<FUSE> 目でも舌でも楽しめる!新食感の絶品マカロン #巡る滋賀
滋賀県の最大の魅力といえば、滋賀県の代名詞でもある日本最大の湖・琵琶湖。その他、国宝の「彦根城」やユネスコ世界文化遺産の「比叡山延暦寺」など一度は訪れたい観光スポットもまた有名です。
でも、それだけではありません。有名観光スポット以外に焦点を当て深掘りすると、まだまだ知られていない注目ポイントがたくさん! それを知らないなんてもったいない…!
この連載では、「現地の方がおすすめしたいスポットやお店、それをつくるヒトの魅力をていねいに取材し、お届けする滋賀の観光ガイド“巡る滋賀”」の情報を発信していきます。
滋賀県への旅のきっかけやガイドブックとなりますように…そんな思いを込めて滋賀県の新たな魅力をお伝えします。
#FUSE
パティシエを経験して感じた想い、マカロンとショコラが織りなす専門店「FUSE」
形も色も可愛い。皆さんの思うマカロンはなんですか? もしかしたらイメージが変わるかもしれません。パティシエとして長く経験してきたからこそ、自分がこうしたいと考えるお店をオープンさせた「FUSE(フューズ)」。そこにはどんな想いが詰め込まれているのでしょう。
自分の想う店作り。それがマカロンだった。
大津市、島ノ関駅から歩いて約2分。びわ湖がよく見える場所に、マカロン&ショコラ専門店「FUSE」があります。
中に入るとコンクリートの内装になっており「シックなお店」という印象。厨房が見えており、お子さんが中の作業を見て夢中になっているそうです。インタビュー中にマカロンが出来あがる光景を見て、良い大人も夢中になったのはここだけの話…
シックな場所だからこそ、色鮮やかなマカロンがとても映えています。
マカロンとチョコレート。何故この2種類なのでしょう?
「1番はフードロスが全くない、そこに尽きますね」
そう話すのは「FUSE」を営むオーナーシェフの布施文彦さん。パティシエ時代にトップオブパティシエ実技コンテストで優勝を果たすなど、様々なコンテストで受賞をされている凄腕の持ち主。長年、ケーキを作ってこられたからこその想いがありました。
「ケーキは賞味期限が短かったり切れ端が出てしまったり、目に見えないものも含めてロスが多過ぎるんですよね。埋めたショーケースの95%が売れても残り5%はロスになります。60%しか来てくれなかったら40%もロスになってしまう。毎日毎日ロスの積み重ねみたいな営業になってしまうんで」
その経験からたどり着いたのがマカロン。作っている段階で割れてしまったものはお客様にお配りしていたり、包材もコンパクトにまとめるなど、SDGsにも力を入れておられます。布施さんの、無駄を出さないことへの強い想いが伝わってきます。
また、ここで作られたマカロンは冷凍保存をしても味が落ちません。水分量が多いとそうはいきませんが、布施さんは挟むクリームの水分量を緻密に計算することで、それを可能なものとしました。そうすることで美味しいマカロンを無駄なく安定的に提供することができるのですね。
ところで皆さんはマカロンの味を知っていますか?
そもそも食べたことがないという方も、意外に少なくないのではないでしょうか? 実はここにも布施さんの個性を発揮するための狙いが隠れています。
「マカロンはシュークリームなどと比べて食べた経験値が皆さんあんまりないので、そこをうまく突ければ自分の良さっていうのがストレートに伝わりやすいかなっていう思いがあってマカロンにしました」
もう一つのお菓子チョコレートはニーズが高く、この2つでやろうと決めておられたそうです。チョコでナッツをコーティングしたお菓子、サクサク食感のお菓子、クッキーもあったりと種類豊富。
可愛いパッケージに入っていてどれも美味しそう!
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