
2025.03.22
女子旅におすすめ|1泊2日・車ナシでも楽しめる!食と体験の東北・山形
旅先でしか味わえない食や体験を楽しみたいという方に、1泊2日の限られた時間で、レンタカーがなくても楽しめる東北・山形のおすすめスポットを紹介します。
東京から新幹線で約2時間の山形・米沢
山形県の最南端に位置する米沢市は、東京から新幹線で約2時間と近くて訪れやすい都市です。
米沢といえば、日本三大和牛で知られる米沢牛が有名ですね。米沢駅近郊で、電車で移動できる女子旅におすすめスポットをピックアップしました。
歴史的な建物でお殿様気分ランチを味わう
米沢城跡の近くに位置し、伝統の郷土料理、米沢牛料理を楽しめる「上杉伯爵邸」。文化的価値の高い建物から、素敵な庭園をながめつつお食事ができます。


お殿様にお出しするにふさわしい料理という意味がこめられた「献膳料理」。お米は100%山形県産のつや姫を使用。伝統の料理をお殿様の気分を味わいながら堪能できます。

敷地内にある和カフェ「和庭」ではテイクアウトもできるドリンクやスイーツを気軽に味わえます。
米沢城跡や上杉神社など城下町の散策を楽しんだ後は「殿様からのごほうび」パフェで疲れを癒やすもよしです。


上杉伯爵邸・和庭:山形新幹線・米沢駅からタクシーで約8分
伝統文化「紅花染め」を体験する
明治17年に織屋として創業した「新田」では、紅花摘み(7月)や紅花染め体験、工房見学ができます(体験料や予約方法はこちら)。
おすすめは「プレミアム体験」。米沢織、よねざわ新田の歴史、紅花染について詳しく教えていただいた後、紅花染め体験、工房見学までできるスペシャルプランです。


工房見学では実際に職人さんたちが機織りをしているところや、代々受け継がれてきた貴重な機織り機などを間近で見ることができます。


紅花染め体験では、ハンカチを好きなように絞り、紅花で染めていきます。先人たちの自然の材料のみで鮮やかに色付ける知識が現代にも受け継がれていることをぜひ体感してみて。


最上紅花で染めた絹製品なども販売されています。私は名刺入れとピアスを自分のお土産に。
株式会社新田:山形新幹線・米沢駅からタクシーで約10分
創業400年を超える酒蔵で日本酒を愛でる
東北最大級の酒蔵資料館である「東光の酒蔵」。
まるで明治時代にタイムスリップしたような館内で、長い歴史をもつ「みちのくの造り酒屋」を見学した後に飲む日本酒は格別です。


希少な東光銘柄を試飲させてもらい、お気に入りの1本を見つけるもよし。
東光の酒蔵の専売酒「東光 御用酒屋の献上酒 純米吟醸 十水仕込」は来館者しか購入できない特別感があるので、お土産にもおすすめ。最初に甘さが、次に日本酒らしさがガツンと来る重めの味わい。一口ずつゆっくり味わいたくなる日本酒です。
オンラインストアでも購入できる「東光吟醸梅酒」も人気。よく飲む梅酒をイメージして飲むと、その違いにびっくりする濃厚な味わいです。ロックやソーダ割がおすすめ。

東光吟醸梅酒 500mL 1,870円(税込)
東光の酒蔵:山形新幹線・米沢駅からタクシーで約6分/市営循環バスあり
米沢旅に欠かせない米沢牛を味わう
米沢駅から徒歩1分という好立地にある「牛鍋おおき」。1923年にを創業された株式会社米沢牛黄木の目利きが厳選した米沢牛を使用。明るくきれいな店内で、米沢牛鍋、米沢牛ステーキをはじめ、山形の食材をつかったおいしい料理とお酒を楽しめます。

複数名でお酒と料理を楽しむのもいいですし、お一人様、お酒が苦手な方にも米沢牛を楽しめる定食スタイルもあるなど、メニューも豊富です。
牛鍋おおき:山形新幹線・米沢駅から徒歩1分
東北の伊勢「熊野大社」で良縁を願う
熊野大社の神様、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、神話の中で一番最初に結ばれた男女の神様。月に一度、満月に近い土日の夜に行われる縁結び祈願祭「月結び」や、夏の時期には風の音に想いをはせる「かなで」のお祭りとして風鈴が境内に飾られるなど、縁結びの楽しみが盛りだくさん。


本殿の裏には3羽のうさぎが隠し彫りされていて、3羽見つけられると良縁に恵まれると伝えられています。かわいらしい縁結びのお守りや御朱印帳など、心をくすぐるアイテムも多数。
熊野神社:フラワー長井線・宮内駅から徒歩約15分
ヘルシーな蒟蒻懐石・スイーツを楽しむ
旅行中はついつい食べ過ぎてしまう、という方も罪悪感なくたくさん食べられる蒟蒻の懐石料理をたのしめる「こんにゃく番所」。


懐石料理だけでなく、売店ではたくさんの蒟蒻を使った土産物や、テイクアウトして食べ歩きできる蒟蒻も。隣接したカフェ「日々蒟蒻」ではコーヒーやソフトクリーム、こんにゃくパイなどが味わえます。


こんにゃく番所・日々蒟蒻:JR奥羽本線・かみのやま温泉駅からタクシーで約15分
地場の食と文化を味わうのが旅の醍醐味
慣れない場所で運転をしなくても、徒歩や公共交通機関、タクシーなどを駆使すれば、地方の魅力を1泊2日でも十分に楽しむことができます。ぜひ山形の食と文化を体験してみてくださいね。

日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ・コスメライター。コスメ薬事法管理者。カネボウ メイクアップ インスティテュート エキスパートコース修了。化粧品の企画開発・品質管理・薬事などに15年ほど従事。訪れた化粧品関連工場は国内外あわせて100カ所以上。化粧品の製造、薬機法にも精通。五感にひびくコスメが好き。草月流師範。Instagram @meisui_0523
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