2024.10.29
【ベルギー発】インテリアフレグランスブランドで“世界にひとつ”を見つける
ベルギーの首都・ブリュッセルは、ビールやワッフル、チョコレートなどのグルメでも広く知られていますが、10世紀から続く長い歴史と、壮大な歴史的建造物が立ち並ぶ風景が美しいことでも有名な街です。
そんなブリュッセルの街でぜひ訪れて欲しいのが、ベルギー発のインテリアフレグランスブランド「Baobab COLLECTION(バオバブ コレクション)」。
芸術の街で生まれた「香りと美」のブランド
メインストアは街の中心にあり、ヨーロッパ最古のアーケードとして知られるギャルリ・サンテュベール(Galeries Royales Saint Hubert)から徒歩15分の好立地。観光しながらショッピングに立ち寄ることができます。
ベルギーには、現在アウトショップは2店舗。ブリュッセル店は、大通りに面し外観からも伺えるラグジュアリーな雰囲気が目を惹きます。
Baobabは2002年に誕生し、“香りと美のオブジェの最前線”として、世界中で愛されているブランド。その人気は、ヨーロッパに10店舗のフラッグシップストア、高級百貨店やセレクトショップにて世界約90ヵ国、1300店舗以上で取り扱われていることからもうかがえます。
世界にひとつのお気に入りを見つける
店内は洗練された香りで満たされた空間。アフリカ「タンザニア」の魅力にインスピレーションを受けたアイテムが特徴で、鮮やかな色彩と香り豊かな国のムードが漂います。
日本では先日、六本木 蔦屋書店にて行われたPOPUPイベントで、人気商品の「ルームディフューザー」や「キャンドル」に加え、店頭で初のお披露目となった「ホームスプレー」が話題となりました。
こちらの店舗でも、フレグランスからボディ用品まで幅広いラインナップが揃い、気になるものは店員さんに声をかければ、実際に香りを試したり、手に取って見ることができます。
鮮やかなカラーとデザインが目を惹くガラスのボトルは、ひとつひとつ職人の手によって丁寧に手作りされた吹きガラス。よく見ると繊細なデザインの表情がそれぞれ異なります。購入の際、どれにしようか本当に長い時間悩みました…!
大小さまざま、幅広いカラー展開で、ひとつとして同じものが存在しない唯一無二のアイテムのため「オンラインショップでも購入できますが、手作りで少しずつデザインの表情が異なるため、可能であれば実際に店舗で気に入ったものを購入するのがオススメですよ」と店員さんにアドバイスいただきました。
世界を旅する“マイファーストバオバブ”シリーズ
こちらは、ブランドの中でも人気のシリーズで、遊び心溢れる世界観が魅力的なアイテム“マイファーストバオバブ”シリーズ。
世界各国の街並みや旅の思い出からインスピレーションを受けて、その都市のイメージを香りやデザインで表現しています。
豊かな香りは、それぞれの記憶、幸せのひとときなど様々な情景を彷彿とさせ、その街へと誘ってくれます。目を閉じれば、訪れたことがない国も“あぁこんなイメージだな”とまるで行ったことがあるかのような感覚に。
メインプロダクトであるデフューザーやキャンドルなどのホームフレグランスに留まらず、豊富なアイテム展開。ハンドクリームやシャワージェルなど、日本には2024年5月初上陸したばかりの“ボディウェルネスライン”も充実しています。
マイファーストバオバブのシリーズの中でも、特に人気の6種の香り(パリ・マンハッタン・マイアミ・サントロペ・ウーマン・ジェントルマン)のボディケアアイテムがリリースされています。
ブランドに名にもなっている、西アフリカ・ブルキナファソでフェアトレードにより調達された「バオバブ果実」から抽出されたエキスは、ビタミンC(整肌成分)を豊富に含み、肌をみずみずしく柔らかに整えてくれます。
このエキスが配合されているため肌に優しいうえ、使うたびに広がる香りに気分も上がります。また、Baobabの商品を購入することで、バオバブの木がアフリカに植林されるというサスティナビリティな活動も行っており、環境にも優しいところが嬉しいですね。
細部までこだわってデザインされたガラスボトルは、天然顔料と貴金属で細部を埋め、プリントは生分解性のフィルムを手作業でガラスに貼るそう。最後に600度のオーブンを通した後に一体化し完成します。光があたり透明感のあるボトルは、バスルームのインテリアやオブジェとしても美しい存在感があります。
香りは目でも楽しむ時代に
私はたくさんの中から悩みに悩んで、【TOTEM SAND ATACAMA(ディフューザー サンド アタカマ)】のディフューザーをお土産に。
再生可能なガラスボトルと詰め替え用のリフィルを採用していているので、お気に入りをずっと長く使うことができるのが嬉しいポイント。
このサイズでは、1回で4カ月使用可能とのこと(高温、直射日光を避ける)。500㎖デフューザーボトルは2回分(1回250㎖)入っているので、計8カ月持ちます。旅の思い出に香りを選ぶと、自宅に帰ってもその時のことを想い出せるので気に入っています。定期的にスティックの上下を逆さまにすると、香りが拡散されやすくなるそう。
漂う香りを楽しむだけでなく、お気に入りの“世界にひとつ”だけを飾って、お部屋を華やかに彩ってみては。これからのホリデーシーズン、プレゼントや特別なひと時を過ごすのに大活躍の予感です!
ドイツ在住の元CA。システムエンジニアを経て客室乗務員となり、退職後2023年より家族とドイツに住む。学生時代に台湾留学でマスターした中国語と英語に加え、現在はドイツ語の資格取得に挑戦中。異文化交流と新しい体験を求めて、世界中を旅するグルメ探究者。旅先で味わった料理を自宅で再現するのが趣味。ドイツを中心にヨーロッパでの暮らしと旅情報をお届けしていきます。
Instagram:@wakana_log/@wakana_log_germany
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