【佐藤ありさ】モデルの仕事は私の主軸。これからも「今がベスト」と思える仕事をしていきたい
INTERVIEW

2025.01.03

【佐藤ありさ】モデルの仕事は私の主軸。これからも「今がベスト」と思える仕事をしていきたい

いつもの日常より少しだけラグジュアリーな空間で、キレイノートが今、お話を聞きたい方をゲストに迎える連載。第2回は、今年でデビュー20周年を迎える佐藤ありささんです。

カメラのシャッター音に合わせて、ふんわりとした優しい笑顔からキリっとした大人の表情まで魅せてくれたありささんに、お仕事への思いから、家族で訪れた思い出の旅先までお話を伺いました。

ファンの方々の声が私の原動力

——2025年で芸能生活20周年を迎えられるありささん。人生の半分以上をモデルとして過ごされていますが、これまでを振り返ってみていかがですか?

こうして数字で見ると感慨深いものがありますが、「モデル」という仕事は私にとってなくてはならないもの、私の人生の「軸」になっています。ここまで結婚、出産、子育て、海外での生活とさまざまな転機や変化がありましたが、変わらないものってあると思うんです。辞めようと思ったことはありませんでした。モデルというお仕事は今後も変わらず続けていきたいなと思っています。

——モデルをしていたからこそ味わえた幸せ、反対に、今だから言える大変だったお話はありますか?

ファンの方と直接お会いできることってあまりないんですけど、声を聞くと誰かに応援してもらえる仕事は幸せだなと感じます。「いつも見ています」「参考にしています」「がんばってください」という声は、私がこの仕事を続けていく上でも原動力になっています。

あんまりないんですけど…大変だったのは、17歳でデビューした時にポージングや表情がうまく作れなかったこと。モデルという仕事を右も左もわかっていなかったんだと思います。でも、もっと成長したいという前向きな気持ちが常にあったので、当時はそこまで大変だとは感じていませんでした。徐々に見てくれる、応援してくれる人が増えていき、自分の中でも少しずつ自信へつながっていったので、逆にすべてが幸せな時間だったように思います。

経験や年齢を重ね、もっともっと内面を磨いていきたい

——ここまで長く続けてこられた秘訣はどんなことだと思いますか?

秘訣は見てくださっている方の声と、ここまで一緒に歩んできてくれた仕事仲間の存在ですね。切磋琢磨してきたモデル仲間や、ヘアメイクさん、スタイリストさん、カメラマンさん、編集者さんなどあらゆる方と強い絆で結ばれています。中には家族のような存在の方もいます。そういう方たちの存在があったからこそ、自分はモデルとして表に立ち、ここまで続けることができたんだと思います。

——モデル活動を始めた頃と今、意識の面でなにが1番変化しましたか?

デビューしたばかりの頃はカメラにきれいに映ることばかりを考えていました。でも、「この表情いいな」と感じる作品はやっぱり自分の気持ちも充実していた時に生まれたものだったりするので、モデルという仕事は自分の内面が作品にリンクするということをひしひしと感じるようになりました。

そして「今の自分が一番好き」「今の自分がベスト」という意識を持つことも大事だと思います。これからも経験や年齢を重ねながらもさらに内面を磨いていきたいですね。

モデルは私の体の1ピース

——生まれ変わってもモデルをやりたいと思いますか?

実は、小さい頃の夢は保育士だったんです。幼稚園の先生が大好きだったので、自分もそんな存在になりたい、大好きな子どもに携わる仕事がしたいと思っていました。また、私は末っ子だったので妹や弟が欲しいとずっと思っていて。物心ついた時から赤ちゃんや子どもと遊ぶのが大好きでした。

でも、スカウトされたことをきっかけに人生の舵が大きく変化していきました。モデルという仕事に出会い、人と一緒になにかを作っていく奥深さを知ったので、やっぱり生まれ変わってもモデルでいたいと思うかな…。

——今後の展望、やってみたいことを教えてください。

子どもが好きという気持ちは変わらないので、モデルの仕事を通して子どもにまつわることができたら最高です。キッズのお洋服やグッズ作りなどにも携われたら素敵ですね。

プライベートでは、昔少しやっていたバイオリンをドイツで学び直ししているので、さらに充実させていきたいです。子どもたちも成長し、自分の時間を少しずつ持てるようになってきたので、趣味の時間も広げていきたいと思っています。

——改めて、ありささんにとってモデルの仕事はどんな存在ですか?

先ほどモデルは私の人生においての「軸」とお話ししましたが、大きな柱であると同時に、「奥行きのある存在」でもあるんです。

たとえば自分自身をジグソーパズルに例えると、モデルはその中でもとても大きな1ピースです。このピースが埋まらないと私は完成しないという感覚です。17歳でモデルをはじめて、今日まで続けてこられていることに感謝しかないですね。

家族で遊びに行ったイタリア・サルデーニャ島

——ここからは旅のお話も聞かせてください。ありささんが訪れた中で、印象に残っている旅先について教えてください。

これまでいろんなところに行ってきましたが、家族で行ったイタリアのサルデーニャ島が最近の旅先では印象に残っています。イタリアといえば、ローマやミラノ、ベネチアなどの人気観光都市がたくさんありますが、サルデーニャ島も最高でした。食べ物はもちろん美味しいですし、地中海の温暖な気候や雰囲気、歴史のある島なので世界遺産もあります。

——なぜサルデーニャ島を旅先に選んだのでしょうか?

子どもがパスタ好きなので、本場のイタリアに行こうという話になりました。そしてビーチやプールでも遊べるところを調べているうちにこの島の存在を知り、しっかり調べてみることに。行ってみると思っていた以上に子どもたちが楽しそうだったので、その姿を見ているだけで幸せでした。どこを歩いてもポストカードになりそうな鮮やかな街並みを、ただただ散歩しているだけでも楽しかったです。

日本からヨーロッパの国々を旅することは大変ですが、ドイツに住んでからというもの、別の国へ遊びに行くハードルがそこまで高くないので今後もいろんなところに行ってみたいですね。

——今、好きなだけ時間を使えるとしたら、どこに行って何をしたいですか?

旅行は誰と行くかで大きく変わってくると思います。一人旅にも憧れますし、友だちとの女子旅も久しぶりにしてみたいなと思います。でも今は家族が笑顔になれるところでゆっくりとした時間を過ごしたいですね。

——宿泊施設を選ぶ際に重要視することはありますか?

子どもがいるのでどうしても子どもが笑顔になれる施設を選んでしまいます。海外だと「キッズクラブ」といって子どもが楽しめるプログラムが充実している施設が多いので、そういうホテルを選びます。またダブル・トリプルルームが使えて家族向けのアクティビティがたくさんあるファミリーホテルだと安心して利用できますね。

——旅先に必ず持っていくものがあれば教えてください。

寝る前に使うアロマスプレーです。香りに包まれて毎日就寝することがルーティンとなっているので旅先にも必ず持っていきます。いつもと同じ香りで眠りにつくことで安心しますし、心身ともにリフレッシュされるので欠かせません。

Profile
佐藤ありさ

1988年生まれ。北海道出身。ファッション誌「Seventeen」のモデルオーディション「ミスセブンティーン2005」に選出され、専属モデルとしてデビュー。その後、「non-no」「MORE」「VERY」などでモデルを務める傍ら、映画などでも活躍。また、「Going!Sports&News」(日本テレビ系)ではお天気キャスターとしてレギュラー出演をはたし、活躍の幅を広げる。2016年に結婚、2017年に出産し、現在はドイツで暮らしている。

人気連載「“Foto” Journal~佐藤ありささが綴る、ドイツからの景色~」はこちらから!

<衣装>
ニット¥41,800、スカート¥82,500(すべてEZUMi)、イヤリング¥31,600、ブレスレット¥88,100(すべてKalevala/kalevalashop.jp)、シューズ¥64,900(NEBULONI E./nebulonie.jp
お問い合わせ:Ri Design.Ltd(リ デザイン) 渋谷区神宮前2-30-9 #201/03-6447-1264

スタイリスト/YOSHI MIYAMASU(SIGNO)
ヘアメイク/森ユキオ
取材・文/安田ナナ
撮影/須田卓馬
撮影協力/星野リゾート 1955 東京ベイ

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