます。

このように、テラス席やルーフトップで過ごす場合は日中は日が強いので、夕暮れ前に訪れてバンコクの美しい空の移り変わりを味わってみてください。通年、温暖な気候のバンコクでは雨や強風の時以外は外での食事を楽しめますよ。

今回、ご紹介した5つのレストラン&バーはバンコクならではのクリエイティブな雰囲気を味わえてオススメです。ぜひタイ・バンコクに行く際の参考にしてくださいね。

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