2024.11.10
オーストラリアの2大ビューティショップで見つけたクリスマスコスメを大公開
オーストラリアもいよいよ夏のクリスマスシーズンがはじまりました。そこで、メルボルンにある2大ビューティショップ「SEPHORA」と「MECCA」で見つけたクリスマスコスメを紹介します。日本未発売のものがたくさんありました!
フランス・パリ生まれ「SEPHORA」とは?
世界中に展開しているSEPHORAは、1970年フランス・パリで創業されました。ブランドの垣根を超えてコスメを購入できるという今までにないショップは瞬く間にヨーロッパで人気となり、誕生から約10年後にニューヨーク第一号店が誕生、現在では27カ国1300を超える店舗を展開しています。
オーストラリアにやってきたのは今から10年前の2014年、国内で32店舗もあります。フランス資本の企業ですが、世界中のトレンドコスメが集まっていて、特にアメリカ生まれのブランドが多い印象です。
オーストラリア生まれ「MECCA」とは?
オーストラリアとニュージーランドの2カ国で展開しているのがMECCA。1997年の創業以来、オーストラリア最大のビューティショップとして幅広い世代から支持されています。
国内100店舗を超え、全州すみずみまで拡大。メーキャップに特化した「MECCA COSMETICA」をはじめ、最近リニューアルしたばかりのメルボルンのセントラル店では、スキンケアキャビン(エステ)を導入するなど、話題が尽きません。オーストラリア生まれのコスメはもちろん、200以上のブランドが揃っています。
11月になると一気にホリデーコスメが増える!
クリスマスコスメが発売される時期は日本とほとんど変わらず10月中旬から。少しずつ売り場スペースやブランド数が増やされて、10月末になると店舗入り口のデコレーションが一気にホリデーに様変わりします。売り場の大きさによってそれぞれ異なり、中には大きなツリーが飾られる店舗もあるそう。
韓国コスメも豊富に揃うSEPHORA
コーナーが大きく、ひと際目立っていたブランドは、リアーナがプロデュースする「FENTY BEAUTY」。SEPHORA限定アイテムがたくさんあって、リップグロストリオやリップルミナイザーを手にとっている人を多くみかけました。
韓国コスメで大人気なのが「LANEIGE」。日本でもリップマスクが人気ですが、オーストラリアでも流行っていて欠品していることもしばしば。リップマスクとリップバームのセットは残りわずかとなっています。
また、アメリカ・ボストン生まれのナチュラルコスメ「Fresh」のシュガーリップが2本入ったキットやリップも目につきやすい入口そばに発見!
特別に用意されたカウンターでは、「SEPHORA FAVOURITES」と題して、スキンケアからコスメ、ブラシ、フレグランスなどオリジナルコスメがずらっと勢ぞろい。
ホリデーシーズンにはポーチやボックスなどに入ったスペシャルなギフトがたくさん登場します。20以上あるアイテムの中からおすすめしたいのは、キラキラしたシルバーのポーチに入ったシートマスクのキット。顔用、フット、目元用などいろいろ入っていますよ。また、オーナメントタイプのミニサイズのコスメもたくさん。お値段もお手頃なので友だちへのお土産にもいいかも!
ホリデーラッピングが可愛すぎるMECCA
コスメを紹介する前にまずお伝えしたいのが、ギフトを飾るショッパーやギフトボックスなどのラッピング。今年はクイーンズランド州を拠点に活動するアーティストのナタリア・フューズさんのデザインが採用されました。ホリデーにぴったりの華やかでポジティブなアートがお店のあちこちに飾られていて、それだけでワクワクしてきます!
MECCAはとにかくディスプレイがこだわっていて、売り場のあちこちにコスメがタワーのように飾られています。ひと際目立っていたのが、ボディケアアイテムが充実している「SOL DE JANEIRO」。早くもアドベンドカレンダーは品薄状態になっていました。
人気ファッションブロガーのネーガン・ミルシャレイが手掛ける「Gisou」のリップオイルとヘアオイルがセットになったキットも発見! また、ヒーローアイテムがセットになった豪華なギフトボックスも話題です。
ホリデーギフトはすべて数量限定ですから、人気ブランドはあっという間に完売します。また、続々新しい限定コスメも入荷するので、この時期はいつもよりだいぶ混みあっています。コスメ好きの方はもちろんですが、ホリデーの雰囲気も楽しめるので、ぜひ遊びに行ってくださいね!
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスの美容ライター、エディターとして20年以上のキャリアをもつ。2023年4月より娘と一緒にオーストラリア・メルボルンへ移住。ナチュラル・オーガニックのビューティのキャッチアップ、ヘルシーなフード、最旬のカフェ事情をはじめ、サステナブルのセミナーや取材など新しい分野にも取り組む。■ウェブサイト: https://www.natsumemadoka.com/
■Instagram: @madoka_natsume
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